トップページ  > 教員個別情報

静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 竹之内 裕文 (TAKENOUCHI Hirobumi)

竹之内 裕文 (TAKENOUCHI Hirobumi)
教授 (兼務:professor)
学術院農学領域 - 生物資源科学系列
未来社会デザイン機構
農学部 - 生物資源科学科 創造科学技術研究部 - 統合バイオサイエンス部門 大学院総合科学技術研究科農学専攻


image-profile
最終更新日:2024/11/15 2:05:16

教員基本情報

【取得学位】
文学博士  東北大学   2002年7月
文学修士  東北大学   1995年3月
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
哲学・倫理学
死生学
農と食の哲学・倫理学
対話の理論と実践(対話カフェ)
【現在の研究テーマ】
対話による死生学の再構築
農と食の哲学
生命環境倫理学の構築
ウェルビーイングの哲学
【研究キーワード】
哲学・倫理学, 対話, 生と死, 農と食, 生命と環境
【所属学会】
・日本医学哲学倫理学会
[備考]評議員、副研究委員長
・静岡哲学会
[備考]理事
[備考]Director(理事)
[備考]Editorial board member
・日本臨床死生学会
[備考]副編集委員長
【個人ホームページ】
https://wwp.shizuoka.ac.jp/philosophy/https://wwp.shizuoka.ac.jp/philosophy/
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. 「死」は共有可能か?ーーハイデガーと和辻との対話ーー
『電子ジャーナル Heidegger-Forum』 vol.18/ 110-122 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 竹之内 裕文
[2]. 対話を通して生と死を学び合う――これからの死生学のために
『エンドオブライフケア学 ”自分らしく生きる”哲学』、日本看護協会出版会 / 27-35 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 竹之内 裕文
[3]. 喪失と死を共に受けとめ、助け合って生きる――コンパッション都市・コミュニティという試み
『エンドオブライフケア学 ”自分らしく生きる”哲学』、日本看護協会出版会 / 116-124 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 竹之内 裕文
[4]. コンパッション都市の基礎理論ーー成熟した人間的共感としてのコンパッションーー
『文化と哲学』、静岡哲学会編 /40 1-18 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 竹之内裕文
[5]. コンパッション都市の基本的な考え方ー『コンパッション都市』を読む
『緩和ケア』、青海社 34/4 299-307 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 竹之内 裕文
【著書 等】
[1]. 死とともに生きることを学ぶーー死すべきものたちの哲学
ポラーノ出版 (2023年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 単著
[著者]竹之内裕文 [総頁数] 323 [担当頁] 1-323
[備考] 第2版、改訂版
[2]. いのちと霊性 キリスト教講演集
教友社 (2023年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]仙台白百合女子大学カトリック研究所編 [担当範囲] 第Ⅱ部 限界状況に生きる人間 [総頁数] 471 [担当頁] 186‐230
[備考] 本人担当部分:限界づけられた生を受け継ぐー恩師からのはがき(186-230頁)
[3]. コンパッション都市 公衆衛生と終末期ケアの融合
慶応義塾大学出版会 (2022年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 監修
[著者]アラン・ケレハー著、竹之内裕文・堀田聰子監訳 [総頁数] 353 [担当頁] 1-353
[備考] 全体の監訳に加えて、監訳者解説-コンパッション都市・コミュニティと日本社会のチャレンジ(297-326頁)、監訳者あとがき(327-331頁)を単独執筆
[4]. ハイデガー事典
昭和堂 (2021年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]竹之内裕文 [総頁数] 642 [担当頁] 266-267貢
[備考] 環境思想とハイデガー-地上に住むことを学びなおす
[5]. 死とともに生きることを学ぶーー死すべきものたちの哲学
ポラーノ出版 (2019年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 単著
[著者]竹之内裕文 [総頁数] 317 [担当頁] 1-317
[備考] 関西生命倫理研究会(2020年6月13日)では、本書の合評会が行われた。 第14回日本医学哲学・倫理学会・学会賞受賞(2020年10月17日)
【学会発表・研究発表】
[1]. Compassionate Town Matsuzaki the first attempt led by local goverment
8th Public Health Palliative Care International Conference (2024年10月23日) 招待講演
[発表者]Hirobumi Takenouchi
[備考] Kornhausform Bern、研究発表
[2]. Nationwide trends of CC in recent Japan
8th Public Health Palliative Care International Conference (2024年10月23日) 招待講演
[発表者]Hirobumi Takenouchi
[備考] Kornhausform Bern、研究発表
[3]. コンパッション都市・コミュニティの実践と理論―—コンパッションによるコミュニティ形成の試み
第45回静岡哲学会大会 (2023年11月3日) 招待講演
[発表者]竹之内裕文
[備考] 静岡コンベンションアーツセンター(グランシップ)、研究発表
[4]. 「死」は共有可能か?―ハイデガーと和辻との対話
第18回ハイデガー・フォーラム (2023年9月23日) 招待講演以外
[発表者]竹之内裕文
[備考] 大阪教育大学、第8回ハイデガー・フォーラム渡邊二郎賞受賞
[5]. 「コンパッション」に支えられたコミュニティを育てるー死と喪失を共に受けとめ、助け合うためにー
日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in仙台プレ大会 (2023年3月26日) 招待講演
[発表者]竹之内裕文
[備考] オンライン開催
【共同・受託研究】
[1]. 国際共同研究 End of Life Care in the United Kingdom and Japan-Intersections in Culture, Practice and Policy
分担 ( 2019年1月 ~ 2020年3月 )
[相手先] University of Glassgow
[備考] ESRC-AHRC UK-Japan SSH Connections grants, Co-Investigator, MITORI PROJECT, 研究経費£52,500 Funded by The Economic and Social Research Council and Arts a
[2]. 国際共同研究 The Welcome Trust funded project Global Interventions at the End of Life
分担 ( 2014年1月 )
[相手先] University of Glassgow
【科学研究費助成事業】
[1]. 死生を支え合うコミュニティの思想的拠り所の究明——対話とコンパッションを糸口に ( 2022年4月 ~ 2026年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[2]. 臨床現場との対話に基づくホスピス・緩和ケアの哲学の構築 ( 2015年4月 ~ 2018年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. 持続可能な食農システムをめざす倫理的行動規範の構築:住民参加型アプローチの可能性 ( 2014年4月 ~ 2017年3月 ) 基盤研究(B) 分担

[4]. 北欧の在宅・地域ケアに繋がる生活世界アプローチの思想的基盤の解明 ( 2013年4月 ~ 2015年3月 ) 基盤研究(B) 分担

[5]. 高齢者介護に関わる人材の資質向上プログラムの作成と効果測定にかかる研究 ( 2012年4月 ~ 2015年3月 ) 基盤研究(C) 分担

【外部資金(科研費以外)】
[1]. 松崎町で映画をつくり、地域をつくる (2022年7月 - 2023年2月 ) [制度名] 令和5年度静岡大学地域連携応援プロジェクト [担当区分] 研究代表者
[備考] プロジェクト代表
[2]. 松崎町で映画をつくり、地域をつくる (2022年7月 - 2024年3月 ) [制度名] 令和5年度静岡大学地域連携応援プロジェクト成果報告書 [担当区分] 研究代表者
[備考] プロジェクト代表
[3]. ‘The MITORI project, End of Life Care in the United Kingdom and Japan- Intersections in Culture, Practice and Policy’ (2019年1月 - 2020年9月 ) [制度名] SRC-AHRC (The Economic and Social Research Council and Arts and Humanities Research CouEncil) UK-Japan SSH Connections grants [担当区分] その他
[備考] Co-Investigator
[4]. 在宅ターミナルケアを阻害する社会的・文化的因子の構造解析 (2008年4月 - 2009年3月 ) [提供機関] ファイザーヘルスリサーチ振興財団 [制度名] 研究助成
[5]. 看取る文化の再構築――在宅ホスピスのための死生観教育プログラムの開発 (2007年4月 - 2008年3月 ) [提供機関] 財団法人 笹川医学医療研究財団 [制度名] 在宅ホスピス緩和ケア研究助成
【受賞】
[1]. 第8回ハイデガー・フォーラム渡邊二郎賞 「死」は共有可能か? ―ハイデガーと和辻との対話 (2023年9月)
[授与機関] ハイデガー・フォーラム
[2]. 日本医学哲学・倫理学会 学会賞(2020年度) 竹之内裕文著『死とともに生きることを学ぶ 死すべきものたちの哲学』(ポラーノ出版、2019年) (2020年10月)
[授与機関] 日本医学哲学・倫理学会
[3]. 地域農林経済学会特別賞(2019年度) 秋津元輝・佐藤洋一郎・竹之内裕文編『農と食の新しい倫理』昭和堂 2018年5月 (2019年10月)
[授与機関] 地域農林経済学会
【学会・研究会等の開催】
[1]. 未来社会デザインセミナー 対話ファシリテーション塾 (2023年8月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] みしま未来研究所
[備考] 講師、令和5年8月19日~20日、未来社会デザイン機構主催
[2]. プロジェクト研究所「対話・コミュニティ共創デザイン研究所」公開研究会④「自然、文化、コミュニティ~コミュニティのデザインを支えるもの」 (2022年1月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] オンライン開催
[備考] 令和4年1月10日
[3]. プロジェクト研究所「対話・コミュニティ共創デザイン研究所」公開研究会①「臨床の現場と対話~なぜ医療現場で対話するのか」 (2021年12月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] オンライン開催
[備考] 令和3年12月12日
[4]. プロジェクト研究所「対話・コミュニティ共創デザイン研究所」公開研究会②「『対話』をどう捉えるか~その可能性と限界」 (2021年12月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] オンライン開催
[備考] 令和3年12月12日
[5]. プロジェクト研究所「対話・コミュニティ共創デザイン研究所」公開研究会③「コミュニティとコンパッション~コンパッション都市・コミュニティの展開とそれを支える思想」 (2021年12月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] オンライン開催
[備考] 令和3年12月19日
【その他学術研究活動】
[1]. 静岡大学教員特別研修による在外研究 (2011年4月 - 2012年4月 )
[備考] Guest Professor(University of Boras, Sweden)
[2]. 夏季短期留学 学生引率(ネブラスカ大学オマハ校) (2006年8月 - 2006年8月 )
[備考] 静岡大学学生(全学)の夏季短期留学引率
[3]. 学術雑誌等の編集(思索)東北大学 (2003年4月 - 2006年3月 )
[備考] 編集委員

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(博士) 環境倫理 (2024年度 - 後期 )
[2]. 大学院科目(博士) 生命倫理 (2024年度 - 後期 )
[3]. 学部専門科目 フードシステムデザイン論 (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 農食コミュニティデザイン演習 (2024年度 - 前期 )
[5]. 学部専門科目 農と食の哲学 (2024年度 - 前期 )
【指導学生数】
2024年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
2023年度
卒研指導学生数(3年) 5 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 3 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
【その他教育関連情報】
[1]. AO入試(小論文・集団討論)の責任者 (2019年10月 )
[2]. 農学部FD特別企画「農学を教える人のための農学塾(第一弾)」 (2019年9月 )
[備考] これからの農業教育を展望する―土壌学の来し方 行く末ー、静岡大学、10月24日
[3]. 2019年度農食コミュニティデザイナー認定式 (2019年8月 )
[備考] 静岡大学、8月10日
[4]. 静岡大学農学部 現代GPシンポジウム「都市と農村をどう結ぶか――日本農業の再生へむけて」 (2019年3月 )
[備考] 企画・座長、清水テルサ
[5]. 静岡大学農学部・夏のワークショップ~農と食のコミュニティデザインのために~ (2018年8月 )
[備考] ファシリテーター、静岡大学、8月8日

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 公開講座 NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク 第3回全国の集い in 福岡 2024 (2024年11月 )
[内容] 対話を通して生と死を学びあう
[備考] 中村学園大学、11月3日、講師・ファシリテーター  
[2]. 公開講座 第53回死生学カフェ (2024年10月 )
[内容] 討論テーマ 人が呼びかけに応答してしまうのはなぜか
[備考] Eternai Buddy、10月19日
[3]. 公開講座 NPO法人東京自由大学シリーズ講座【こころをめぐる冒険】第2回 (2024年10月 )
[内容] ともにあることとそれぞれであること:「対話」を問い直す
[備考] 緑が丘文化会館、10月6日、永井玲衣×竹之内裕文  
[4]. シンポジウム 日本エンドオブライフケア学会第7回学術集会 市民公開シンポジウム (2024年10月 )
[内容] 最後までその人らしく過ごすための社会基盤づくり
[備考] 金沢歌劇座、10月13日、講師
[5]. 講演会 日本エンドオブライフケア学会第7回学術集会  (2024年10月 )
[内容] コンパッション都市・コミュニティーー喪失と死をともに受けとめ、助けあって生きる
[備考] 金沢歌劇座、10月14日、講師
【報道】
[1]. 新聞 『社会人講座』 原文とさまよう思考の森 (2024年7月28日)
[備考] 静岡新聞朝刊19面
[2]. 雑誌 子どもに「人は死んだらどうなるの?」と聞かれたらどう答えるか 大人でも難しい疑問への向き合い方 (2023年9月11日)
[概要]親と子のコミュニケーション術
[備考] 朝日新聞 EduA、https://www.asahi.com/edua/article/14994002
[3]. その他 葬儀に価値を感じない人が価値を感じるお別れとは何か?僕たちはサボらずに考えなければいけない (2023年5月29日)
[概要]インタビュー記事
[備考] いい葬儀、https://www.e-sogi.com/guide/27396/ 
[4]. 新聞 慈悲の地域づくり学ぶ 「コンパッション都市」テーマ (2023年4月4日)
[概要]日本ホスピス・在宅ケア研究会
[備考] 文化時報 6ページ
[5]. 新聞 社会問題解決策を議論 静岡大 地域と連携プロジェクト (2022年10月9日)
[備考] 静岡新聞朝刊20面
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 日本バプテスト女性連合・わたしたちのひろば (2023年11月 ) [団体名] 日本バプテスト女性連合
[活動内容]対話ファシリテーター
[備考] 隔月
[2]. CC連絡会 (2023年11月 - 2018年11月 ) [団体名] Compassionate Cities and Communities JP
[備考] 代表
[3]. 日本バプテスト女性連合・機構改革検討委員会 (2023年3月 ) [団体名] 日本バプテスト女性連合
[活動内容]会議ファシリテーター
[備考] 計9回
[4]. 札幌カンファレンス理事会 (2019年4月 )
[活動内容]がん緩和ケアに関する国際会議
[備考] 役割(理事)
[5]. 科学研究費委員会 (2017年12月 - 2018年11月 )
[備考] 役割(専門委員)
【その他社会活動】
[1]. 動画「死と喪失を共に受けとめ、助け合って生きる~ヒロの物語」作成 (2024年3月 )
[2]. 映画「BEN BEN」作成 (2024年3月 )
[3]. ユニバーサル・ホスピスマインドチャンネル 第8回コンパッション都市とユニバーサル・ホスピスマインドチャンネル(YouTube番組)出演 (2023年2月 )
[備考] 日本エンドオブライフケア協会、https://www.youtube.com/watch?v=3NZhuRc1HoM
[4]. 松崎町まちづくりアドバイザー (2022年2月 - 2023年3月 )
[備考] 助言指導
[5]. 哲学塾 (2019年4月 )
[備考] 主宰

国際貢献実績

管理運営・その他

【所属長等】
[1]. 大学院農学研究科共生バイオサイエンス専攻長 (2013年4月 - 2014年3月 )
【特記事項】
1995-2002 ハイデガー宗教現象学についての研究2002-現在 地域の自然と文化に支えられた死の探究2005-現在 自然における人間の位置をめぐる研究