トップページ  > 教員個別情報

静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 石橋 秀巳 (ISHIBASHI Hidemi)

石橋 秀巳 (ISHIBASHI Hidemi)
准教授
学術院理学領域 - 地球科学系列
理学部 - 地球科学科 大学院総合科学技術研究科理学専攻 - 地球科学コース
防災総合センター


image-profile
最終更新日:2024/10/16 2:05:12

教員基本情報

【取得学位】
博士(理学)  九州大学   2005年3月
修士(理学)  九州大学   2002年3月
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
マグマ科学
火山学
火成岩岩石学
【現在の研究テーマ】
マグマの物性
火山噴火プロセス
火成岩の形成プロセス
【研究キーワード】
マグマ, レオロジー, 火山, 火成岩
【所属学会】
・日本地球科学連合
・米国地球物理学会
・日本地質学会
・日本鉱物科学会
・日本火山学会
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Chondrule-like objects and a Ca-Al-rich inclusion from comets or comet-like icy bodies
Geochimica et Cosmochimica Acta in press/ - (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Takaaki Noguchi, Daisuke Nakashima, Takayuki Ushikubo, Wataru Fujiya, Noriaki Ohashi, John P. Bradley, Tomoki Nakamura, Noriko T. Kita, Peter Hoppe, Hidemi Ishibashi, Makoto Kimura, Naoya Imae [備考] 結晶作用の熱力学シミュレーションを担当した。
[DOI]
[2]. 書評 「オール・イン・ワンの火山学 入門書」
地震ジャーナル 77/ 95-95 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 石橋秀巳 [備考] 藤井敏嗣 著 火山:地球の脈動と人の関わり(サイエンスパレット038)に関する書評です。
[URL] [DOI]
[3]. 鉱物温度計による温度の推定
火山 69 /1 3-13 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 石橋秀巳 [URL] [DOI]
[4]. 火山性ケイ酸塩メルトのレオロジー:近年の研究動向
静岡大学地球科学研究報告 51/ 35-43 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 石橋秀巳 [URL] [DOI]
[5]. Genesis of andesitic magma erupted at Yufu Volcano, Kyushu Island, Southwest Japan arc: Evidence from the chemical compositions of amphibole phenocrysts
Journal of Petrology in press/ in press- (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ikuo Okada, Tomoyuki Shibata, Masako Yoshikawa, Hidemi Ishibashi, Takeshi Sugimoto, Yasutaka Hayasaka
【著書 等】
[1]. 静岡の大規模自然災害の科学
静岡新聞社 (2020年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]石橋秀巳 [担当範囲] 第Ⅲ部2章 [総頁数] 255 [担当頁] 140-151
[備考] 岩田孝仁・北村晃寿・小山真人(編)の一部を分担執筆
[2]. 静岡の大規模自然災害の科学
静岡新聞社 (2020年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]三井雄太・石橋秀巳 [担当範囲] 第Ⅲ部コラム2 [総頁数] 255 [担当頁] 152-154
[備考] 岩田孝仁・北村晃寿・小山真人(編)の一部を分担執筆
【学会発表・研究発表】
[1]. 西之島2020 年噴火で噴出した火山灰の組織的多様性
日本火山学会2024年秋季大会 (2024年10月) 招待講演以外
[発表者]森遥平、石橋秀巳,安田敦
[備考] 主催団体:日本火山学会 開催場所:北海道立道民活動センター「かでる2・7」
[2]. 富士山1707年噴火のクリスタルマッシュ状斑れい岩捕獲岩中の粒間相の組織解析
日本火山学会2024年秋季大会 (2024年10月) 招待講演以外
[発表者]西ヶ谷琴音、石橋秀巳,大塚芽久,外西奈津美,安田敦
[備考] 主催団体:日本火山学会 開催場所:北海道立道民活動センター「かでる2・7」
[3]. 噴出物から探る三宅島火山すおう穴-風早噴火の噴火過程
日本火山学会2024年秋季大会 (2024年10月) 招待講演以外
[発表者]橋本咲、安田敦、石橋秀巳,下司信夫,外西奈津美
[備考] 主催団体:日本火山学会 開催場所:北海道立道民活動センター「かでる2・7」
[4]. 6.4ka池田カルデラ噴火の噴火準備過程
日本火山学会2024年秋季大会 (2024年10月) 招待講演以外
[発表者]佐藤月彦、安田敦、石橋秀巳,西原歩
[備考] 主催団体:日本火山学会 開催場所:北海道立道民活動センター「かでる2・7」
[5]. 西南日本弧由布岳安山岩の端成分マグマの起源
日本火山学会2024年秋季大会 (2024年10月) 招待講演以外
[発表者]岡田郁夫、柴田知之、吉川雅子、石橋秀巳、杉本健、早坂康隆
[備考] 主催団体:日本火山学会 開催場所:北海道立道民活動センター「かでる2・7」
【共同・受託研究】
[1]. 国内共同研究 次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト 課題C:火山噴火の予測技術の開発
分担 ( 2024年4月 ~ 2025年3月 )
[相手先] 東京大学地震研究所
[備考] 課題Cサブテーマ1火山噴出物分析による噴火事象分岐予測手法の開発
[2]. 国内共同研究 次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト 課題C:火山噴火の予測技術の開発
分担 ( 2023年4月 ~ 2024年3月 )
[相手先] 東京大学地震研究所
[備考] 課題Cサブテーマ1火山噴出物分析による噴火事象分岐予測手法の開発
[3]. 国内共同研究 次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト 課題C:火山噴火の予測技術の開発
分担 ( 2022年4月 ~ 2023年3月 )
[相手先] 東京大学地震研究所
[備考] 課題Cサブテーマ1火山噴出物分析による噴火事象分岐予測手法の開発
[4]. 国内共同研究 次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト 課題C:火山噴火の予測技術の開発
分担 ( 2021年4月 ~ 2022年3月 )
[相手先] 東京大学地震研究所
[備考] 課題Cサブテーマ1火山噴出物分析による噴火事象分岐予測手法の開発
[5]. 国内共同研究 次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト 課題C:火山噴火の予測技術の開発
分担 ( 2020年4月 ~ 2021年3月 )
[相手先] 東京大学地震研究所
[備考] 課題Cサブテーマ1火山噴出物分析による噴火事象分岐予測手法の開発
【科学研究費助成事業】
[1]. 西之島・福徳岡ノ場の噴火にマグマの酸化還元状態が果たす役割 ( 2024年4月 ~ 2028年3月 ) 基盤研究(B) 分担

[2]. 苦鉄質プリニー式噴火の火道浅部結晶化過程と破砕メカニズムの解明 ( 2022年4月 ~ 2025年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. 結晶内弾性変形のナノスケール可視化法の開発 ( 2020年4月 ~ 2022年3月 ) 挑戦的研究(萌芽) 分担

[4]. 苦鉄質マグマの火道上昇に伴う物性変化とその噴火ダイナミクスへの影響の解明 ( 2019年4月 ~ 2022年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[5]. 低粘性の玄武岩質マグマの爆発的噴火メカニズムの解明 ( 2016年4月 ~ 2019年3月 ) 基盤研究(C) 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. (2017年9月 - 2018年3月 ) [提供機関] 伊豆半島ジオパーク推進協議会 [制度名] 伊豆半島ジオパーク学術研究支援事業補助金
[2]. (2016年9月 - 2017年3月 ) [提供機関] 伊豆半島ジオパーク推進協議会 [制度名] 伊豆半島ジオパーク学術研究支援事業補助金
[3]. (2015年7月 - 2016年2月 ) [提供機関] 伊豆半島ジオパーク推進協議会 [制度名] 伊豆半島ジオパーク学術研究支援事業補助金
【受賞】
[1]. 日本火山学会研究奨励賞 (課題名:マグマの粘性と結晶化に関する研究) (2012年5月)
[備考] 授与団体名:日本火山学会
【学会・研究会等の開催】
[1]. 日本火山学会2022年秋季大会 (2022年11月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 三島市民文化会館
[備考] 現地LOCを勤めた。
[2]. JpGU2019[S-CG54] 地球惑星科学におけるレオロジーと破壊・摩擦の物理  (2019年5月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 千葉県幕張(日本)
[備考] セッションの共同コンビーナを務めた。
[3]. JpGU2018[S-CG63] 地球惑星科学におけるレオロジーと破壊・摩擦の物理  (2018年5月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 千葉県幕張(日本)
[備考] セッションの共同コンビーナを務めた。
[4]. JpGU2017 [S-CG74] 地球惑星科学におけるレオロジーと破壊・摩擦の物理  (2017年5月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 千葉県幕張(日本)
[備考] セッションの共同コンビーナを務めた。
[5]. JpGU2016 [S-CG58] 地球惑星科学におけるレオロジーと破壊・摩擦の物理  (2016年5月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 千葉県幕張(日本)
[備考] セッションの共同コンビーナを務めた。
【その他学術研究活動】
[1]. 日本火山学会学会誌「火山」編集委員 (2022年7月 - 2024年7月 )
[備考] 日本火山学会学会誌「火山」編集委員
[2]. 日本火山学会学会誌「火山」編集委員 (2020年7月 - 2022年7月 )
[備考] 日本火山学会学会誌「火山」編集委員

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 地球科学卒業演習Ⅱ (2024年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 火山学 (2024年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 地球科学研究入門 (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 岩石学 (2024年度 - 前期 )
[5]. 学部専門科目 地球科学課題研究Ⅰ (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2023年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 5 人
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 学部生の指導学生数は、4~7月まで5名(うち1名休学)。8月以降は8名。
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 学部生の指導学生数は、4~7月まで4名。8月以降は7名。
2021年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 2 人
[備考] 学部生の指導学生数は、4~7月まで4名。8月以降は8名。
2020年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 学部生の指導学生数は、4~7月まで2名。8月以降は6名。
2019年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
[備考] 学部生の指導学生数は、4~7月まで4名。8月以降は6名。
【指導学生の受賞】
[1]. 日本地球惑星科学連合2022年大会学生優秀発表賞 (2022年7月)
[受賞学生氏名] 吉田那緒 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 日本地球惑星科学連合
[備考] 発表題目 「伊豆大島1986年B噴火の石英を含む深成岩捕獲岩:マッシュ状マグマ溜まりプロセスへの示唆」 吉田那緒、石橋秀巳、外西奈津美、安田敦、千葉達朗
[2]. 日本火山学会学生口頭発表賞 (2017年11月)
[受賞学生氏名] 菅野拓矢
[授与団体名] 日本火山学会
[備考] 発表題目 「富士火山,2500年前のS-18サブプリニ―式噴火のプレ噴火プロセス」 菅野拓矢、石橋秀巳、外西奈津美、安田敦
[3]. 学生優秀口頭発表賞 (2016年10月)
[受賞学生氏名] 天野大和
[授与団体名] 日本火山学会
[備考] 発表題目 「富士火山宝永噴火の玄武岩質マグマ上昇過程: 斜長石マイクロライトからの制約」 天野大和、石橋秀巳、外西奈津美、安田敦
【その他教育関連情報】
[1]. 静岡大学FSS(未来の科学者養成スクール)で高校生1名の研究指導 (2023年12月 - 2024年3月 )
[備考] 静岡大学FSS(未来の科学者養成スクール)で、高校生1名の研究指導を行う。
[2]. 北海道大学集中講義 (2022年2月 - 2022年3月 )
[備考] 北海道大学理学部で、大学院(修士)向けの集中講義(12時間)を実施した。
[3]. 大阪市立大学集中講義「地球物質進化学特別講義1」 (2021年11月 - 2021年11月 )
[備考] 大阪市立大学で、大学院(修士)向けの集中講義(15時間)を実施した。
[4]. 静岡大学FSS(未来の科学者養成スクール)で高校生1名の研究指導 (2020年9月 - 2021年3月 )
[備考] 静岡大学FSS(未来の科学者養成スクール)で、高校生1名の研究指導を行う。
[5]. 静岡大学FSS(未来の科学者養成スクール)で高校生1名の研究指導 (2017年8月 - 2018年1月 )
[備考] 平成29年度科学技術振興機構「グローバルサイエンスキャンパス」の委託を受けて実施される静岡大学FSS(未来の科学者養成スクール)で、高校生1名の研究指導を行う。

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 出張講義 静岡市立高校科学探究科出張講義 (2024年7月 )
[内容] 富士山の火山学
[備考] 静岡市立高校 科学探究科1年生を対象とし、火山学の基礎と富士山について講義した。
[2]. 出張講義 火山学入門/伊豆大島火山 (2024年3月 )
[内容] 静岡雙葉学園の生徒を対象に、火山学と伊豆大島に関する授業を行った。
[備考] 静岡雙葉学園
[3]. シンポジウム 小山真人教授退職記念シンポジウム (2024年3月 )
[内容] 伊豆弧北部のマグマ研究について
[備考] 静岡県地震防災センター
[4]. 出張講義 静岡市立高校科学探究科出張講義 (2023年7月 )
[内容] 富士山の火山学
[備考] 静岡市立高校 科学探究科1年生を対象とし、火山学の基礎と富士山について講義した。
[5]. 出張講義 静岡市立高校科学探究科野外実習指導 (2023年7月 )
[内容] 富士山の地形・地質の観察
[備考] 7/22~23にかけて、静岡市立高校科学探究科の1年生を対称に、富士山周辺で野外実習指導を行った。
【報道】
[1]. 新聞 静岡新聞 おちゃのこサイサイサイエンス第8回「富士山のマグマはどこから来るの?」 (2015年11月2日)
[概要]富士山のマグマの成因を簡単に解説した。
[2]. テレビ NHK ブラタモリ#20 富士山の美~富士山はなぜ美しい~ (2015年10月24日)
[概要]案内者(教育学部小山教授)がタモリを富士山へと案内し、なぜ富士山が美しいか、その原因について解説する。
[備考] 番組中で、案内者(教育学部小山教授)の同僚で岩石の分析者として紹介された。 http://www.nhk.or.jp/buratamori/list/index.html
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 広報委員会 (2022年8月 - 2024年7月 ) [団体名] 日本鉱物科学会
[2]. 火山編集委員会 (2022年7月 - 2024年6月 ) [団体名] 日本火山学会
[活動内容]日本火山学会の学会誌「火山」の編集
[3]. 広報委員会 (2020年8月 - 2022年7月 ) [団体名] 日本鉱物科学会
[4]. 火山編集委員会 (2020年7月 - 2022年6月 ) [団体名] 日本火山学会
[活動内容]日本火山学会の学会誌「火山」の編集
[5]. 広報委員会 (2018年8月 - 2020年7月 ) [団体名] 日本鉱物科学会
【その他社会活動】
[1]. 2013年3月の新燃岳火山噴火の際、防災科学技術研究所の防災情報の発信に協力しました。 (2018年3月 )
[備考] http://gisapps.bosai.go.jp/nied-crs/2018-0003/index.html

国際貢献実績

管理運営・その他

【特記事項】
・学会誌「火山」(日本火山学会)編集担当論文数:2020年度(2件)、2021年度(6件)、2022年度(6件)、2023年度(6件)、2023年度(2件) ・2024年10月:グローバルサイエンスキャンパスFSS未来の科学者養成スクールで研究指導している高津圭悟君(静岡高校)が、サイエンスコンファレンス2024で優秀賞を受賞した。 ・2024年6月:グローバルサイエンスキャンパスFSS未来の科学者養成スクールで研究指導している高津圭悟君(静岡高校)が、JpGU2024高校生セッションで佳作を受賞した。 ・2022年6月:グローバルサイエンスキャンパスFSS未来の科学者養成スクールで研究指導している鬼塚寛士君(富士高校)が、JpGU2022高校生セッションで最優秀賞を受賞した。