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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 小川 直人 (Ogawa Naoto)

小川 直人 (Ogawa Naoto)
教授
学術院農学領域 - 応用生命科学系列
農学部 - 応用生命科学科 大学院総合科学技術研究科農学専攻 - 共生バイオサイエンスコース


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最終更新日:2024/10/30 2:05:06

教員基本情報

【取得学位】
博士(農学)  東京大学   2000年11月
【研究分野】
ライフサイエンス - 応用微生物学
ライフサイエンス - 植物栄養学、土壌学
【現在の研究テーマ】
微生物による芳香族化合物分解機構の解明
LysRタイプ転写調節因子による細菌の遺伝子発現調節機構の解明
【研究キーワード】
微生物、細菌、芳香族化合物、分解、転写調節、発現調節、LysRタイプ転写調節因子
【所属学会】
・日本ゲノム微生物学会
・日本土壌微生物学会
・日本微生物生態学会
・日本土壌肥料学会
・日本農芸化学会
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. LfaR, a LacI Transcriptional Regulator, is Involved in Phytopathogenesis of Dickeya dadantii 3937
土と微生物 78/2 68-77 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Dina Istiqomah, Tri Joko, Masahiro Umehara, Takumi Rachi, Naoko Kanuma, Ryota Moriuchi, Hisae Hirata, Naoto Ogawa, Shinji Tsuyumu
[2]. Manuka Honey Inhibits Biofilm Formation and Reduces the Expression of the Associated Genes in Pectobacterium brasiliense
Scientifica 2024/ - 8837149 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Tri Joko, Sheila Ava, Isna Nurifa Sasmita Putri, Siti Subandiyah, Muhammad Saifur Rohman, Naoto Ogawa [DOI]
[3]. Complete genome sequence of Paraburkholderia sp. strain 22B1P capable of utilizing 3-chlorobenzoate as a carbon source
Microbiology Resource Announcements 13/4 - e0123523 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ryota Moriuchi, Rion Sano, Shuma Fujii, Yuito Suzuki, Miyune Makita, Yo Kawashima, Takumi Shirakawa, Renki Shindo, Tatsumi Shinkai, Kaede Miura, Moka Hirose, Momiji Nakajima, Asahi Kurokawa, Rituparna Chetia, Chiharu Hirokawa, Tomoko Suzuki, Yukiko Ito, Hiroki Murano, Hideo Dohra, Naoto Ogawa, Yu Kanesaki [DOI]
[4]. A Brief Overview of LacI-Family Transcriptional Regulators in Bacteria
Reviews in Agricultural Science 11/ 310-325 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Dina Istiqomah, Tri Joko, Naoto Ogawa [DOI]
[5]. Isolation and Genomic Analysis of 3-Chlorobenzoate-Degrading Bacteria from Soil
Microorganisms 11/ - 1684 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Ifat Ara, Ryota Moriuchi, Hideo Dohra, Kazuhide Kimbara, Naoto Ogawa, Masaki Shintani [DOI]
【著書 等】
[1]. 日本の土壌事典-分布・生成から食料生産・保全管理まで-
朝倉書店 (2023年)
[著書の別]その他
[単著・共著・編著等の別] 共編者
[著者]小川直人、浅川晋、渡邉彰、高田裕介 [担当範囲] 第8章 中部地方 [担当頁] p.254-278.
[備考] 第8章「中部地方」の共編者
[2]. The Soils of Japan (World Soils Book Series)
Springer (2021年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共編者
[著者]Naoto Ogawa, Susumu Asakawa, Jun Murase, Akira Watanabe (eds), Hirotatsu Murano, Hidetaka Sasaki, Kouichi Hosokawa, Masashi Saitou, Minako Kanda, Fumio Uno, Jun Koike, Hitoshi Watanabe, Masahiro Kasuya, Yuhei Hirono, Masayuki Hara [担当範囲] Chapter 8 Chubu Region (Hokuriku/Tokai) 共同編集 [担当頁] p.273-298.

[3]. 土壌生化学(実践土壌学シリーズ3)
朝倉書店 (2019年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]小川直人 [担当範囲] 合成有機物(第4章 炭素の循環-土壌有機物の分解と炭素化合物の代謝-) [総頁数] 181 [担当頁] p.53-61
[4]. Plasmid Biology
American Society for Microbiology (2004年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]Naoto Ogawa,A. M. Chakrabarty,Olga Zaborina
[備考] 共著担当箇所(Degradative Plasmids p.341-376)
[5]. 遺伝生態情報の可能性(東北大学遺伝生態研究センターIGEシリーズ23)
東北大学遺伝生態研究センター (1996年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]宮下清貴,藤井毅,小川直人
[備考] P.137-149「土壌の腐生性細菌から見たゲノム研究と遺伝生態研究の接点」
【学会発表・研究発表】
[1]. 植物病原性細菌 Dickeya dadantii の病原性関連遺伝子発現調節機構の解析
日本土壌微生物学会2024年度名古屋大会 (2024年6月15日) 招待講演以外
[発表者]鹿沼奈緒子、赤田啓、良知拓実、Tri Joko、小川直人
[備考] 名古屋大学野依記念学術交流館
[2]. 芳香族塩素化合物分解細菌のRNAポリメラーゼとそのσ因子の解析
日本土壌微生物学会2024年度名古屋大会 (2024年6月15日) 招待講演以外
[発表者]島田結衣、藤井幸太朗、良知拓実、小川直人
[備考] 名古屋大学野依記念学術交流館
[3]. Isolation of 3-chlorobenzoate degrading bacteria from soils of Shizuoka region
日本土壌微生物学会2023年度千葉大会 (2023年6月10日) 招待講演以外
[発表者]Rituparna Chetia、Asahi Kurokawa、Reina Hiro、Ryota Moriuchi、Kiyotaka Miyashita、Naoto Ogawa
[備考] 千葉大学園芸学部(松戸キャンパス)
[4]. 環境細菌の3-ヒドロキシ安息香酸分解遺伝子群のLysR-type 転写調節因子MhbRの解析
日本土壌微生物学会2023年度千葉大会 (2023年6月10日) 招待講演以外
[発表者]廣怜奈、Noor Febryani、宮丸真央、小川直人
[備考] 千葉大学園芸学部(松戸キャンパス)
[5]. Isolation and identification of 3-chlorobenzoic acid (3-CBA) degrading bacteria from soil in Shizuoka
日本農芸化学会2023年度大会 (2023年3月14日) 招待講演以外
[発表者]ARA IFAT、Ryota Moriuchi、Hideo Dhora、Kazuhide Kimbara、Naoto Ogawa、Masaki Shintani
[備考] オンライン開催、広島大学担当
【共同・受託研究】
[1]. 国内共同研究 LysR型転写調節因子と被制御プロモーターDNAとの相互作用に関する研究
分担 ( 2014年4月 )
[2]. 国内共同研究 土壌からの長鎖eDNA及びeRNAの抽出技術とその利用技術の開発
( 2006年4月 ~ 2008年3月 )
[3]. 国内共同研究 芳香族塩素化合物分解遺伝子群の発現調節機構改良による分解能の強化手法の開発」
( 2006年4月 ~ 2008年3月 )
[4]. 国内共同研究 スチレンオリゴマーの微生物分解機構の解析
( 2004年4月 )
[5]. 国内共同研究 Bacillus属細菌が花崗岩の風化に与える影響の解明
( 2003年4月 ~ 2009年3月 )
【科学研究費助成事業】
[1]. LysRタイプ転写調節因子による転写活性化初期機構の解明 ( 2021年4月 ~ 2024年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[2]. 細菌の芳香族化合物トランスポーターネットワーク ( 2014年4月 ~ 2017年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. LysRタイプ転写調節因子による遺伝子発現調節機構と自己認識基盤の解明 ( 2010年4月 ~ 2013年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[4]. 環境修復・環境生態に関する先導的ゲノム研究 ( 2004年4月 ~ 2010年3月 ) 特定領域研究 分担
【外部資金(科研費以外)】
[1]. リンの施肥量を激減させる資源循環技術の開発 (2010年4月 ) [提供機関] 静岡県 [制度名] 静岡県農林技術研究所果樹研究センター委託課題
[2]. リンの施肥量を激減させる資源循環技術の開発 (2009年4月 ) [提供機関] 静岡県 [制度名] 静岡県農林技術研究所果樹研究センター委託課題
【学会・研究会等の開催】
[1]. 日本土壌肥料学会中部支部例会 (2017年10月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 富山県民共生センター(富山市)
[2]. 日本土壌肥料学会中部支部例会 (2017年3月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 愛知県産業労働センター(名古屋市)
[3]. 日本土壌微生物学会大会 (2008年6月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡大学会館
[備考] 学会主催者(日本土壌微生物学会)
【その他学術研究活動】
[1]. 学術雑誌編集委員(Reviews in Agricultural Science) (2014年4月 - 2020年3月 )
[備考] Section Editor
[2]. 学術雑誌等の編集(Soil Science and Plant Nutrition) (2007年10月 - 2011年9月 )
[備考] 編集委員

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 環境微生物学 (2024年度 - 前期 )
【指導学生数】
2023年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 5 人
博士指導学生数(主指導) 3 人 博士指導学生数(副指導) 8 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 3 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 8 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 6 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 8 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 6 人

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 公開講座 岐阜大学重点講座(環境) (2016年9月 - 2016年9月 )
[内容] 環境講座「微生物と環境」講師(演題 土壌環境と微生物)
[備考] 岐阜大学サテライトキャンパス
[2]. 出張講義 微生物による汚染物質の分解と遺伝子の発現調節 (2008年9月 )
[備考] 出張先(磐田南高校)
[3]. イベント出展 日本土壌微生物学会大会 (2008年6月 )
[備考] 役割(学会年会開催委員長)開催場所(静岡大学会館)
【報道】
[1]. その他 3-クロロ安息香酸分解細菌の全ゲノム配列の解読 (2024年4月17日)
[概要]静岡大学 2023 年度公開講座に参加した高校生 10 名との共同研究の成果を発表した。
[備考] 静岡大学プレスリリース
[2]. 新聞 「おもしろ農学 静大の研究現場から」(静岡新聞)執筆 (2014年10月5日)
[概要]茶園、果樹園で施用した肥料を、微生物の働きにより有効利用する研究を紹介した。
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 日本土壌微生物学会評議員 (2024年1月 - 2025年5月 ) [団体名] 日本土壌微生物学会
[2]. 学会事務局幹事長 (2022年1月 - 2023年12月 ) [団体名] 日本土壌微生物学会
[活動内容]学会活動の運営等
[3]. 和文誌編集委員 (2021年3月 - 2025年2月 ) [団体名] 日本農芸化学会
[活動内容]「化学と生物」誌の原稿企画提案、審議、査読等
[4]. 日本土壌肥料学会 会誌編集委員会地域担当委員(中部) (2018年4月 - 2020年3月 )
[5]. 日本土壌肥料学会土壌教育委員会委員 (2017年4月 - 2019年3月 )
【その他社会活動】
[1]. 地域支援(入試問題に関する懇談会) (2010年4月 )
[備考] 支援先(高校教員)

国際貢献実績

【その他国際貢献実績】
[1]. インドネシアにおける「日本留学フェア」参加(文部科学省主催「グローバル30」事業) (2011年5月 - 2011年5月 )

管理運営・その他

【所属長等】
[1]. 農学部応用生命科学科長 (2021年4月 - 2022年3月 )
[2]. 農学部共生バイオサイエンス学科長 (2009年4月 - 2010年3月 )