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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 小野 行徳 (ONO Yukinori)

小野 行徳 (ONO Yukinori)
教授
学術院工学領域 - 電子物質科学系列
電子工学研究所 - 極限デバイス研究部門
工学部 - 電子物質科学科 大学院総合科学技術研究科工学専攻 - 電子物質科学コース 大学院光医工学研究科 - 光医工学共同専攻 創造科学技術研究部 - ナノビジョンサイエンス部門


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最終更新日:2024/07/02 2:05:07

教員基本情報

【取得学位】
博士(工学)  早稲田大学   1996年2月
修士(工学)  早稲田大学   1988年3月
【研究分野】
ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) - 電子デバイス、電子機器
ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) - 電気電子材料工学
【現在の研究テーマ】
ナノエレクトロニクス
【研究キーワード】
半導体デバイス, 単一ドーパント原子, 電子スピン共鳴法, チャージポンピング法
【所属学会】
・アイ・トリプル・イー
・電子情報通信学会
・日本応用物理学会
【個人ホームページ】
https://wwp.shizuoka.ac.jp/nano/
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Drag of electron–hole bilayer in silicon-on-insulator metal-oxide-semiconductor field-effect transistor at low temperature
Applied Physics Express 17/ 064003_1-5 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Nabil Ahmed, Manjakavahoaka Razanoelina, Masahiro Hori, Akira Fujiwara, Yukinori Ono [DOI]
[2]. Electrical control of transient formation of electron-hole coexisting system at silicon metal-oxide-semiconductor interfaces
Communications Physics 6/1 - 316 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Masahiro Hori, Jinya Kume, Manjakavahoaka Razanoelina, Hiroyuki Kageshima, Yukinori Ono [DOI]
[3]. Highly stable Fe/CeO2 catalyst for the reverse water gas shift reaction in the presence of H2S
RSC Advances 13/17 11525-11529 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Ryo Watanabe, Fumiya Karasawa, Chikamasa Yokoyama, Kazumasa Oshima, Masahiro Kishida, Masahiro Hori, Yukinori Ono, Shigeo Satokawa, Priyanka Verma, and Choji Fukuhara [DOI]
[4]. Magnetometry of neurons using a superconducting qubit
Communications Physics 6/1 - 19 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Hiraku Toida, Koji Sakai, Tetsuhiko F. Teshima, Masahiro Hori, Kosuke Kakuyanagi, Imran Mahboob, Yukinori Ono & Shiro Saito [DOI]
[5]. Room-temperature single-electron tunneling in highly-doped silicon-on-insulator nanoscale field-effect transistors
Applied Physics Express 15/6 065003_1-4 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] T. Teja Jupalli, A. Debnath, G. Prabhudesai, K. Yamaguchi, P. Jeevan Kumar, Y. Ono, D. Moraru [DOI]
【著書 等】
[1]. 電子・物性系のための量子力学-デバイスの本質を理解する
森北出版株式会社 (2015年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 単著
[著者]小野 行徳
[備考] https://www.morikita.co.jp/books/book/2839
[2]. "Silicon Single-Electron Devices," in Device Applications of Silicon Nanocrystals and Nanostructures
Springer, New York (2009年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]Yasuo Takahashi,Yukinori Ono,Akira Fujiwara,Katsuhiko Nishiguchi,Hiroshi Inokawa
[3]. "Single-Electron Transistor and its Logic Application" in Nanotechnology
Wiley-VCH, Weinheim (2008年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]Yukinori Ono,Hiroshi Inokawa,Yasuo Takahashi,Katsuhiko Nishiguchi,Akira Fujiwara
【学会発表・研究発表】
[1]. シリコンMOS界面における電子正孔共存系の形成
第71回応用物理学会春季学術講演会 (2024年3月23日) 招待講演以外
[発表者]堀匡寛, 小野行徳
[備考] 開催場所:東京都市大学 世田谷キャンパス
[2]. MOS界面の単一欠陥チャージポンピングによって可能となった両性準位における電子捕獲素過程の直接観測 (10) –捕獲電子の再結合課程(Ⅲ)–
第71回応用物理学会春季学術講演会 (2024年3月23日) 招待講演以外
[発表者]土屋敏章, 堀匡寛, 小野行徳
[備考] 開催場所:東京都市大学 世田谷キャンパス
[3]. MOS界面の単一欠陥チャージポンピングによって可能となった両性準位における電子捕獲素過程の直接観測 (11) –捕獲電子の再結合課程(Ⅳ)–
第71回応用物理学会春季学術講演会 (2024年3月23日) 招待講演以外
[発表者]土屋敏章, 堀匡寛, 小野行徳
[備考] 開催場所:東京都市大学 世田谷キャンパス
[4]. MOS界面の単一欠陥チャージポンピングによって可能となった両性準位における電子捕獲素過程の直接観測 (8) –捕獲電子の再結合課程(Ⅰ)–
第84回応用物理学会秋季学術講演会 (2023年9月21日) 招待講演
[発表者]土屋敏章, 堀匡寛, 小野行徳
[備考] 開催場所:熊本城ホール
[5]. MOS界面の単一欠陥チャージポンピングによって可能となった両性準位における電子捕獲素過程の直接観測 (9) –捕獲電子の再結合課程(Ⅱ)–
第84回応用物理学会秋季学術講演会 (2023年9月21日) 招待講演
[発表者]土屋敏章, 堀匡寛, 小野行徳
[備考] 開催場所:熊本城ホール
【共同・受託研究】
[1]. 企業等からの受託研究 超伝導量子ビットを用いた極限量子センシング
分担 ( 2017年11月 ~ 2023年3月 )
[備考] 国立研究開発法人科学技術振興機構 CREST 戦略的創造研究推進事業
【科学研究費助成事業】
[1]. MOSトランジスタ構造を基盤としたシリコン超伝導 ( 2022年6月 ~ 2027年3月 ) 挑戦的研究(開拓) 代表

[2]. 電子流体効果を用いた新原理シリコンデバイスの研究 ( 2020年4月 ~ 2024年3月 ) 基盤研究(A) 代表

[3]. シリコントランジスタのゲート制御による電子正孔系の形成と量子凝縮現象の発現 ( 2020年4月 ~ 2024年3月 ) 基盤研究(B) 分担

[4]. 新原理エレクトロニクス創成に向けた電子系一格子系・高速エネルギー変換技術の確立 ( 2017年6月 ~ 2022年3月 ) 挑戦的研究(開拓) 代表

[5]. シリコン中のドーパント原子を用いた単一フォノン制御 ( 2016年4月 ~ 2020年3月 ) 基盤研究(A) 代表

【受賞】
[1]. 第17回(2023年)応用物理学会フェロー SiO2/Si系ナノデバイスにおける単電荷輸送の研究 (2023年6月)
[受賞者] 小野行徳 [授与機関] 公益社団法人 応用物理学会
[2]. 感謝状 (2023年3月)
[受賞者] 小野行徳 [授与機関] 日本学術振興会
[備考] 学術システム研究センター専門研究員として功労に対しての感謝状
[3]. 令和2年度(第34回)高柳記念賞 シリコンナノ構造における電子・電子散乱制御とそのデバイス応用に関する研究 (2020年11月)
[受賞者] 小野行徳 [授与機関] 公益社団法人浜松電子工学奨励会
[4]. 令和2年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 研究部門 電子電子散乱と電子流体のデバイス応用に関する先駆的研究 (2020年4月)
[受賞者] 小野 行徳 [授与機関] 文部科学省
[5]. 応用物理学会シリコンテクノロジー分科会論文賞 ナノスケール・シリコンにおける電⼦・電⼦散乱を利⽤したエレクトロン・アスピレーター (2020年3月)
[受賞者] 小野行徳, ヒンマ フィルダス, 渡邉時暢, 堀匡寛, ダニエル モラル, 高橋庸夫, 藤原聡 [授与機関] 公益社団法人 応用物理学会
[備考] 第67回応用物理学会春季学術講演会
【特許 等】
[1]. 走査型プローブ顕微鏡用探針 [出願番号] 特願2006-312723 (2006年11月20日) [特許番号] 特許第4680868号
[2]. ゲインセル・メモリ回路及びその駆動方法 [出願番号] 特願2006-6205 (2006年1月13日) [特許番号] 特許第4602912号
[3]. 単電子トランジスタ [出願番号] 特願2005-138479 (2005年5月11日) [特許番号] 特許第4704802号
[4]. 電界変調型単電子トランジスタ [出願番号] 特願2005-119782 (2005年4月18日) [特許番号] 特許第4648061号
[5]. ナノチューブの製造方法及びトランジスタの製造方法 [出願番号] 特願2005-092444 (2005年3月28日) [特許番号] 特許第4627206号

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(修士) 量子効果デバイス (2024年度 - 後期 )
[2]. 学部専門科目 電磁気学Ⅱ (2024年度 - 前期 )
[3]. 全学教育科目(共通科目) 新入生セミナー (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 電子物質科学概論Ⅰ (2024年度 - 前期 )
[5]. 学部専門科目 量子力学 (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2023年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 2 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 5 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 3 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 6 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 7 人 博士指導学生数(副指導) 3 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 7 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 3 人
【指導学生の受賞】
[1]. 創造大学院院長表彰 (2019年3月)
[授与団体名] 静岡大学創造科学技術大学院
[2]. 静岡大学学長表彰 (2019年3月)
[授与団体名] 静岡大学

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 公開講座 創立70周年記念 静岡大学・中日新聞連携講座2019 (2020年1月 - 2020年1月 )
[内容] 電気計測標準について(量子標準の基礎)
[備考] 静岡大学浜松キャンパス附属図書館浜松分館(S-Port)
【報道】
[1]. その他 NTTと静岡大学が超伝導磁束量子ビットを用いて神経細胞中の鉄イオンを検出 (2023年3月8日)
[備考] TECH+
[2]. その他 超伝導磁束量子ビットを用いて神経細胞中の鉄イオンの検出に成功 (2023年2月28日)
[備考] MONOist
[3]. 新聞 NTTと静岡大、超電導量子ビットセンサーで神経細胞の鉄イオン検出 (2023年2月7日)
[備考] 日刊工業新聞(電子版)
[4]. 新聞 世界初、超伝導磁束量子ビットを応用した磁場センサで神経細胞中の鉄イオン検出に成功 (2023年2月6日)
[備考] 朝日新聞DIGITAL
[5]. 新聞 NTTと静岡大、超伝導磁束量子ビットを応用した磁場センサで神経細胞中の鉄イオン検出に成功 (2023年2月6日)
[備考] 日本経済新聞(電子版)
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 組織委員 (2021年2月 - 2021年12月 ) [団体名] 第34回マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議
[活動内容]指導、助言
[2]. 組織委員 (2020年1月 - 2020年12月 ) [団体名] 第33回マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議
[活動内容]指導、助言
[3]. 専門研究委員(プログラムオフィサー) (2019年4月 ) [団体名] 日本学術振興会 学術システム研究センター
[活動内容]指導、助言
[4]. 組織委員会組織委員長 (2019年2月 - 2019年12月 ) [団体名] 第32回マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議
[活動内容]指導、助言
[5]. 組織委員会組織委員兼論文委員長 (2018年1月 - 2018年12月 ) [団体名] 第31回マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議
[活動内容]指導、助言

国際貢献実績

管理運営・その他