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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 大多 哲史 (OTA Satoshi)

大多 哲史 (OTA Satoshi)
准教授
学術院工学領域 - 電気電子工学系列
工学部 - 電気電子工学科 大学院総合科学技術研究科工学専攻 - 電気電子工学コース
創造科学技術研究部
2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し、対処する。


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最終更新日:2024/10/04 2:05:05

教員基本情報

【取得学位】
博士(工学)  横浜国立大学   2015年9月
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
バイオ磁気工学
【現在の研究テーマ】
バイオ・医療応用を目的とした磁性ナノ粒子の磁気特性評価
【研究キーワード】
磁性ナノ粒子, がん温熱治療, 磁気粒子イメージング
【所属学会】
・日本磁気学会
・IEEE Magnetics Society
・電気学会
・IEEE
・日本DDS学会
【個人ホームページ】
https://wwp.shizuoka.ac.jp/eng-e-otalab/
【研究シーズ】
[1]. 交流磁化曲線による磁性ナノ粒子の磁化特性評価 ( 2019年度 - ) [分野] 4. 材料・ナノテク [URL]
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Dependence of complex magnetic susceptibility on alignment of easy axis in magnetic nanoparticles
Journal of the Magnetics Society of Japan 48/6 - 24R0016zHR2 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] M. Li, S. B. Trisnanto, S. Ota, Y. Takemura [DOI]
[2]. Characterization of Microscopic Structures in Living Tumor by In Vivo Measurement of Magnetic Relaxation Time Distribution of Intratumor Magnetic Nanoparticles
Advanced Materials / - 2404766 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Satoshi Ota, Hiroki Kosaka, Keita Honda, Kota Hoshino, Haruki Goto, Masato Futagawa, Yasushi Takemura, Kosuke Shimizu [DOI]
[3]. Microwave susceptibility analysis of ultrafast moment dynamics in a multicore magnetic nanoparticle system
Physical Review B 110/ 1-13 064421 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Menghao Li, Suko Bagus Trisnanto, Yasushi Endo, Satoshi Ota, Teruyoshi Sasayama, Takashi Yoshida, Yasushi Takemura [DOI]
[4]. 磁性ナノ粒子の発熱機構とハイパーサーミア
電気学会誌 143/8 500-503 (2023年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 大多哲史, 竹村泰司
[5]. First-Order Reversal Curve Analysis of Superparamagnetic Nanoparticles with Oriented Easy Axis of Magnetization
Journal of the Magnetics Society of Japan 47/4 115-117 2307R006 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Eisuke Sasaoka, Chao Yang, Suko Bagus Trisnanto, Zenglu Song, Satoshi Ota, Yasushi Takemura [備考] Accepted in April 2023
[DOI]
【学会発表・研究発表】
[1]. 磁性ナノ粒子を用いた生体内腫瘍における磁化応答計測システムの高感度化の検討
マグネティックス研究会 (2024年8月8日) 招待講演以外
[発表者]小坂宏輝, 二川雅登, 竹村泰司, 清水広介, 大多哲史
[備考] MAG-24-052, 仙台
[2]. 細菌由来膜小胞のがん治療効果増強に向けた磁性ナノ粒子封入
第97回日本細菌学会総会 (2024年8月7日) 招待講演以外
[発表者]長坂有志, 鈴木千博, 二又裕之, 大多哲史, 田代陽介
[備考] 札幌
[3]. Evaluation of in vivo magnetization dynamics of magnetic nanoparticles in living tumor
14th International Conference on the Scientific and Clinical Applications of Magnetic Carriers (2024年6月19日) 招待講演以外
[発表者]Satoshi Ota, Hiroki Kosaka, Keita Honda, Kota Hoshino, Haruki Goto, Masato Futagawa, Yasushi Takemura, Kosuke Shimizu
[備考] #136, Barcelona, Spain
[4]. Measurement of magnetic relaxation time of magnetic nanoparticles in wide time range
14th International Conference on the Scientific and Clinical Applications of Magnetic Carriers (2024年6月19日) 招待講演以外
[発表者]Haruki Goto, Masato Futagawa, Yasushi Takemura, Satoshi Ota
[備考] #103, Barcelona, Spain
[5]. Transient and steady-state dynamics of magnetic nanoparticles
Annual Meeting of the Physical Society of Taiwan (2024年1月) 招待講演
[発表者]Yasushi Takemura, Suko Bagus Trisnanto, and Satoshi Ota
[備考] Taoyuan, Taiwan
【科学研究費助成事業】
[1]. 磁性膜小胞による血中循環がん細胞のリアルタイム検出が拓く超早期がん診断治療の革新 ( 2024年6月 ~ 2026年3月 ) 挑戦的研究(萌芽) 代表

[2]. 磁性ナノ粒子の磁化応答を介した腫瘍環境非侵襲可視化法の創成とがん診断治療への応用 ( 2023年4月 ~ 2026年3月 ) 基盤研究(B) 代表
[備考] 補助金の研究課題番号:23H01419 (2023)

[3]. がん転移に関わる細胞分化機構解明を目的とした細胞-細胞間引張強度測定技術の創成 ( 2021年7月 ~ 2023年3月 ) 挑戦的研究(萌芽) 分担

[4]. 磁性ナノ粒子のダイナミクス解明が拓く革新的診断治療技術 ( 2020年9月 ~ 2025年3月 ) 基盤研究(S) 分担

[5]. がん診断治療への最適化を目指したマルチコア構造磁性ナノ粒子の磁化応答モデル構築 ( 2020年4月 ~ 2023年3月 ) 基盤研究(B) 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. パターン認識による磁性ナノ粒子の磁化応答学理体系化 (2024年4月 - 2025年3月 ) [提供機関] 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) [制度名] 戦略的創造研究推進事業(ACT-X) 加速フェーズ [担当区分] 研究代表者
[2]. 腫瘍免疫環境をリアルタイムで可視化・活性化するがん診断治療法の創成 (2024年4月 - 2025年3月 ) [提供機関] 公益財団法人 豊田理化学研究所 [制度名] 豊田理研スカラー共同研究 (Phase1) [担当区分] 研究代表者
[3]. 磁性膜小胞と磁気検査プローブ開発による血中循環がん細胞を標的としたがん診断治療技術の創成 (2023年9月 - 2025年10月 ) [提供機関] 公益財団法人日揮・実吉奨学会 [制度名] 2023年度 日揮・実吉奨学会研究助成金 [担当区分] 研究代表者
[4]. 細胞-細胞間引張強度測定による細胞分化機構の解明 (2023年7月 - 2024年3月 ) [提供機関] 静岡大学超領域研究推進本部 [制度名] 融合研究促進費 若手研究者特別支援 [担当区分] 研究代表者
[5]. がん温熱治療に最適化された磁性ナノ粒子構造の解析 (2023年4月 - 2024年3月 ) [提供機関] 生体医歯工学共同研究拠点 [制度名] 2023年度生体医歯工学共同研究 [担当区分] 研究代表者
【受賞】
[1]. Young Research Award (Best Oral Presentation Award) Evaluation of Single-Cell Manipulation via Magnetic Force on Micromachined Substrates (2023年1月)
[受賞者] Satoshi Ota [授与機関] ICMR2022 Program Committee
[備考] The 6th International Conference on Materials and Reliability (ICMR2022) Program Number: OS4-7 Award Number: ICMR-2022-16-OS4-7
[2]. ⾼柳研究奨励賞 次世代がん診断治療への応用を目指した生体環境における磁性ナノ粒子の磁化応答解析 (2022年12月)
[受賞者] 大多哲史 [授与機関] 公益財団法人 浜松電⼦⼯学奨励会
[3]. 第5期静岡大学若手重点研究者 (2022年3月)
[授与機関] 静岡大学
[備考] 称号授与期間:2022年4月1日~2025年3月31日
[4]. 公益社団法人 日本磁気学会 論文賞 Dynamics of magnetization and easy axis of individual ferromagnetic nanoparticle subject to anisotropy and thermal fluctuations (2020年9月)
[受賞者] 大多 哲史, 竹村 泰司 [授与機関] 公益社団法人 日本磁気学会
[備考] 日本磁気学会 学会誌「まぐね」16巻1号(2021年2月1日発行)に受賞記事掲載
[5]. 電気学会優秀論文発表賞(基礎・材料・共通部門表彰) 磁性ナノ粒子のネール・ブラウン緩和の パルス磁場印加による実験的観測 (2020年2月)
[受賞者] 大多哲史 [授与機関] 一般社団法人電気学会
[備考] 2019年12⽉19⽇, MAG-19-202
【学会・研究会等の開催】
[1]. 日本磁気学会 第9回バイオマグネティックス専門研究会「生体磁気計測の新しい展開」 (2024年2月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン
[2]. 電気学会東海支部 学術講演会「広範囲な運転領域を実現する可変界磁永久磁石 同期モータに関する最新の研究動向」 (2024年1月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡大学浜松キャンパス
[3]. 電気学会 マグネティックス研究会「⽣体磁気,⽣体医⼯学,磁気応⽤⼀般」 (2023年12月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 静岡大学浜松キャンパス
[4]. 静岡大学ナノマテリアル応用研究会 第23回研究講演会 (2023年11月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン
[5]. 静岡大学ナノマテリアル応用研究会 第22回研究講演会 (2023年3月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡大学浜松キャンパス
【その他学術研究活動】
[1]. 静岡大学ナノマテリアル応用研究会 (2019年4月 )
[2]. 静岡大学ナノ粒子革新的応用若手研究会 (2016年4月 - 2019年3月 )

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 電磁気学Ⅰ (2024年度 - 後期 )
[2]. 学部専門科目 電磁波工学 (2024年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 電磁気学Ⅱ (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 情報エレクトロニクス実験Ⅰ (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2024年度
卒研指導学生数(4年) 5 人
修士指導学生数 7 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 2 人
2023年度
卒研指導学生数(4年) 6 人
修士指導学生数 5 人
2022年度
卒研指導学生数(4年) 5 人
修士指導学生数 3 人
2021年度
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 2 人
2020年度
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 1 人
【指導学生の受賞】
[1]. 浜松工業会学習奨励賞 (2024年3月)
[受賞学生氏名] 山下 佳南子 (工学部)
[授与団体名] 浜松工業会
[2]. 電気学会マグネティックス技術委員会研究奨励賞 (2024年2月)
[受賞学生氏名] 石川 亮我 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 電気学会マグネティックス技術委員会
[備考] MAG-23-161, がんの早期診断を目的としたパルス磁場を用いた微小量磁性ナノ粒子検出システムの評価
[3]. 電気学会東海支部長賞 (2023年3月)
[受賞学生氏名] 石川 亮我 (工学部)
[授与団体名] 電気学会東海支部

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. その他 HAMAMATSU異分野交流会 (2023年11月 )
[内容] 浜松光宣言10周年記念イベント
[備考] 浜松市
[2]. 講演会 浜松工業会東京支部[秋の講演会] (2023年10月 )
[内容] がん診断治療技術への応用を目的とした磁性ナノ粒子の磁化機構解明
[備考] オンライン
[3]. 公開講座 夢ナビ講義研究室訪問 (2022年7月 - 2022年7月 )
[内容] 夢ナビ講義における講義動画公開とオンラインでの研究室訪問を実施
[備考] オンライン開催
[4]. 公開講座 静岡大学・中日新聞連携講座 (2022年1月 - 2022年1月 )
[内容] 磁性ナノ粒子の磁化機構解明~がん診断治療技術への応用を目指して~
[備考] オンライン開催
[5]. 講演会 浜松工業会兵庫支部総会 (2021年6月 - 2021年6月 )
[内容] 磁性ナノ粒子を用いたがん治療診断に関する講演
[備考] オンライン
【報道】
[1]. その他 浜松光宣言2023 -浜松を光の「尖端都市」に- (2024年3月4日)
[備考] ニュースイッチ by 日刊工業新聞社 https://newswitch.jp/p/40503
[2]. 新聞 がん治療へ道探る 「磁性ナノ粒子の解明」 (2022年1月20日)
[備考] 中日新聞朝刊14面
[3]. ラジオ 静大スタイル「磁性ナノ粒子のバイオ・医療応用」 (2020年3月19日)
[概要]磁性ナノ粒子のバイオ・医療応用について研究紹介
[備考] 静岡大学Cue-FM放送研究会, FMHi!「静大スタイル」
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 電気学会東海支部活動推進員 (2024年4月 - 2026年3月 ) [団体名] 一般社団法人 電気学会
[活動内容]電気学会東海支部活動推進員連絡会,企画立案・運営, 電気学会情報の広報
[2]. 日本磁気学会企画委員 (2023年4月 - 2025年5月 ) [団体名] 公益社団法人 日本磁気学会
[活動内容]日本磁気学会学術講演会、研究会等の企画・立案・実施
[3]. 電気学会東海支部活動推進員 (2022年4月 - 2024年3月 ) [団体名] 一般社団法人 電気学会
[活動内容]電気学会東海支部活動推進員連絡会,企画立案・運営, 電気学会情報の広報
[4]. 次世代ヘルスケアのための磁気による挑戦的技術調査専⾨委員会 (2021年10月 - 2024年9月 ) [団体名] ⼀般社団法⼈ 電気学会
[活動内容]磁気による次世代ヘルスケア技術の調査
[5]. 電気学会東海支部活動推進員 (2020年4月 - 2022年3月 ) [団体名] 一般社団法人 電気学会
[活動内容]電気学会東海支部活動推進員連絡会,企画立案・運営, 電気学会情報の広報

国際貢献実績

管理運営・その他