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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 笹浪 知宏 (SASANAMI Tomohiro)

笹浪 知宏 (SASANAMI Tomohiro)
教授
学術院農学領域 - 応用生命科学系列 農学部 - 応用生命科学科
大学院総合科学技術研究科農学専攻 - 応用生物化学コース
氏名特記事項 :ささなみともひろ

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最終更新日:2022/01/13 8:43:36

教員基本情報

【取得学位】
博士(農学)  岐阜大学   2002年9月
修士(農学)  静岡大学   1997年3月
【研究分野】
農学 - 動物生命科学 - 動物生産科学
【現在の研究テーマ】
脊椎動物の受精の分子機構の解明
雌性生殖器における精子の貯蔵と選抜機構の解明
【研究キーワード】
受精, 卵外被, ウズラ, 卵管, 精子貯蔵管, 精子
【所属学会】
・日本動物学会
・日本家禽学会
・鳥類内分泌研究会
・日本畜産学会
【個人ホームページ】
http://www.agr.shizuoka.ac.jp/abc/sasanami/index.html
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Longer and faster sperm exhibit better fertilization success in Japanese quail.
Poultry Science 100/4 100980- (2021年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Matsuzaki M, Hirohashi N, Tsudzuki M, Haqani MI, Maeda T, Mizushima S, Sasanami T. [DOI]
[2]. Effect of sperm surface oligosaccharides in sperm passage into sperm storage tubules in Japanese quail (Coturnix japonica)
Animal Reproduction Science 227/ 106731- (2021年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Matsuzaki M, Hirohashi N, Mizushima S, Sasanami T. [DOI]
[3]. An efficient heterologous Escherichia coli-based expression system for lectin production from Pleurocybella porrigens
Biosci Biotechnol Biochem 85/3 630-633 (2021年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Suzuki T, Nakamura L, Inayoshi S, Tezuka Y, Ono A, Choi JH, Dohra H, Sasanami T, Hirai H, Kawagishi H. [DOI]
[4]. Rare polyandry and common monogamy in the firefly squid, Watasenia scintillans
Scientific Reports 10/1 10962- (2020年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Noriyosi Sato, Sei-Ichiro Tsuda, Md Nur E Alam, Tomohiro Sasanami, Yoko Iwata, Satoshi Kusama, Osamu Inamura , Masa-Aki Yoshida , Noritaka Hirohashi [DOI]
[5]. Efficacy of relaxin for cisplatin-induced testicular dysfunction and epididymal spermatotoxicity.
Basic Clin Androl. 30/3 - (2020年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Kohsaka T, Minagawa I, Morimoto M, Yoshida T, Sasanami T, Yoneda Y, Ikegaya N, Sasada H. [DOI]
【著書 等】
[1]. Reproductive and Developmental Strategies: The Continuity of Life
Springer (2018年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]Mei Matsuzaki Tomohiro Sasanami Yoko Iwata Noritaka Hirohashi
[2]. Avian Reproduction-From molecules to behavior
Springer (2017年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 編者
[著者]笹浪 知宏
[3]. Sperm storage in the female reproductive tract - A conserved reproductive strategy for better fertilization success.
Springer (2017年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]笹浪 知宏,松崎芽衣
[4]. Handling of Gametes for In Vitro Insemination in Birds. In: Avian and Reptilian Developmental Biology
Springer (2017年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]笹浪 知宏
【学会発表・研究発表】
[1]. ウズラの精子-卵子相互作用におけるAnnexin6の役割
日本家禽学会2021年度春季大会 (2021年3月27日) 招待講演以外
[発表者]市川佳伸・松崎 芽衣・水島 秀成・笹浪 知宏
[備考] オンライン大会
[2]. ウズラ精子表面の糖鎖が精子の精子貯蔵管への侵入へ果たす役割
日本家禽学会2021年度春季大会 (2021年3月27日) 招待講演以外
[発表者]松崎 芽衣・水島 秀成・広橋 教貴・堀内 浩幸・笹浪 知宏
[備考] オンライン大会
[3]. ウズラの性⽐に影響を及ぼす要因
44回鳥類内分泌研究会 (2020年12月) 招待講演以外
[発表者]笹浪知宏、⻘島優⾹、松崎芽⾐、⽔島秀成
[備考] オンライン大会
[4]. ウズラ初期胚におけるDAZL(deleted in azoospermia-like)の発現解析
44回鳥類内分泌研究会 (2020年12月) 招待講演以外
[発表者]水島秀成、塚田光、笹浪知宏、小野珠乙、黒岩麻里
[備考] オンライン大会
[5]. ウズラ精子貯蔵管への精子侵入と精子競争との関係
日本家禽学会2019年度春季大会 (2019年3月) 招待講演以外
[発表者]松崎芽衣・広橋教貴・都築政起・前田照夫・水島秀成・笹浪知宏
[備考] 麻布大学(相模原市)
【共同・受託研究】
[1]. その他 家禽の輸卵管成分を用いた家禽および家畜精子の運動制御
代表 ( 2011年4月 )
[2]. その他 鳥類の卵管で精子の運動と生存をコントロールする細胞認証機構の解明
代表 ( 2010年4月 )
[3]. その他 鳥類の卵黄膜形成の分子機構とその応用
代表 ( 2008年4月 ~ 2009年3月 )
[4]. 出資金による受託研究 鳥類の卵黄膜形成の分子機構とその応用
代表 ( 2008年4月 ~ 2009年3月 )
【科学研究費助成事業】
[1]. 親世代の配偶者選択が制御する子世代の形質発現 ( 2020年8月 ~ 2022年3月 ) 挑戦的研究(萌芽) 代表

[2]. 鳥類の受精過程で作動する雌雄の認証機構の解明 ( 2017年4月 ~ 2020年3月 ) 基盤研究(B) 代表

[3]. 精子のin vivoイメージングを用いた受精メカニズムの解明 ( 2016年4月 ~ 2018年3月 ) 挑戦的萌芽研究 代表

[4]. 家禽の輸卵管で精子の運動を制御する分子スイッチの探索と動物精子の液状保存への応用 ( 2014年4月 ~ 2015年3月 ) 基盤研究(B) 代表

[5]. 鳥類の受精と発生に必須なスパイラルオシレーションの作動機序と多精受精における役割 ( 2014年4月 ~ 2015年3月 ) 挑戦的萌芽研究 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. 家禽における雌雄産み分け技術の開発 (2021年4月 - 2022年3月 ) [提供機関] 一般財団法人旗影会 [制度名] 2021年度 一般財団法人旗影会 研究助成 [担当区分] 研究代表者
[2]. (2016年1月 - 2016年3月 ) [提供機関] 静岡大学 [制度名] 教育研究プロジェクト推進経費(若手研究者支援経費
[3]. 顕微受精法を用いたアレルゲン除去卵創出への挑戦 (2016年1月 - 2017年3月 ) [提供機関] 一般財団法人旗影会 [制度名] 2016年度 一般財団法人旗影会 研究助成
[4]. 顕微授精法を用いた有用家禽の作出に関する研究 (2015年4月 - 2017年3月 ) [提供機関] 一般財団法人 東海産業技術振興財団 [制度名] 東海産業技術振興財団 助成
[5]. (2007年8月 - 2014年3月 ) [提供機関] 静岡大学 [制度名] 学長裁量経費(超領域研究推進費)
【受賞】
[1]. Oudstanding Paper Award(課題名:Expression of Prolactin Receptor on the Surface of Quail Spermatozoa) (2017年9月)
[備考] 日本家禽学会
[2]. 日本家禽学会賞(課題名:家禽の受精を制御する分子群の機能に関する研究) (2015年9月)
[備考] 日本家禽学会
[3]. 日本畜産学会奨励賞 (課題名:ウズラ卵黄膜内層の繊維状タンパクの生合成と翻訳後修飾に関する研究) (2005年3月)
[備考] 授与・助成団体名(日本畜産学会)
[4]. 第95回日本繁殖生物学会大会ポスター賞 (2002年1月)
【特許 等】
[1]. EXTRACORPOREAL FERTILIZATION METHOD FOR BIRDS, PRODUCTION METHOD FOR CLONED CELLS OR CLONE INDIVIDUAL, AND KIT FOR USE IN EXTRACORPOREAL FERTILIZATION METHOD FOR BIRDS AND IN PRODUCTION METHOD FOR CLONED CELLS OR CLONE INDIVIDUAL (2015年9月15日)
[備考] WO2016/043185A1
[2]. 鳥類の体外受精方法及びクローン細胞又はクローン個体の作製方法、並びにキット [出願番号] 特願2014-191576 (2014年9月19日)
【学会・研究会等の開催】
[1]. 第44回鳥類内分泌研究会 (2020年12月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] オンライン
[2]. 日本家禽学会2016年度秋季大会 (2016年9月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡市
[3]. 日本家禽学会 2016年度秋季大会 公開シンポジウム「鳥類における発生工学および 遺伝子組み換え技術の現状と産業への新展開」 (2016年9月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡市
[4]. 日本動物学会 第86回新潟大会 シンポジウム 受精から生殖システムの進化を考える (2015年9月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 新潟市
[5]. 日本動物学会 第85回仙台大会 シンポジウム 性的対立〜対立の構図:行動から分子へ (2014年9月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 仙台市

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 細胞生物学 (2021年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 動物生命科学 (2021年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 動物生命工学 (2021年度 - 後期 )
[4]. 大学院科目(修士) 細胞生物学特論 (2021年度 - 後期 )
[5]. 大学院科目(修士) 細胞生物学演習Ⅰ (2021年度 - 通年 )
【指導学生数】
2020年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 3 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 3 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 3 人
2018年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 3 人
2017年度
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 2 人
2016年度
修士指導学生数 3 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 2 人
【指導学生の受賞】
[1]. 優秀発表賞 (2014年9月)
[受賞学生氏名] 久枝雅広
[授与団体名] 日本家禽学会2014年度秋季大会
[2]. 優秀発表賞 (2014年3月)
[受賞学生氏名] 松崎芽衣
[授与団体名] 日本畜産学会第118回大会
[3]. 優秀発表賞 (2013年3月)
[受賞学生氏名] 松崎芽衣
[授与団体名] 日本家禽学会2013年度春季大会
[4]. 優秀発表賞 (2012年9月)
[受賞学生氏名] 佐藤暁
[授与団体名] 日本家禽学会2012年度秋季大会
[5]. プレゼンテーション賞 (2012年4月)
[受賞学生氏名] 佐藤暁
[授与団体名] 2012年度日本生殖工学会学術集会

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 講演会 第35回鳥類内分泌研究会 (2010年11月 )
[内容] 鳥類の受精に関する細胞生物学的研究
[備考] 開催場所(岡山市)
[2]. 公開講座 第13回麻布大学生殖・発生工学セミナー (2010年4月 )
[内容] 鳥類の雌性生殖器と受精戦略
[備考] 開催場所(麻布大学)
[3]. 講演会 ランチタイムセミナー )
[内容] 家禽卵黄膜の繊維形成機構
[備考] 開催場所(名古屋大学)
[4]. 講演会 第10回動物生命科学シンポジウム )
[内容] 細胞外マトリクスタンパクの繊維形成機構-家禽の卵黄膜形成をモデルとして-
[備考] 開催場所(九州大学)
[5]. 講演会 第60回動物科学セミナー )
[内容] 細胞外マトリクス蛋白の分泌と繊維形成-家禽の卵黄膜をモデルとして-
[備考] 開催場所(名古屋大学)
【報道】
[1]. 新聞 鳥の精子保存 乳酸カギ 静岡大 長期体内で、仕組み解明 (2016年8月5日)
[備考] 日経産業新聞
[2]. 新聞 鳥の受精活性物質特定 静岡大など研究グループ 人口増殖へ貢献期待 (2015年1月18日)
[備考] 静岡新聞朝刊
[3]. 新聞 鳥類の顕微授精で孵化成功 (2014年10月30日)
[概要]静岡大などのチーム
[備考] 朝日新聞朝刊21面
[4]. 新聞 静岡新聞 朝刊 鳥類では世界初 顕微授精でウズラふ化ー静岡大農学部らのグループー (2014年9月29日)
[概要]静岡新聞 朝刊 鳥類では世界初 顕微授精でウズラふ化ー静岡大農学部らのグループー
[5]. 新聞 産経新聞 朝刊 鳥類孵化顕微授精で成功 静岡大など世界初 国産トキ復活に光 (2014年9月23日)
[概要]鳥類孵化顕微授精で成功 静岡大など世界初 国産トキ復活に光
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 機関誌副編集委員長 (2020年4月 - 2022年3月 ) [団体名] 日本家禽学会
[活動内容]機関誌の編集業務全般
[2]. 機関誌編集委員/機関誌セクションエディター (2020年4月 - 2022年3月 ) [団体名] 日本家禽学会
[活動内容]繁殖分野の研究論文の審査業務全般
[3]. 日本家禽学会編集委員会編集委員 (2017年1月 )
[備考] セクションエディター
[4]. 日本家禽学会編集委員会編集委員 (2016年1月 )
[備考] セクションエディター
[5]. 日本家禽学会編集委員会編集委員 (2015年1月 )
[備考] セクションエディター

国際貢献実績

管理運営・その他

【所属長等】
[1]. 農学部応用生命科学科長 (2019年4月 - 2020年3月 )
【特記事項】
動物の卵子は糖タンパク質でできた膜に被われて排卵される。この膜は哺乳類では透明帯,両生類では卵黄膜,魚類ではコリオンと呼ばれている。鳥類の卵子でこれらに相当する膜,すなわち排卵時に卵子を被っている膜は卵黄膜内層であり,卵黄と卵白の境をなす卵黄膜の一部である。哺乳類の透明帯には同種の精子とのみ結合する分子が存在し,精子レセプターと呼ばれている。マウスでは透明帯の3種類の糖タンパクのうちZP3と呼ばれる糖タンパクが精子レセプターの本体で,精子はこのレセプターと種特異的に結合し,先体に含まれる酵素によって透明帯のタンパクを溶解しながら囲卵腔へ侵入すると考えられている。このように哺乳類の透明帯は,受精にとって重要な機能をもっているが,鳥類の卵黄膜内層の生理機能・生合成機構については多くが未解明のまま残されている。私の研究では,端黄卵である鳥類の卵子の特殊性に焦点をあてながら,家禽を研究対象とし,卵黄膜内層の精子レセプターの生合成調節機構およびその生理機能の制御機構を生化学および分子生物学的手法を用いて調べている。