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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 安永 愛 (Yasunaga Ai)

安永 愛 (Yasunaga Ai)
教授
学術院人文社会科学領域 - 言語文化系列
人文社会科学部 - 言語文化学科 大学院人文社会科学研究科 - 比較地域文化専攻


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最終更新日:2024/08/23 2:05:09

教員基本情報

【取得学位】
学術修士  東京大学   1994年3月
専門研究課程修了証書  パリ第8大学   1997年9月
社会学修士  東京大学   1991年3月
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
フランス語文献の翻訳
フランス留学についての情報提供
【現在の研究テーマ】
ポール・ヴァレリーの芸術観の可能性
【研究キーワード】
ポール・ヴァレリー, 文学と音楽, 文学と建築, 『カイエ』, ミラン・クンデラ, ロラン・バルト, パトリック・モディアノ
【所属学会】
・日本フランス語フランス文学会
・日本ヴァレリー研究会
・日本比較文学会
・国際比較文学会
・成城大学フランス文化研究会
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. 阿部賢一著『翻訳とパラテクストーユングマン、アイスネル、クンデラ』(人文書院)を読む(特集〈運命〉と〈狂気〉と〈私〉の表現)
『図書新聞』2024年8月3日付 28481/ 1-1 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 安永 愛 [備考] 書評
[2]. ポール・ヴァレリーにおける「詩学」概念の拡張ーコレージュ・ド・フランス「詩学講義」の企図ー
人文論集 75/1 37-51 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 安永 愛
[3]. ミラン・クンデラの著作における「人間」の位置ー動物が照射するものー
翻訳の文化/文化の翻訳 19/ 1-14 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 安永 愛
[4]. 書評 鈴木順子著『シモーヌ・ヴェイユ「歓び」の思想』(藤原書店、2023年)
翻訳の文化/文化の翻訳 19/ 79-82 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[5]. 書評 榎本泰子・森本頼子・藤野志織編『上海フランス租界への招待 : 日仏中三か国の文化交流』
比較文學研究 109/ 135-138- (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 安永愛
【著書 等】
[1]. 評伝 ポール・ヴァレリー
水声社 (2023年)
[著書の別]その他
[単著・共著・編著等の別] 共訳
[著者]ミシェル・ジャルティ著 恒川邦夫 監訳 [担当範囲] 第3分冊 第6部 多事多難 1939−1945 第53章「時局に抗して」第54章「危機的闘争期」ー占領下の日々と老い 第55章 「息を吐く」ー欧州の第二次世界大戦終結 第56章「斧の一撃」 第57章「最後の顔ー国葬」 [総頁数] 第1分冊 607頁 第2分冊 653頁 第3分冊 735頁 [担当頁] 第3分冊 451ー589頁
[2]. Literary Translation, Reception and Transfer
De Gruyter (2021年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]Ai YASUNAGA [担当頁] 189-196
[3]. 翻訳とアダプテーションの倫理ージャンルとメディアを超えて
春風社 (2019年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]安永 愛
[4]. 裏社会の日本史 (ちくま学芸文庫)
筑摩書房 (2018年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 単訳
[著者]フィリップ・ポンス  [担当範囲] 全626頁
[備考] 2006年に上梓した「裏社会の日本史」がちくま学芸文庫に収められることになり、新たに文庫版あとがきを付して出版したもの。
[5]. 『家族手帳』
水声社 (2012年)
[著書の別]その他
[単著・共著・編著等の別] 単著
[著者]パトリック・モディアノ
[備考] 翻訳
【学会発表・研究発表】
[1]. 動物のまなざしの下にーミラン・クンデラ『存在の絶えられない軽さ』再読
第3回動物表象研究会 (2022年3月12日) 招待講演以外
[発表者]安永 愛
[備考] 静岡大学人文棟
[2]. ポール・ヴァレリーにおける動物表象ー馬・蛇・鳥のイメージをめぐってー
第1回動物表象研究会 (2020年2月18日) 招待講演以外
[発表者]安永愛
[備考] 静岡大学人文社会科学部
[3]. Empreintes de Paul Valéry chez jeune Katô Shûichi : Une lecture des Cahiers de jeunesse(1937ー1942)
国際比較文学会 (2019年8月1日) 招待講演以外
[発表者]Ai YASUNAGA
[備考] マカオ大学(国際比較文学会)
[4]. Les derniers jours de Paul Valery: Au miroir de Voltaire
国際比較文学会第21回大会 (2016年7月) 招待講演以外
[発表者]安永 愛
[備考] ウィーン大学 
[5]. Penser virtuosement: Virtuose et virtuosite chez Paul Valery
国際比較文学界会 (2014年4月) 招待講演以外
[発表者]安永 愛
[備考] パリ・ソルボンヌ大学
【科学研究費助成事業】
[1]. 言語・メディア・文化を横断するアダプテーションの総合的研究 ( 2019年4月 ) 基盤研究(B) 分担
[2]. 動物表象の統合的分析ー文学文化・哲学の歴史的・学際的研究の基盤構築 ( 2019年4月 ) 基盤研究(C) 分担
[3]. ポストメディア時代の翻訳論 ( 2014年4月 ~ 2015年4月 ) 基盤研究(B) 分担

[4]. 翻訳の〈倫理〉をめぐる総合的研究 ( 2011年1月 ~ 2012年4月 ) 基盤研究(C) 分担
【外部資金(科研費以外)】
[1]. 音楽活動への助成 (2024年1月 - 2024年12月 ) [提供機関] ロームミュージックファンデーション [制度名] 音楽活動への助成および奨学生の募集 [担当区分] 研究代表者
[2]. ポール・ヴァレリーにおける「非作品的」倫理と美学 (2008年4月 ) [提供機関] 静岡大学 [制度名] 学長裁量経費:再チャレンジ支援経費
【受賞】
[1]. 日本翻訳出版文化賞 ミシェル・ジャルティ著 恒川邦夫監訳『評伝 ポール・ヴァレリー』(12名の共訳者の一人) (2024年10月)
[授与機関] 日本翻訳家協会
[備考] 本賞は当該の書物を刊行した出版社に贈られる賞。
【学会・研究会等の開催】
[1]. 静岡大学翻訳文化研究会講演会  伊藤綾「加藤周一と翻訳の問題ー日本の戦後知識人作品のフランス語への翻訳紹介を通して」 (2022年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] ZOOM
[2]. 3.11に考える「翻訳」という行為 (2021年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] ZOOM開催
[備考] フランス在住の作家・翻訳家である関口涼子氏への講演依頼。および東京大学准教授伊達聖伸氏と同氏の共同テーマについての提案など。
[3]. 翻訳文化研究会講演会「舞台にのぼる翻訳」の企画・司会 (2014年4月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡大学人文社会科学部棟6F大会議室
[備考] フランス文学者で翻訳者の岩切正一郎氏(国際基督教大学)をお招きし、舞台に関わる翻訳について講演していただいた。
[4]. 日本フランス語フランス文学会関東支部大会 (2000年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 静岡大学
[備考] 学会主催者(日本フランス語フランス文学会関東支部当番校)
【その他学術研究活動】
[1]. 静岡大学ピアノとウェルビーイング研究所『ピアノとウェルビーイング研究」創刊 (2024年3月 )
[備考] 静岡大学ピアノとウェルビーイング研究所『ピアノとウェルビーイング研究』電子版にて創刊。
[2]. 静岡大学プロジェクト研究所「ピアノとウェルビーイング研究所」 (2023年4月 - 2026年3月 )
[備考] 研究所設置申請代表者。研究所長を務める
[3]. 学術雑誌等の編集(日本フランス語フランス文学会関東支部論集) (2000年3月 - 2001年12月 )
[備考] 編集委員

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 フランス言語文化特論Ⅴ (2024年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 フランス言語文化演習Ⅵ (2024年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 フランス文学概論Ⅰ (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 フランス言語文化演習Ⅲ (2024年度 - 前期 )
[5]. 学部専門科目 専門フランス語基礎Ⅰ (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2024年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
2023年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
[備考] 特別聴講学生(留学生)1名
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
【指導学生の受賞】
[1]. 成績優秀者 (2023年7月)
[受賞学生氏名] 杉浦立佳 (人文社会科学部)
[授与団体名] 静岡大学人文社会科学部
[2]. シズオカ×カンヌウィーク 第6回「フランス語スピーチコンクール静岡」優勝 (2023年5月)
[受賞学生氏名] 太田和佳奈 (人文社会科学部)
[授与団体名] 静岡日仏協会およびフランス語学校エスパス・エクラタン
[3]. 成績最優秀者 (2016年3月)
[受賞学生氏名] 関華絵
[4]. 成績優秀者 (2015年7月)
[受賞学生氏名] 宮城嶋遥加
[授与団体名] 人文社会科学部学部長
[5]. 2014年度人文社会科学部成績最優秀者 (2014年4月)
【その他教育関連情報】
[1]. フルコンタクト空手部 (2013年1月 )

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. シンポジウム ピアノとウェルビーイング研究所シンポジウム(キャンパスフェスタin静岡)の企画および説明・司会 (2023年11月 )
[内容] 第1部:ピアノとウェルビーイング研究所の紹介・ピアノとウェルビーイングについての講演3件 第2部:ピアノコンサート
[備考] 共通教育B棟301
[2]. シンポジウム ピアノとウェルビーイング研究所創設記念シンポジウム(テクノフェスタin浜松) (2023年11月 )
[内容] 第1部:ピアノとウェルビーイング研究所の説明・シンポジウム「静岡のピアノ産業とピアノの未来 第2部:ピアノコンサート
[備考] 静岡大学浜松キャンパス佐鳴会館
[3]. 高大連携 沼田女子高校出張授業 (2023年10月 )
[内容] 「フランス文学への誘い」と題して講義。
[備考] 群馬県沼田市 沼田女子高校
[4]. 展示 ヤマハ技術ポスター展 レクチャー (2023年9月 )
[内容] ヤマハ株式会社本社にて「ピアノとウェルビーイング研究所」についてのポスター展示と見にレクチャーを行った。
[備考] ヤマハ株式会社21号館(浜松市)
[5]. 公開講座 静大生による多言語朗読会 (2023年5月 - 2023年11月 )
[内容] 日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・エスペラントそれぞれによる平和にまつわる文学作品の朗読会の統括
[備考] 静岡大学大学会館3Fホール
【報道】
[1]. 雑誌 「静岡時代」特集「創作ー私たちにとっての意義」安永愛先生と考える ヴァレリーから紐解く創作史 (2022年4月)
[概要]静岡時代編集部により、創作にまつわるインタビューに応じた。
[備考] 静岡時代編集部
[2]. 新聞 日本経済新聞読書欄 (2019年9月15日)
[概要]翻訳を担当したフィリップ・ポンス著『裏社会の日本史』(ちくま学芸文庫)の紹介文。
[備考] 日本経済新聞社
[3]. 新聞 『文化・芸術 CULTURE&ART』ノーベル文学賞のモディアノ氏 痛切、甘美な物語紡ぐ (2014年10月13日)
[備考] 静岡新聞朝刊29面
[4]. 雑誌 月刊誌「ふらんす」2013年4月号への訳書の書評掲載 (2012年3月)
[概要]訳書『家族手帳』(パトリック・モディアノ著)についての宮里厚子氏(琉球大)による書評掲載
[5]. 新聞 『毎日新聞』「今年の三冊」の特集において、拙訳『裏社会の日本史』が田中優子氏に選ばれる。 (2006年12月20日)
[備考] 『毎日新聞』
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 日本フランス語フランス文学会リテラ委員 (2017年5月 - 2019年5月 )
[活動内容]日本フランス語フランス文学会の発行する仏文学術雑誌の編集
[2]. 日本フランス語フランス文学会学会誌編集委員 (2014年4月 - 2018年3月 )
[活動内容]学会発表の評価、学会誌掲載可否の判断など。
[3]. 日本フランス語フランス文学会スタージュ運営委員会 (2001年5月 - 2002年6月 )
[備考] 役割(学会、文部科学省、フランス大使館共同主催のフランス語教育のスタージュ(研修会)の準備と運営)
[4]. 日本フランス語フランス文学会幹事会 (2000年4月 - 2001年5月 )
[備考] 役割(幹事会への出席および名簿係)
[5]. 日本フランス語フランス文学会関東支部 (2000年3月 - 2001年5月 )
[備考] 役割(幹事関東支部会員の会費徴収、支部論集発送、支部大会開催、支部論集編集)
【その他社会活動】
[1]. 公益財団法人「音楽文化創造」のWebマガジン「音楽文化の創造」vo.28 特集「Well -being」「静岡大学ピアノとウェルビーイング研究所創立1年を迎えて」を寄稿 (2024年4月 )
[備考] 公益財団法人「音楽文化創造」からの依頼に応え、同法人のWebマガジン「音楽文化の創造」vo.28 特集「Well -being」に静岡大学ピアノとウェルビーイング研究所設立の経緯・活動内容・今後の展望などについて執筆した。
[2]. 静岡大学ピアノとウェルビーイング研究所ホームページ 記事執筆(インタビュー件数22件) (2023年7月 )
[備考] ピアノとウェルビーイングのテーマで、アマチュア・プロを問わず、ピアノに関わる人生について、語っていただきインタビュー記事(5000字程度)を22件アップした。

国際貢献実績

【国際協力事業】
[1]. リヨン第3大学 連絡教員 (2017年4月 )
[2]. フランス・ロレーヌ大学(旧 ナンシー第2大学)連絡教員 (2006年1月 )
[相手方機関名] フランス・ロレーヌ大学

管理運営・その他