トップページ  > 教員個別情報

静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 田村 了 (Tamura Ryo)

田村 了 (Tamura Ryo)
准教授
学術院工学領域 - 電子物質科学系列
工学部 - 電子物質科学科 大学院総合科学技術研究科工学専攻 - 電子物質科学コース


image-profile
最終更新日:2024/03/23 2:05:05

教員基本情報

【取得学位】
博士(理学)  東京大学   2000年1月
【研究分野】
自然科学一般 - 半導体、光物性、原子物理
ナノテク・材料 - ナノ構造物理
【現在の研究テーマ】
カーボンナノチューブの電気伝導度についての理論的研究
【研究キーワード】
炭素ナノチューブ, 量子電気伝導度, ナノテクノロジー
【所属学会】
・日本物理学会
【個人ホームページ】
https://wwp.shizuoka.ac.jp/tamura-ryo-lab/
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. 垂直電場下の部分接触グラフェン系によるトンネルバレー流フィルター
Journal of the Physical Society of Japan 92/12 - 123704 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ryo Tamura [DOI]
[2]. アームチェアrナノチューブとジグザググラフェンリボン間平行接触での層間電気伝導度:グラフェンリボン端から中央に向かっておきる波動関数増大検出の理論的提案
Journal of the Physical Society of Japan 92/11 - 113701 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ryo Tamura [DOI]
[3]. 部分接触グラフェン層におけるバレー流反転の起源
Journal of the Physical Society of Japan 92/11 - 114706 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ryo Tamura [DOI]
[4]. Valley Current Filtering and Reversal by Parallel Side Contacted Armchair Nanotubes
Journal of the Physical Society of Japan 90/11 114701-1-114701-13 (2021年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ryo Tamura [DOI]
[5]. 平行アームチェアナノチューブ接合系中の対称チャンネルから反対称チャンネルへの層間透過率についての摂動計算
フィジカル レビュー B 99/ 155407-1-155407-14 (2019年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ryo Tamura
【著書 等】
[1]. 量子力学入門―物質科学の基礎―
(2008年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別]
[備考] 主に第4章を担当、執筆
[2]. 物理学実験―「物理・化学実験」テキスト―
(2008年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別]
[備考] 主に第2章、第6章を執筆
[3]. 量子力学入門-物質科学の基礎-
学術図書出版社 (2006年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]星野敏春,浅田寿生,藤間信久,田村了,古門聡士
[備考] 共著担当箇所(第4章)
[4]. 新しいクラスターの科学
講談社サイエンティフィク (2002年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]近藤保,塚田捷,田村了,中嶋敦,茅幸二,寺嵜亨,里子允敏,藤間信久,山口豪,隅山兼治,八尾誠,石井靖,菅野暁
[備考] 共著担当箇所(第2章17-44)
【学会発表・研究発表】
[1]. 部分接触グラフェンのエネルギーギャップ中 層間伝導におけるバレー流反転
日本物理学会2024年春季大会 (2024年3月18日) 招待講演以外
[発表者]田村 了
[備考] オンライン学会、オンライン発表
[2]. Theoretical Study of Tunnel Valley Current Filter in the Partially Overlapped Graphene under the Vertical Electric Field
第25回高柳健次郎記念シンポジウム (2023年11月28日) 招待講演以外
[発表者]田村 了
[備考] ポスター発表、静岡大学浜松キャンパスS-Port3階、主催団体:静岡大学電子工学研究所
[3]. 部分接触 2 層グラフェン層間バレー流反転に 対する垂直電場の効果
日本物理学会2022年秋季大会 (2022年9月15日) 招待講演以外
[発表者]田村 了
[備考] 日本物理学会、東京工業大学 大岡山キャンパス
[4]. 平行アームチェアナノチューブ側面接合によるバレー流のフィルタリングと反転
日本物理学会2021年秋季大会 (2021年9月22日) 招待講演以外
[発表者]田村 了
[5]. 平行アームチェアナノチューブ間の側面接触接合のバレー(対称-反対称)変換機能
日本物理学会2019年秋季大会 (2019年9月12日) 招待講演以外
[発表者]田村 了
【科学研究費助成事業】
[1]. ナノチューブ望遠鏡構造における層間振動と電流・電圧特性 ( 2005年4月 ) 若手研究(B) 代表
[備考] 多層チューブの外側チューブから内側チューブを引き出した望遠鏡構造では、一つの単層チューブにそってソース電極とドレイン電極を結ぶ経路が存在せず、電流は必ず層間を通るために、チューブ層間の相対変位が電気抵抗に大きな影響を与える。内側チューブの量子力学的運動から電子がうける非弾性散乱が電流電圧特性に与える

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(修士) ナノ構造物の電気伝導論 (2023年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 現代物理 (2023年度 - 後期 )
[3]. 学部専門科目 現代物理 (2023年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 熱統計力学 (2023年度 - 後期 )
[5]. 学部専門科目 熱統計力学 (2023年度 - 前期 )

社会活動

【その他社会活動】
[1]. 日本物理学会 領域7 世話人 (2005年4月 )
[備考] 活動内容(任期:2005年11月から2006年10月まで日本物理学会の領域7について、学会のプログラム編成などを行う。)

国際貢献実績

管理運営・その他

【特記事項】
1992- カーボンナノチューブについての研究に従事