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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 河合 真吾 (Kawai Shingo)

河合 真吾 (Kawai Shingo)
教授 (兼務:附属図書館長)
学術院農学領域 - 生物資源科学系列
農学部 - 生物資源科学科 大学院総合科学技術研究科農学専攻
岐阜大学大学院連合農学研究科 - 生物資源科学専攻

kawai.shingo@@@shizuoka.ac.jp
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最終更新日:2024/08/20 2:05:06

教員基本情報

【取得学位】
農学博士  京都大学   1990年1月
【研究分野】
ライフサイエンス - 木質科学
【現在の研究テーマ】
アクチノリザル樹木と放線菌フランキアの共生機構の解明
環状ジアリールヘプタノイドなどの樹木二次代謝産物生合成経路の解明
ラッカーゼ-メディエーター系によるリグニン分解機構の解明
【研究キーワード】
アクチノリザル樹木, フランキア, 窒素固定, 環状ジアリールヘプタノイド, リグナン, 生合成遺伝子, リグニン, ラッカーゼ, メディエーター
【所属学会】
・日本木材学会
・リグニン学会
・紙パルプ技術協会
・日本学術会議中部地区科学懇談会
・日本植物バイオテクノロジー学会
【個人ホームページ】
https://wwp.shizuoka.ac.jp/woodchem/
【研究シーズ】
[1]. 森の仕組みを化学で解明する ( 2019年度 - ) [分野] 5. バイオ・ライフサイエンス [URL]
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Cloning of three Alnus sieboldiana type III polyketide suntases and formation of recombinant Esherichia coli using cinnamic acid analogs as substrates
Heliyon 10/ - e27698 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Konosuke Takemoto, Yuichi Mikota, Ryota Moriuchi, Yuko Yoneda, Shingo Kawai [DOI]
[2]. Cloning and characterization of NADPH-dependent double-bond reductases from Alnus sieboldiana that recognize linear diarylheptanoids as substrates
Phytochemistry 215/ - 113850 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Konosuke Takemoto, Akiho Tsurugi-Sakurada, Ryota Moriuchi, Yuko Yoneda, Shingo Kawai [DOI]
[3]. Two O-methyltransferases from Phylogenetically Unrelated Cow Parsley (Anthriscus sylvestris) and Hinoki-asunaro (Thujopsis dolabrata var. hondae) as a Signature of Lineage-specific Evolution in Lignan Biosynthesis
Plant and Cell Physiology 64/1 124-147 pca164 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Masaomi Yamamura, Masato Kumatani, Akira Shiraishi, Yu Matsuura, Keisuke Kobayashi, Ayano Suzuki, Atsushi Kawamura, Honoo Satake, Safendrri Komara Ragamustari, Shiro Suzuki, Hideyuki Suzuki, Daisuke Shibata, Shingo Kawai, Eiichiro Ono, Toshiaki Umezawa [DOI]
[4]. Cyclic diarylheptanoids as potential signal compounds during actinorhizal symbiosis between Alnus sieboldiana and Frankia
Fitoterapia 162/ - Article 105284 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Akiho Tsurugi-Sakurada, Takahiro Kaneko, Konosuke Takemoto, Yuko Yoneda, Takashi Yamanaka, Shingo Kawai [DOI]
[5]. 4-Hydroxybenzoic Acid Secreted from Trametes versicolor Catalyzes the Oxidation of a Nonphenolic β-O-4 Lignin Model Dimer as Laccase Mediator
Lignin 3/ 1-8 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Shingo Kawai, Megumi Miyazaki, Yoshimi Hayashi, Miyuki Matsunaga, Haruka Hirashita, Tomoaki Nishida, Yuko Yoneda [備考] https://www.lignin-society.jp/pdf/lignin3/1-8.pdf
[DOI]
【著書 等】
[1]. 木質の形成 バイオマス科学への招待(第3版)
海青社 (2024年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]河合真吾 [担当範囲] 5.抽出成分、5.2抽出成分の分類と化学的性質 [5.2.3フラボノイド5.2.4スチルベノイド] [総頁数] 711 [担当頁] 502-507

[2]. 木質の形成 バイオマス科学への招待(第3版)
海青社 (2024年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]河合真吾 [担当範囲] 5.3生合成 [5.3.3フラボノイド, 5.3.4スチルベノイド, 5.3.9ジアリールヘプタノイド]) [総頁数] 711 [担当頁] 528-534, 543-544

[3]. 植物細胞壁実験法(データベース更新版)
弘前大学出版 (2023年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]河合 真吾 [担当範囲] 第7章 細胞壁の生合成と生分解 7.3 リグニン生分解と生合成 7.3.1リグニン生分解 [総頁数] 403 [担当頁] pp. 348-355

[4]. 木材の化学 木材科学講座4
海青社 (2021年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]河合真吾 (川田俊成・伊藤和貴 編) [担当範囲] 第8章生合成  第3節リグニンの生合成、第4節抽出成分の生合成、第5節糖代謝と樹木成分生合成の関係 [総頁数] 255 [担当頁] 116-128

[5]. 木材の化学 木材科学講座4
海青社 (2021年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]河合真吾 (川田俊成・伊藤和貴 編) [担当範囲] 第3章木材化学の基礎 第2節 芳香族化合物の化学 [総頁数] 255 [担当頁] 35-38

【学会発表・研究発表】
[1]. ヘプタン鎖飽和ジアリールヘプタノイド生合成における 二重結合還元酵素の役割
第74回日本木材学会大会 (2024年3月14日) 招待講演以外
[発表者]竹本幸之介、米田夕子、河合真吾
[備考] 京都大学・日本木材学会
[2]. オオバヤシャブシ4-クマル酸CoAリガーゼの検索と p-クマル酸への反応性の検証
第74回日本木材学会大会 (2024年3月14日) 招待講演以外
[発表者]杉山隼人、竹本幸之介、工藤貫太、森弘樹、大熊聡子、米田夕子、河合真吾
[備考] 京都大学・日本木材学会 M14-P-20
[3]. In vivo反応によるオオバヤシャブシIII型ポリケチドシンターゼの 基質特異性の検討
第68回リグニン討論会 (2023年11月10日) 招待講演以外
[発表者]竹本幸之介、森内良太、米田夕子、河合真吾
[備考] 長岡市・リグニン学会
[4]. 培地窒素濃度がカワラタケのp-ヒドロキシ安息香酸分泌とラッカーゼ活性に及ぼす影響
第68回リグニン討論会 (2023年11月10日) 招待講演以外
[発表者]公文遥基、米田夕子、河合真吾
[備考] 長岡市・リグニン学会
[5]. オオバヤシャブシのジアリールヘプタノイド二重結合還元酵素の特性とその局在性
第73回日本木材学会大会 (2023年3月15日) 招待講演以外
[発表者]竹本幸之介、米田夕子、河合真吾
[備考] 九州大学・日本木材学会
【科学研究費助成事業】
[1]. アクチノリザル樹木の根粒共生機構に関わる遺伝子特定の試み ( 2024年4月 ~ 2027年3月 ) 基盤研究(B) 代表

[2]. 着実な林地栽培に向けた菌根菌バカマツタケの有機物分解能と厚壁胞子形成能の有効性 研究課題 ( 2023年4月 ~ 2025年3月 ) 基盤研究(B) 分担

[3]. アクチノリザル樹木の根粒共生に関わるケミカルコミュニケーション機構の解明 ( 2021年3月 ~ 2024年3月 ) 基盤研究(B) 代表

[4]. アクチノリザル共生シグナル物質である環状ジアリールヘプタノイドの生合成と作用機作 ( 2016年4月 ~ 2019年3月 ) 基盤研究(B) 代表

[5]. 環状ジアリールヘプタノイドはアクチノリザル共生のシグナル物質か? ( 2015年4月 ~ 2017年3月 ) 挑戦的萌芽研究 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. 窒素固定能に優れたアクチノリザル樹木の抽出成分ミリカノールの生合成と共生菌フランキアとの化学生物学的検討 (2010年4月 - 2011年3月 ) [提供機関] 京都大学生存圏研究所 [制度名] 生存圏ミッション研究経費
[2]. ヤマモモのジアリールヘプタノイド成分ミリカノール類生合成の有 (2010年4月 ) [提供機関] 静岡大学 [制度名] 学長裁量経費:岐阜大学大学院連合農学研究科・教育活性化経費
[3]. マモモのジアリールヘプタノイド成分ミリカノール類生合成の有機化学的解析 (2008年4月 ) [提供機関] 静岡大学 [制度名] 学長裁量経費:農学部学部長裁量経費再チャレンジ支援
[4]. タンパク質の立体構造に基づく生命現象の理解に関する研究 (2007年4月 ) [提供機関] 静岡大学 [制度名] 学長裁量経費:岐阜大学連合農学研究科教育研究活性化経費
[5]. ヤマモモのジアリールヘプタノイド成分ミリカノール類生合成の有 (2007年4月 ) [提供機関] 静岡大学 [制度名] 学長裁量経費:教育研究プロジェクト推進経費(競争Ⅱ型)再チャレンジ支援
【受賞】
[1]. 第52回日本木材学会賞 樹木二次代謝成分の生合成および生分解機構に関する研究 (2012年1月)
[受賞者] 河合真吾 [授与機関] 日本木材学会
[2]. 日本木材学会奨励賞  カワラタケラッカーゼおよびリグニンペルオキシダーゼによるリグニンモデル化合物の分解機構 (1994年1月)
[授与機関] 日本木材学会
【学会・研究会等の開催】
[1]. 2018年度日本木材学会中部支部大会 (2018年10月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡市
[2]. 2011年度日本木材学会中部支部大会 (2011年10月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 静岡市
[3]. 第54回リグニン討論会 (2009年10月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡市

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 木材保存学 (2024年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 生物資源科学基礎実習 (2024年度 - 前期 )
[3]. 大学院科目(修士) 木質生化学演習Ⅰ (2024年度 - 前期 )
[4]. 大学院科目(修士) 木質生化学演習Ⅱ (2024年度 - 前期 )
[5]. 学部専門科目 樹木生化学 (2024年度 - 前期 )
【指導学生数】
2023年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 8 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 9 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 12 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 10 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 1 人
修士指導学生数 5 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 10 人
【指導学生の受賞】
[1]. 第66回日本木材学会大会優秀ポスター賞 (2016年3月)
[受賞学生氏名] 櫻田明穂 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 日本木材学会
[2]. (2007年4月)
[受賞学生氏名] 玉川祐基
【その他教育関連情報】
[1]. 京都大学大学院農学研究科特論 非常勤講師 (2017年7月 - 2017年7月 )
[備考] 1単位分の集中講義を行った。

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 講演会 安江基金による連続ミニ講座 第8回(山形大学) (2022年11月 )
[内容] 「樹木と微生物の関わりを有機化学で考える〜アクチノリザル樹木の根粒共生と環状ジアリールヘプタノイド」というタイトルで依頼講義を行った。
[備考] 山形大学鶴岡キャンパス
[2]. 出張講義 オープンキャンパス模擬講義 (2022年8月 )
[内容] オープンキャンパスで、「生命の営みを化学で考えるー有機化学が解き明かす生命現象ー」と題した模擬講義を行った
[備考] 静岡大学農学部
[3]. 出張講義 学部紹介と出前講義 (2015年9月 )
[備考] 磐田東高等学校
[4]. 出張講義 学部紹介と出前講義 (2015年9月 )
[備考] 静岡県立富岳館高校
[5]. 出張講義 森の営みを化学して利用する (2014年11月 )
[内容] 模擬授業を行った
[備考] キャンパスフェスタ in 静岡大学
【報道】
[1]. 新聞 「おもろし農学」ヤマモモなどの根粒形成について  (2012年8月5日)
[備考] 静岡新聞朝刊6面
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 理事 (2023年7月 - 2025年6月 ) [団体名] リグニン学会
[活動内容]運営に関する方針策定、業務担当
[2]. 日本木材学会中部支部 副支部長 (2023年4月 ) [団体名] 日本木材学会
[活動内容]学会活動
[3]. リグニン学会理事 (2021年11月 ) [団体名] リグニン学会
[活動内容]学会活動
[備考] 2022年度継続中
[4]. リグニン学会評議員 (2020年11月 - 2021年10月 ) [団体名] リグニン学会
[5]. 静岡県試験研究機関外部評価委員 (2018年4月 ) [団体名] 静岡県
[活動内容]静岡県試験機関の各種(新成長戦略など)研究の評価
[備考] 2022年度継続中

国際貢献実績

【その他国際貢献実績】
[1]. マリアノマルコス州立大学(フィリピン)大学間協定調印式と学術発表 (2018年11月 )
[2]. カセサート大学訪問 (2016年11月 )
[3]. ガジャマダ大学 海外フィールとワーク引率と農学部長訪問 (2016年9月 )
[4]. 岐阜大学大学院連合農学研究科 ICGU-12 ハノイ工科大学 リエゾン (2015年4月 )

管理運営・その他

【所属長等】
[1]. 附属図書館長 (2023年4月 )
[2]. 副学長 (2019年4月 - 2021年3月 )
[備考] 評価担当
[3]. 農学部長 (2016年4月 - 2019年3月 )
[4]. 学術院農学領域長 (2016年4月 - 2019年3月 )
[5]. 大学院総合科学技術研究科副研究科長(農学専攻長) (2016年4月 - 2019年3月 )