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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 山下 寛人 (YAMASHITA Hiroto)

山下 寛人 (YAMASHITA Hiroto)
助教
学術院農学領域 - 応用生命科学系列
大学院総合科学技術研究科農学専攻 - 応用生物化学コース 農学部
2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。

yamashita.hiroto@@@shizuoka.ac.jp
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最終更新日:2024/11/08 2:05:10

教員基本情報

【取得学位】
博士 (農学)  岐阜大学大学院連合農学研究科   2021年3月
【研究分野】
環境・農学 - 遺伝育種科学
ライフサイエンス - 植物栄養学、土壌学
【現在の研究テーマ】
生物・環境情報を活用した作物ポテンシャル向上に関する研究
作物の土壌肥料・栽培生理・遺伝育種学的研究
作物の遺伝子型×環境交互作用に関する研究
【研究キーワード】
植物栄養素, ゲノム, トランスクリプトーム, イオノーム, オミクス, 遺伝子型×環境交互作用 (G×E), チャ (Camellia sinensis L.)
【所属学会】
・日本土壌肥料学会
・日本育種学会
・日本茶業学会
・日本植物生理学会
・日本植物バイオテクノロジー学会
【個人ホームページ】
https://wwp.shizuoka.ac.jp/plantfuncphys/
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Real-time emulation of future global warming reveals realistic impacts on the phenological response and quality deterioration in rice.
Proc. Natl. Acad. Sci. USA 121/21 - (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Itoh H, Yamashita H, Wada CK, Yonemaru J [備考] Co-first authors.本研究の立案・実験、データまとめ、論文執筆を実施.
[DOI]
[2]. Alkaline Invertase 2 positively modulates cold adaptive of Camellia sinensis and enhances freezing and salt tolerance in transgenic Arabidopsis thaliana
Ind Crops Prod 209/ 118042- (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Ba L, Wang H, Zhang S, Yamashita H, He S, Liang S, Wang Y, Ding Z, Fan K, Ikka T, Song C, Qian W. [DOI]
[3]. Genome-wide identification and expression analysis of sucrose phosphate synthase and sucrose-6-phosphate phosphatase family genes in Camellia sinensis.
Beverage Plant Research / 1-15 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Liang S, Wang H, Yamashita H, Zhang S, Lang X, Yue J, He S, Wang Y, Fan K, Ding Z, Ikka T*, Qian W*. [DOI]
[4]. お茶の育種を加速する-DNA情報のみで茶の機能性成分をどの程度予測できる?-
化学と生物 61/11 522-525 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] 一家崇志,山下寛人
[5]. Nutritional characterization on growth and ionome profiles in Japanese wasabi cultivars (Eutrema japonicum) under hydroponics
Soil Sci. Plant Nutr. / - (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Yamashita H, Mihara H, Hisamatsu S, Morita A, Ikka T [DOI]
【学会発表・研究発表】
[1]. 茶カテキン類の自然変異に関するゲノム・トランスクリプトーム解析
日本育種学会第146回講演会 (2024年9月19日) 招待講演以外
[発表者]舟川奈那,山下寛人,石黒雄大,川木純平,一家崇志
[2]. 大規模チャ遺伝資源のゲノム育種価推定と検証
日本育種学会第146回講演会 (2024年9月19日) 招待講演以外
[発表者]石黒雄大,山下寛人,川木純平,永野惇,一家崇志
[3]. 茶樹のフッ素高集積機構の特性解明
日本植物学会第88回大会 (2024年9月14日) 招待講演以外
[発表者]尾嶋志穂,山下寛人,一家崇志
[4]. チャの高アルミニウム集積能と細胞壁コンポーネントの関係
日本植物学会第88回大会 (2024年9月14日) 招待講演以外
[発表者]朝比奈美緒,山下寛人,米澤詩織,菊地拓真,高橋大輔,廣野祐平,一家崇志
[5]. チャのフッ素およびアルミニウム高集積特性の関連性
日本土壌肥料学会2024年度福岡大会 (2024年9月3日) 招待講演以外
[発表者]尾嶋志穂,山下寛人,一家崇志
【科学研究費助成事業】
[1]. チャ収穫期に直結する休眠-萌芽早晩性の制御機構の解明 ( 2024年4月 ~ 2027年3月 ) 若手研究 代表

[2]. チャ(茶樹)の不定胚形成を誘発する体細胞リプログラミング要因の解明 ( 2024年4月 ~ 2027年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. 単子葉植物に特有なアブシシン酸シグナル伝達機構の解明 ( 2022年4月 ~ 2025年3月 ) 基盤研究(B) 分担

[4]. ゲノムワイド関連解析による茶葉中のアルミニウム含量低減を目指した育種素材の開発 ( 2020年4月 ~ 2024年3月 ) 基盤研究(B) 分担
【外部資金(科研費以外)】
[1]. 農業副産物を活用した高機能バイオ炭の製造・施用体系の確立 (2024年4月 - 2025年3月 ) [提供機関] 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) [制度名] グリーンイノベーション基金事業/食料・農林水産業のCO2等削減・吸収技術の開発 [担当区分] 研究分担者
[2]. 作物栽培-生態系のアグリオミクス解析から探る日本茶生産の持続可能性 (2024年4月 - 2026年3月 ) [提供機関] 公益財団法人ロッテ財団 [制度名] 2024年度奨励研究助成 [担当区分] 研究代表者
[3]. チャ収穫時期な自在なコントロールを可能とする休眠制御法の開発 (2023年8月 - 2024年7月 ) [提供機関] 公益財団法人本庄八郎記念お茶財団 [制度名] 2023年度助成金 [担当区分] 研究代表者 [URL]
[4]. 茶のスマート有機栽培技術体系の開発と現地実証試験 (2023年4月 - 2025年3月 ) [提供機関] 生物系特定産業技術研究支援センター [制度名] 戦略的スマート農業技術等の開発・改良 [担当区分] 研究分担者
[5]. 国内生産力の強化を図るための果樹・茶品種の開発 (2023年4月 - 2025年3月 ) [提供機関] 生物系特定産業技術研究支援センター [制度名] 食料安全保障強化に向けた革新的新品種開発 プロジェクトのうち 食料安全保障強化に資する新品種開発 [担当区分] 研究分担者
【受賞】
[1]. 第39回茶学術研究会学術奨励賞 チャのスマート育種システム確立に向けたゲノミック予測技術の開発 (2024年2月)
[受賞者] 山下寛人 [授与機関] 茶学術研究会
【特許 等】
[1]. 廃石膏ボードの石膏を利用したリン回収技術 [出願番号] 特願2019-188658 (2019年10月15日)
【その他学術研究活動】
[1]. Beverage Plant Research, Early Career Editor (2023年10月 - 2025年9月 )

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 応用生命科学実験1 (2024年度 - 前期 )
[2]. 大学院科目(修士) 植物機能生理学特論 (2024年度 - 後期 )
[3]. 学部専門科目 生命情報学 (2024年度 - 後期 )
[4]. 学部専門科目 応用生命科学実験2 (2024年度 - 後期 )
[5]. 大学院科目(修士) 植物機能生理学演習Ⅱ (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2024年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 9 人 博士指導学生数(副指導) 6 人
2023年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 8 人 博士指導学生数(副指導) 4 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
修士指導学生数 3 人 博士指導学生数(副指導) 2 人
【指導学生の受賞】
[1]. 大学院成績優秀者 (2024年3月)
[受賞学生氏名] 柳沢直希 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 農学部同窓会
【その他教育関連情報】
[1]. 静岡大学未来の科学者養成スクール (FSS) (2023年12月 - 2024年8月 )
[備考] 1名の生徒の指導に従事 (特別推薦総合型)

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 講習会 NGSデータを用いたゲノム解析講習会 (2022年12月 )
[備考] 静岡県農林技術研究所研究員に向けて静岡大学で実施.
[2]. 講習会 RNA-seq解析講習 (2022年8月 )
[内容] RNA-seqデータの処理と下流解析に関する講習会
[備考] 沼津高専古川研究室を対象に実施.
【報道】
[1]. 新聞 PCIで植物の初期育成促進 (2024年4月8日)
[備考] 電化新聞第3776号
[2]. その他 【プレスリリース】プラズマクラスター技術が寄与する植物の生育促進メカニズムを確認 (2024年3月22日)
[備考] シャープ株式会社との共同プレスリリース
[3]. 新聞 プラズマクラスター技術が寄与する植物の生育促進メカニズム確認 (2024年3月22日)
[備考] 電波新聞
[4]. その他 【プレスリリース】茶園の炭素貯留の実態解明を目指し静岡県茶業研究センターと共同研究を開始 ~茶栽培を通じて、低炭素社会に貢献~ (2023年8月17日)
[備考] 静岡県農林技術研究所茶業研究センターとの共同プレスリリース
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 技術顧問 (2023年7月 - 2026年3月 ) [団体名] S-Bridges㈱
[活動内容]茶品種及び生育に関する技術指導
[2]. 日本育種学会中部地区談話会幹事 (2022年12月 )
【その他社会活動】
[1]. 夢ナビライブ「研究室訪問」 (2024年10月 )
[2]. 高大連携授業出張講義 (清水東高校) (2024年10月 )
[3]. 3. 令和6年度夏休み小学生体験実験講座 (静岡大学浜松キャンパス):植物染め (2024年8月 )
[4]. 夢ナビ講義Video:「ゲノム解析でお茶の味を自由自在に」 (2024年7月 )
[備考] https://douga.yumenavi.info/Lecture/PublishDetail/2024004128?back=
[5]. 女子中高生を対象に含む研究室体験 (2023年11月 )
[備考] 静岡大学男女共同参画推進室による後援

国際貢献実績

管理運営・その他