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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 日下部 誠 (KUSAKABE Makoto)

日下部 誠 (KUSAKABE Makoto)
教授
学術院理学領域
理学部 - 創造理学コース 大学院総合科学技術研究科理学専攻 山岳流域研究院
サステナビリティセンター


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最終更新日:2024/10/17 2:05:07

教員基本情報

【取得学位】
PhD  オタゴ大学   2002年12月
【現在の研究テーマ】
魚類生理学
比較内分泌学
【研究キーワード】
浸透圧調節, 生殖生理学, 魚類, ホルモン
【所属学会】
・日本水産学会
・日本サンゴ礁学会
・日本動物学会
・日本比較内分泌学会
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Gene duplication of C-type natriuretic peptide-4 (CNP4) in teleost lineage elicits subfunctionalization of ancestral CNP
Cell and Tissue Research Online ahead of print/ - (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Katayama Y, Saito A, Ogoshi M, Tsuneoka Y, Mukuda T, Azuma M, Kusakabe M, Takei Y, Tsukada T [DOI]
[2]. Whole-Genome Sequencing Highlights Conservative Genomic Strategies of a Stress-Tolerant, Long-Lived Scleractinian Coral, Porites australiensis Vaughan, 1918
Genome Biology and Evolution 13/12 evab270- (2021年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Shinzato C, Takeuchi T, Yoshioka Y, Tada I, Kanda M, Broussard C, Iguchi A, Kusakabe M, Marin F, Satoh N, Inoue M [DOI]
[3]. Analysis of Temperature Tolerance in Juvenile Chum Salmon (Oncorhynchus keta)
North Pacific Anadromous Fish Commission Technical Report 17/ 35-37 (2021年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Fajri MN, Ouchi T, Takei Y, Hyodo S, Kusakabe M [DOI]
[4]. Differences in the contributions of sex linkage and androgen regulation to sex-biased gene expression in juvenile and adult sticklebacks.
Journal of Evolutionary Biology 33/ 1129-1138 (2020年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Kitano J, Kakioka R, Ishikawa A, Toyoda A Kusakabe M [DOI]
[5]. Seawater transfer down-regulates C-type natriuretic peptide-3 expression in prolactin-producing cells of Japanese eel: Negative correlation with plasma chloride concentration
Molecular and Cellular Endocrinology 507/ - (2020年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Katayama Y, Wong MK, Kusakabe M, Fujio M, Takahashi N, Yaguchi M, Tsukada T [DOI]
【著書 等】
[1]. Gonadal steroidogenesis in teleost fish
World Scientific Press (2005年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]Young G,Lokman PM,Kusakabe M,Nakamura I,Goetz FW
【学会発表・研究発表】
[1]. シロサケ稚魚における温度耐性とヒートショックプロテイン遺伝子の発現量の相関
令和4年度日本水産学会春季大会 (2022年3月28日) 招待講演以外
[発表者]成島すみれ、長坂剛志・岡部聖・清水勇一、兵藤晋、日下部誠
[備考] オンライン東京
[2]. 海産アユ親魚における海水適応能
令和4年度日本水産学会春季大会 (2022年3月28日) 招待講演以外
[発表者]伊藤 武留、井ノ口 繭、飯郷 雅之、福田 悠介、日下部 誠
[備考] オンライン東京
[3]. トゲウオにおける淡水進出に伴う甲状腺機能の進化
日本生態学会第69回全国大会 (2022年3月14日) 招待講演以外
[発表者]神部飛雄、瀬田友菜、日下部誠、牧野能士、北野潤
[4]. 大槌湾に回帰するシロサケにおける浸透圧調節能の変化
令和3年度日本動物学会中部支部大会富山大会 (2021年12月4日) 招待講演以外
[発表者]福居 鉄也、石原 健、 野畑 重教、兵藤 晋、日下部 誠
[備考] オンライン富山
[5]. シロサケにおけるヒートショックプロテイン遺伝子の発現と温度耐性の関係
令和3年度日本動物学会中部支部大会富山大会 (2021年12月4日) 招待講演以外
[発表者]成島 すみれ、 長坂 剛志、岡部 聖、清水 勇一、日下部 誠
[備考] オンライン富山
【共同・受託研究】
[1]. 学内共同研究 イトヨにおける甲状腺ホルモン産生制御機構の解析
代表 ( 2022年4月 ~ 2023年3月 )
[相手先] 国立遺伝学研究所
[2]. 国内共同研究 シロサケ稚魚の温度耐性メカニズムの解明
代表 ( 2021年4月 ~ 2022年3月 )
[相手先] 東京大学大気海洋研究所
[3]. 国内共同研究 淡水イトヨにおける海水適応能喪失メカニズムの解明
代表 ( 2021年4月 ~ 2022年3月 )
[相手先] 国立遺伝学研究所
[4]. 国内共同研究 淡水イトヨにおける海水適応能喪失メカニズムの解明
代表 ( 2020年4月 ~ 2021年3月 )
[相手先] 国立遺伝学研究所
[5]. 学内共同研究 シロサケ稚魚の温度耐性メカニズムの解明
代表 ( 2020年4月 ~ 2021年3月 )
[相手先] 東京大学大気海洋研究所
【科学研究費助成事業】
[1]. 広塩性魚イトヨにおける浸透圧調節能の多様化のメカニズムの解明 ( 2020年4月 ~ 2023年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[2]. 脊椎動物におけるリラキシンの生理的意義の解明 ( 2015年4月 ~ 2018年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. 真骨魚類におけるリラキシンの機能解析 ( 2012年4月 ~ 2014年3月 ) 若手研究(B) 代表

[4]. 魚類の海水適応を支配する脳と腸の内分泌相関 ( 2011年4月 ~ 2014年3月 ) 基盤研究(A) 分担

[5]. 真骨類におけるコルチコイドの局所代謝調節メカニズムの解析 ( 2010年4月 ~ 2012年3月 ) 若手研究(B) 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. 流況変化に対する河川-海洋沿岸生態系の応答:狩野川水系における解明と生態系保全策 (2020年4月 - 2023年3月 ) [提供機関] 国土交通省 [制度名] 河川砂防技術研究開発一般研究 [担当区分] 研究分担者
[備考] 研究課題は、毎年審査で最長5年間
【受賞】
[1]. Top Reviewer in 2009 of General and Comparative Endocrinology (2009年12月)
[受賞者] Makoto Kusakabe [授与機関] Elsevier
[2]. 2001 Pharmacia Best Junior Presentation Prize Steroidogenic acute regulatory protein (StAR) in rainbow trout (2001年5月)
[受賞者] Makoto Kusakabe [授与機関] New Zealand Society of Endocrinologists Annual Scientific Meeting
【その他学術研究活動】
[1]. 「グローバルサイエンスキャンパス」令和元年度全国受講生研究発表会の引率 (2019年11月 )
[備考] 11月16、17日に日本科学未来館で開催された「グローバルサイエンスキャンパス令和元年度全国受講生研究発表会」に静岡大学未来の科学者養成スクール受講生8名を引率した。
[2]. 静岡大学未来の科学者養成スクール[FSS]海外研修の引率 (2019年8月 )
[備考] 2019年8月10日から18日間の9日香港科技大学で実施された海外研修に、静岡大学未来の科学者養成スクール[FSS]発展コース受講生7名を引率した。

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(修士) 動物生理学特論 (2024年度 - 後期 )
[2]. 学部専門科目 サイエンスイノベーション入門 (2024年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 短期グローバル研修 (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 サイエンスイノベーション演習 (2024年度 - 前期 )
[5]. 学部専門科目 短期グローバル研修Ⅱ (2024年度 - 前期 )
【指導学生数】
2022年度
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 1 人
2021年度
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 2 人
2020年度
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 4 人
2019年度
卒研指導学生数(4年) 5 人
修士指導学生数 2 人
2018年度
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 1 人
【指導学生の受賞】
[1]. 静岡大学理学部生物科学科卒業研究発表 学科長賞 (2022年2月)
[受賞学生氏名] 伊藤 武留 (理学部)
[授与団体名] 静岡大学理学部生物科学科
[備考] 海産アユ親魚における海水適応能
[2]. 静岡大学理学部生物科学科卒業研究発表 学科長賞 (2022年2月)
[受賞学生氏名] 寺﨑 渚 (理学部)
[授与団体名] 静岡大学理学部生物科学科
[備考] 陸封型イトヨにおける浸透圧調整能の違い
[3]. 日本動物学会中部支部大会学部生口頭発表 優秀賞 (2021年12月)
[受賞学生氏名] 寺﨑 渚 (理学部)
[授与団体名] 日本動物学会中部支部
[備考] 陸封型イトヨにおける浸透圧調節能の違い
[4]. 日本動物学会中部支部大会学部生口頭発表 優秀賞 (2021年12月)
[受賞学生氏名] 瀬田 友菜 (理学部)
[授与団体名] 日本動物学会中部支部
[備考] イトヨにおける甲状腺の組織学的解析
【その他教育関連情報】
[1]. 静岡大学アーチェリー部顧問 (2018年4月 )

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 公開講座 サイエンスカフェ in 静岡 (2017年10月 - 2017年10月 )
[内容] 海水魚と淡水魚を同じ水槽で飼うためには?~浸透圧調節のメカニズムから考える~
[備考] B-nest 静岡市産学交流センター
[2]. 出張講義 掛川西高校理数科「大学教官出張授業」 (2017年3月 - 2017年3月 )
[内容] 英語での研究内容に関する基本的な話
[備考] 静岡県立掛川西高等学校
【報道】
[1]. 新聞 科学者の本棚 静岡大学サイエンスカフェから (2021年7月19日)
[備考] 静岡新聞朝刊22面
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 「水産増殖 (Aquaculture Science)」学会誌編集委員 (2021年4月 - 2024年3月 ) [団体名] 日本水産増殖学会
[活動内容]投稿論文について、査読者の指名と編集委員長への「論文掲載可否」の示唆
[2]. OM賞選考委員会 (2020年4月 - 2021年3月 ) [団体名] 日本動物学会
[活動内容]OM賞受賞者の選考
[3]. 日本比較内分泌学会ホームページ委員会委員 (2019年1月 ) [団体名] 日本比較内分泌学会
[4]. 庶務委員 (2013年1月 - 2016年12月 ) [団体名] 日本比較内分泌学会
【その他社会活動】
[1]. 高等学校での理学部・創造理学コース説明会 (2019年6月 - 2019年8月 )
[備考] 掛川西高等学校、伊東高等学校、静岡雙葉高等学校、島田高等学校、藤枝東高等学校、静岡学園高等学校、下田高等学校で、理学部および創造理学コースの紹介・説明を行った.
[2]. 高等学校・予備校での出張授業 (2016年4月 - 2017年3月 )
[備考] 静岡県立科学技術高等学校、掛川西高等学校、静岡理工科大学付属星陵高等学校で出張授業を行った.掛川西高等学校では英語による生物学の講義を行った.また、秀英予備校では、創造理学コースの紹介・説明を行った.

国際貢献実績

【国際協力事業】
[1]. 短期グローバル研修 (2019年8月 )
[相手方機関名] 香港科学技術大学
[活動内容] 短期グローバル研修で創造理学コース2年生13名を香港科学技術大学に引率した.
[2]. 香港科学技術大学との協定事業 (2016年4月 )
[相手方機関名] 香港科学技術大学
[活動内容] (1)創造理学コース2年生短期留学プログラムの立ち上げ.(2)平成29年度に香港科技大から学部生を受け入れるための手続き.(3)平成29年度に香港科技大で開催されるGordon Research Conference on Marine Molecular Ecologyに招待された.

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