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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 塩尻 信義 (SHIOJIRI Nobuyoshi)

塩尻 信義 (SHIOJIRI Nobuyoshi)
理事 (兼務:副学長)
理事・副学長


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最終更新日:2023/07/09 20:41:49

教員基本情報

【取得学位】
理学博士  東京大学   1983年3月
【研究分野】
ライフサイエンス - 形態、構造
ライフサイエンス - 発生生物学
【現在の研究テーマ】
変異ウズラを用いた羽毛色素パターン形成機構の発生遺伝学的研究
マウス肝臓の発生・分化・再生の細胞社会学ならびに発生医学
【研究キーワード】
肝臓, 幹細胞, 胆管, 分化転換, 形態形成, パターン形成, 遺伝子欠失マウス, 人工組織, 再生医学
【所属学会】
・肝細胞研究会
・日本発生生物学会
・日本再生医療学会
・日本生化学会
・日本肝臓医生物学研究会
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Immunohistological analysis on distribution of smooth muscle tissues in livers of various vertebrates with attention to different liver architectures
Annals of Anatomy 233/ 151594- (2021年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ota, N., Hirose, H., Kato, H., Maeda, H. and Shiojiri, N. [備考] 実験計画、実験の実施、論文執筆・校閲
[DOI]
[2]. シーラカンスの門脈トライアッドをともなう肝臓構築はハイギョとは異なる
Okajimas Folia Anat. Jpn. 96/1 1-11 (2019年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Shiojiri, N., Tanaka, S. and Kawakami, H.
[3]. 脊椎動物における肝臓構築の多様性と進化
肝細胞研究会ホームページ「研究交流」 / - (2019年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 塩尻信義、太田考陽 [URL]
[4]. Phylogenetic analyses of the hepatic architecture in vertebrates
Journal of Anatomy (232)/(2) (200) - (213) (2018年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] [責任著者]Shiojiri, N. [共著者]Kametani, H.,Ota, N.,Akai, Y.,Fukuchi, T. [備考] 全て
[5]. Identification of novel genetic markers for mouse yolk sacs by using microarray analyses
Placenta (49)/(1) (68) - (71) (2017年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] [責任著者]Shiojiri, N. [共著者]Yagi, S.
【著書 等】
[1]. 動物の事典
朝倉書店(末光隆志他編) (2020年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]塩尻信義 [担当範囲] 7.4.5 消化管の発生 [総頁数] 772ページ [担当頁] 321-323ページ
[2]. 動物の事典
朝倉書店(末光隆志他編) (2020年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]塩尻信義 [担当範囲] 7.4.6 肝臓と膵臓の発生 [総頁数] 772ページ [担当頁] 323-325ページ
[3]. 発生生物学~基礎から応用への展開~
培風館 (2019年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共編者
[著者]塩尻信義、弥益恭、加藤容子、中尾啓子 [総頁数] 169 [担当頁] 105-122
[4]. 動物学の百科事典
丸善出版 (2018年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]日本動物学会 [担当範囲] 排出機能—その進化は環境適応の鍵である [総頁数] 770 [担当頁] pp354-355
[5]. Fetal Development: Stages of Growth, Maternal Influences and Potential Complications
Nova Science Publishers, Inc. (2014年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]塩尻 信義,Sugiyama, Y., et al
[備考] pp181-204 (Chapter 5)
【学会発表・研究発表】
[1]. Evolution of liver architectures having the portal triad in vertebrates
The 2019 Cold Spring Harbor Asia Conference (2019年12月) 招待講演以外
[発表者]Noriaki Ota, Nobuyoshi Shiojiri
[備考] Cold Spring Harbor Asia, Awaji Yumebutai,
[2]. Mathematical analyses on hepatocyte allocation in regeneration after partial hepatectomy and hepatic injury of mice
The 2019 Cold Spring Harbor Asia Conference (2019年12月) 招待講演以外
[発表者]Nobuyoshi Shiojiri, Masayuki Ito, Toru Koike, and Shinichi Sato
[備考] Cold Spring Harbor Asia, Awaji Yumebutai
[3]. 脊椎動物の陸上進出に伴う肝臓内での平滑筋発達部位の進化
日本進化学会第21回大会 (2019年8月) 招待講演以外
[発表者]太田考陽、加藤英明、前田ひかり、廣瀬晴香、池尾一穂、塩尻信義
[備考] 日本進化学会(札幌)
[4]. 器官培養法を用いたマウス胎生期肝芽細胞から肝内胆管作出の試み
第26回肝細胞研究会 (2019年5月) 招待講演以外
[発表者]新井四葉、塩尻信義
[備考] 肝細胞研究会(横浜)
[5]. 脊椎動物肝臓における平滑筋組織の発達部位に関する形態進化学的解析
第26回肝細胞研究会 (2019年5月) 招待講演以外
[発表者]太田考陽、廣瀬晴香、前田ひかり、塩尻信義
[備考] 肝細胞研究会(横浜)
【共同・受託研究】
[1]. 企業等からの受託研究 多能性幹細胞からの肝細胞分化誘導技術の開発
( 2010年4月 ~ 2011年3月 )
[2]. 企業等からの受託研究 マウスの肝臓形成マスター遺伝子の検索および同種肝移植動物検証
( 2009年3月 ~ 2010年3月 )
【科学研究費助成事業】
[1]. 脊椎動物における肝臓構築の多様性とその分子基盤に関する比較分子形態学的研究 ( 2019年4月 ~ 2022年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[2]. ユニークな肝再生モデル系における胆管増生とそのメカニズムの解明 ( 2016年4月 ~ 2019年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. 肝臓構築過程における細胞間相互作用ネットワーク解析 ( 2014年4月 ~ 2016年3月 ) 新学術領域研究(研究領域提案型) 代表

[4]. 比較分子形態学的手法による脊椎動物における肝臓構築の多様性と構築メカニズムの解明 ( 2013年4月 ~ 2016年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[5]. 肝臓成熟化欠損マウスを用いた肝臓の基本単位(肝小葉)の新規構築メカニズムの解明 ( 2010年4月 ~ 2013年3月 ) 基盤研究(C) 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. マウス臓側卵黄嚢の分化多能性の検証と多能性幹細胞の樹立 (2019年12月 ) [提供機関] テルモ生命科学振興財団 [制度名] 2019 年度 Ⅲ. 研究助成金 [担当区分] 研究代表者
[2]. 門脈を基点とする胆管上皮の形態形成機構の解明 (2010年10月 - 2011年9月 ) [提供機関] 公益信託 成茂動物科学振興基金 [制度名] 研究助成
[3]. 胆道閉鎖症モデルマウスにおける胆管形成異常と胆管形成機序 (2007年4月 - 2008年3月 ) [提供機関] 国立成育医療センター [制度名] 成育医療研究委託費
[4]. 肝細胞の成熟化と胆管形態形成のカップリングーキメラ解析と組織分離因子の単離― (2006年11月 - 2007年10月 ) [提供機関] 住友財団 [制度名] 基礎科学研究助成
[5]. 胆管形態形成に遠隔ホルモンは必要か? (2006年11月 - 2007年10月 ) [提供機関] 財団法人病態代謝研究会 [制度名] 研究助成
【受賞】
[1]. 齊藤研究奨励賞 (課題名:肝臓における細胞系譜) (1992年5月)
[備考] 授与・助成団体名(財団法人知恩会)
【特許 等】
[1]. 成熟肝細胞を製造する方法 [出願番号] 特願2012-073054 (2012年3月28日)
【学会・研究会等の開催】
[1]. 第21回日本肝臓医生物学研究会 (2014年10月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡市
[備考] 学会主催者(日本肝臓医生物学研究会)
[2]. 第12回日本肝臓医生物学研究会 (2010年4月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡市
[備考] 学会主催者(日本肝臓医生物学研究会)
[3]. 第15回肝細胞研究会 (2008年6月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡市
[備考] 肝細胞研究会の年次学会・会長
【その他学術研究活動】
[1]. 学術雑誌等の編集(肝細胞研究会ホームページ) (2008年7月 - 2014年6月 )
[備考] 編集委員長(主査)
[2]. 学術雑誌等の編集(Comparative Hepatology) (2001年12月 - 2013年12月 )
[備考] 編集委員

教育関連情報

【指導学生数】
2017年度
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 3 人
2016年度
修士指導学生数 5 人
博士指導学生数(主指導) 1 人
2015年度
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
2014年度
修士指導学生数 3 人
博士指導学生数(主指導) 2 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2013年度
修士指導学生数 3 人
博士指導学生数(主指導) 4 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
【指導学生の受賞】
[1]. CSHA Fellowship Award (2019年12月)
[受賞学生氏名] 太田考陽 (創造科学技術大学院)
[授与団体名] The 2019 Cold Spring Harbor Asia Conference
[2]. 日本進化学会第21回大会(札幌)学生ポスター賞・最優秀賞 (2019年8月)
[受賞学生氏名] 太田考陽 (創造科学技術大学院)
[授与団体名] 日本進化学会
[3]. 優秀ポスター賞 (2019年5月)
[受賞学生氏名] 新井四葉 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 第26回肝細胞研究会(横浜)
[備考] ポスタータイトル「器官培養法を用いたマウス胎生期肝芽細胞から肝内胆管作出の試み」
[4]. 学生発表賞・最優秀ポスター発表賞 (2018年8月)
[受賞学生氏名] 太田考陽 (創造科学技術大学院)
[授与団体名] 日本進化学会第20回大会(東京)
[備考] ポスタータイトル「脊椎動物の系統発生における真骨魚類特異的な肝臓構築への進化と胆管誘導因子 Jag1の重複」
[5]. 優秀ポスター賞 (2018年7月)
[受賞学生氏名] 太田考陽 (創造科学技術大学院)
[授与団体名] 第25回肝細胞研究会(東京)

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 講演会 サイエンスカフェ「からだの成り立ちと再生」 (2015年12月 )
[内容] サイエンスカフェで講演を行った。
[備考] 静岡市ビネスト
[2]. 講演会 静大理学部同窓会主催ホームカミングデイ記念講演会 (2010年11月 )
[内容] 肝臓発生学とその再生医学への応用 ~ES細胞から肝臓をつくる話~
[備考] 開催場所(静岡大学理学部)
[3]. 講演会 第62回「産学官交流」講演会・交流会(静岡市清水産業・情報プラザ主催) (2010年10月 )
[内容] 肝臓発生学とその再生医学への応用
[備考] 開催場所(静岡商工会議所(清水))
[4]. 出張講義 動物の体はどのようにしてできるか (2006年10月 )
[備考] 出張先(富士宮西高校)
[5]. 出張講義 動物の体はどのようにしてできるか (2004年10月 )
[備考] 出張先(沼津東高校)
【報道】
[1]. 新聞 科学者の本棚 静岡大学サイエンスカフェから (2021年3月29日)
[備考] 静岡新聞朝刊19面
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 肝細胞研究会HP委員会 (2013年1月 - 2014年1月 )
[活動内容] 肝細胞研究に関する解説記事等の査読と公開(委員長)。
[2]. 肝細胞研究会HP委員会 (2012年4月 - 2013年3月 )
[活動内容] 肝細胞研究に関する解説記事等の査読と公開(委員長)。
【その他社会活動】
[1]. アステラス製薬との共同研究 (2009年4月 )
[備考] 活動内容(アステラス製薬との共同研究を開始した。)
[2]. 静岡大学大学院理工学研究科シンポジウム (2005年4月 )
[備考] 活動内容(シンポジウムでは、教員や大学院生に対してだけでなく、県内の高校生や一般市民などにも広報し、わかり易く"生物科学の最前線"を紹介した。)
[3]. 静岡大学生物産業創出拠点研究会 (2003年4月 )
[備考] 活動内容(静岡大学生物産業創出拠点研究会において、肝芽細胞のハイブリッド型人工肝臓への応用について講演を行なった(幹事)。)

国際貢献実績

管理運営・その他

【所属長等】
[1]. 副学長(教育・附属学校園担当) (2021年4月 - 2023年3月 )
[2]. 未来社会デザイン機構長 (2021年4月 - 2023年3月 )
[3]. 大学院総合科学技術研究科長 (2017年4月 - 2019年3月 )
[4]. 大学院総合科学技術研究科副研究科長(理学専攻長) (2015年4月 - 2017年3月 )
[5]. 学術院理学領域長 (2015年4月 - 2019年3月 )
【特記事項】
1983- 肝臓の発生・分化・再生研究に従事1990- 羽毛色素パターン形成メカニズムの研究に従事