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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 田代 陽介 (TASHIRO Yosuke)

田代 陽介 (TASHIRO Yosuke)
准教授 (兼務:(job))
学術院工学領域 - 化学バイオ工学系列
工学部 - 化学バイオ工学科 大学院総合科学技術研究科工学専攻 - 化学バイオ工学コース
創造科学技術研究部 - 統合バイオサイエンス部門


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最終更新日:2024/11/09 2:05:08

教員基本情報

【取得学位】
博士(農学)  筑波大学   2009年3月
【研究分野】
ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) - バイオ機能応用、バイオプロセス工学
ライフサイエンス - 応用分子細胞生物学
ライフサイエンス - 応用微生物学
【現在の研究テーマ】
細菌における膜小胞形成機構の理解と制御
生体微粒子のデザインと応用開発
【研究キーワード】
微生物, バイオテクノロジー, 膜小胞, ベシクル
【所属学会】
・日本農芸化学会
・日本生物工学会
・日本細菌学会
・日本細胞外小胞学会
・日本分子生物学会
【個人ホームページ】
http://cheme.eng.shizuoka.ac.jp/wordpress/tashiro/
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Pyocyanin stimulates membrane vesicle formation in Pseudomonas aeruginosa, but the synthesis is not required for enhanced vesiculation in biofilms
The Microbe 4/ - 100137 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] So Ueno, Mizuki Kanno, Shakhina Z Sharan, Hiroyuki Futamata, Yosuke Tashiro [DOI]
[2]. Biofilm-derived membrane vesicles exhibit potent immunomodulatory activity in Pseudomonas aeruginosa PAO1.
Microbiology and Immunology 68/ 224-236 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Minato Takahara, Satoru Hirayama, Hiroyuki Futamata, Ryoma Nakao, Yosuke Tashiro. [DOI]
[3]. 免疫調節機能を有する膜小胞:細菌バイオフィルムにおけるその産生メカニズム
COSMETIC STAGE 18/5 51-55 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 菅野美月、田代陽介
[4]. Complete genome sequences of six duckweed-associated bacterial strains for studying community assembly in synthetic plant microbiome.
Microbiology Resource Announcements / - e0128023 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Hidehiro Ishizawa, Minami Tada, Yosuke Tashiro, Masashi Kuroda, Daisuke Inoue, Hideo Dohra, Hiroyuki Futamata, Michihiko Ike [DOI]
[5]. Stable states of a microbial community are formed by dynamic metabolic networks with members functioning to achieve both robustness and plasticity.
Microbes Environments 39/1 - ME23091 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Masahiro Honjo, Kenshi Suzuki, Junya Katai, Yosuke Tashiro, Tomo Aoyagi, Tomoyuki Hori, Takashi Okada, Yasuhisa Saito, Hiroyuki Futamata [DOI]
【著書 等】
[1]. 微生物資源の整備と利活用の戦略
エヌ・ティー・エス (2023年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]田代陽介 [担当範囲] 細菌が産生する膜小胞とリソースの利活用 [総頁数] 521 [担当頁] 441-446

[2]. バイオフィルム革新的制御技術
エヌ・ティー・エス (2023年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]田代陽介、菅野美月 [担当範囲] 緑膿菌のバイオフィルム形成と細胞間情報伝達 [総頁数] 342 [担当頁] 133-138

[3]. 実験医学増刊 EVs 細胞外小胞の生物学
羊土社 (2021年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]田代陽介 [担当範囲] 細菌における細胞外小胞の形成機構と宿主細胞との相互作用 [総頁数] 207 [担当頁] 126-131

[4]. Bacterial membrane vesicles – Biogenesis, functions and applications
Springer (2020年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]Masanori Toyofuku, Yosuke Tashiro, Nobuhiko Nomura, Leo Eberl [担当範囲] Function of MVs in inter-bacterial communication

[5]. バイオフィルムの構造解明と形成制御
シーエムシー出版 (2017年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]田代陽介 [担当範囲] 緑膿菌が形成するバイオフィルムの構造と特徴 [担当頁] 13-25
【学会発表・研究発表】
[1]. What motivates bacteria to produce membrane vesicles?
OxBacNet Symposium (2024年11月6日) 招待講演以外
[発表者]Yosuke Tashiro
[備考] University of Oxford, Oxford, UK
[2]. 生体微粒子を介した微生物間相互作用の理解とナノバイオテクノロジー展開
日本微生物生態学会第37回大会 (2024年10月30日) 招待講演
[発表者]田代陽介
[備考] 広島国際会議場、広島市
[3]. 数理モデルを用いた微生物間相互作用の推測から紐解く異属三菌株の動的共存状態
日本微生物生態学会第37回大会 (2024年10月30日) 招待講演
[発表者]本荘雅宏、鈴木研志、齋藤保久、武田和宏、木村元彦、石澤秀紘、堀知行、田代陽介、二又裕之
[備考] 広島国際会議場、広島市
[4]. 異なる電気化学的特性の導電性鉱物が嫌気微生物群集に及ぼす影響
日本微生物生態学会第37回大会 (2024年10月29日) 招待講演以外
[発表者]三枝河輝、田代陽介、宮崎さおり、二又裕之
[備考] 広島国際会議場、広島市
[5]. 微生物群集動態に与えるコアおよび非コアASVsの影響解析
日本微生物生態学会第37回大会 (2024年10月29日) 招待講演以外
[発表者]三本麗華、田代陽介、岡田崇、二又裕之
[備考] 広島国際会議場、広島市
【科学研究費助成事業】
[1]. 磁性膜小胞による血中循環がん細胞のリアルタイム検出が拓く超早期がん診断治療の革新 ( 2024年6月 ~ 2026年3月 ) 挑戦的研究(萌芽) 分担

[2]. 一微粒子解析プラットフォームの構築と細菌膜小胞における多様性の統合的理解 ( 2024年4月 ~ 2027年3月 ) 基盤研究(B) 代表

[3]. 高分解能ナノ組成顕微鏡の開発と大規模データ解析による細胞機能の解明 ( 2024年4月 ~ 2027年3月 ) 基盤研究(A) 分担

[4]. 超解像イメージングによる細菌の膜小胞分泌機構解明 ( 2023年2月 ~ 2025年3月 ) 国際共同研究強化(A) 代表

[5]. 生体内微粒子イメージング:オルガネラを細菌膜小胞に封入する ( 2022年7月 ~ 2025年3月 ) 挑戦的研究(萌芽) 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. 革新的液中ナノ顕微鏡開発と細胞外微粒子の包括的解明 (2023年4月 - 2025年3月 ) [提供機関] 国立研究開発法人科学技術振興機構 [制度名] 戦略的創造研究推進事業CREST [担当区分] 研究分担者
[2]. 無機-生体複合微粒子を用いた温熱治療と免疫療法の協奏による新規がん治療法開発 (2022年4月 - 2023年3月 ) [提供機関] 東海産業技術振興財団 [制度名] 育成型研究助成 [担当区分] 研究代表者
[3]. 細菌集合体における膜小胞分泌の分子機構解明 (2019年10月 - 2023年3月 ) [提供機関] 国立研究開発法人科学技術振興機構 [制度名] 戦略的創造研究推進事業個人型研究(さきがけ) [担当区分] 研究代表者
[4]. 微生物分泌性アミロイドを利用した金属ナノ粒子触媒の創製 (2019年9月 - 2020年3月 ) [提供機関] 総合工学振興財団 [制度名] 研究奨励金 [担当区分] 研究代表者
[5]. 自己組織化タンパク質を基板とした光励起型金属ナノ粒子触媒の創製 (2018年10月 - 2019年9月 ) [提供機関] 服部報公会 [制度名] 工学研究奨励援助金 [担当区分] 研究代表者
【受賞】
[1]. 日本微生物生態学会奨励賞 生体微粒子を介した微生物間相互作用の理解とナノバイオテクノロジー展開 (2024年10月)
[授与機関] 日本微生物生態学会
[2]. 日本農芸化学奨励賞 細菌が生産する小胞の機能と形成機構に関する研究 (2021年3月)
[授与機関] 日本農芸化学会
[3]. 東海化学工業会学術賞 微生物による細胞外微粒子の形成機構解明とその生物工学的利用 (2020年4月)
[授与機関] 東海化学工業会
[4]. 生物物理学会若手招待講演賞 細菌の膜小胞取り込みに寄与する表面電位と膜弛緩性 (2017年9月)
[授与機関] 生物物理学会
[5]. Microbes and Environments 2011年度論文賞 Pseudomonas quinolone signal affects membrane vesicle production in not only Gram-negative but also Gram-positive bacteria (2011年11月)
[受賞者] Yosuke Tashiro, Sosaku Ichikawa, Toshiaki Nakajima-Kambe, Hiroo Uchiyama, Nobuhiko Nomura [授与機関] Microbes and Environments
【学会・研究会等の開催】
[1]. 日本微生物生態学会第36回浜松大会&アジア微生物生態シンポジウム第13回浜松大会 (2023年11月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 浜松
[2]. 日本分子生物学会年会 (2021年12月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 横浜
[備考] ワークショップ「微に入り細を穿つ:頭のてっぺんから体の深部まで、体内に潜む多様な生体微粒子」を企画
[3]. 環境バイオテクノロジー学会大会 (2021年9月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン
[備考] シンポジウム「新型コロナウィルス克服に向けた環境バイオテクノロジー」を企画
[4]. 生物工学会年会 (2020年9月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン
[備考] シンポジウム「細菌ベシクルと合成リポソームが紡ぐ膜小胞研究のフロンティア」を企画
[5]. 生物物理学会年会 (2020年9月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン
[備考] シンポジウム「多様な細胞外微粒子の生体機能を探る」を企画
【その他学術研究活動】
[1]. 超領域研究推進本部融合研究促進費若手研究者特別支援 (2021年7月 - 2022年3月 )
[備考] 学内支援
[2]. 超領域分野における国際的若手人材育成プログラム国際共同研究プロジェクト (2020年11月 - 2021年3月 )
[備考] 学内支援
[3]. 医工学イノベーション研究連携による研究推進事業 (2020年10月 - 2021年3月 )
[備考] 学内支援

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(修士) Advanced Biochemical Engineering (2024年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 バイオ応用工学実験Ⅰ (2024年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 バイオ応用工学実験Ⅱ (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 バイオ応用工学実験Ⅲ (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2024年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 5 人
修士指導学生数 5 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2023年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 6 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 3 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 5 人 博士指導学生数(副指導) 4 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 5 人
修士指導学生数 4 人 博士指導学生数(副指導) 4 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 4 人 博士指導学生数(副指導) 2 人
【指導学生の受賞】
[1]. 第97回日本細菌学会総会優秀発表賞 (2024年8月)
[受賞学生氏名] 大野一騎 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 日本細菌学会
[2]. 第97回日本細菌学会総会優秀発表賞 (2024年8月)
[受賞学生氏名] 長坂有志 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 日本細菌学会
[3]. 日本膜学会学生賞 (2024年6月)
[受賞学生氏名] 大野一騎 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 日本膜学会
[4]. 創造科学技術大学院2023年度学生表彰 (2024年3月)
[受賞学生氏名] 菅野美月 (創造科学技術大学院)
[授与団体名] 静岡大学
[5]. 静岡大学2023年度学生表彰 (2024年3月)
[受賞学生氏名] 大野一騎 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 静岡大学
【その他教育関連情報】
[1]. ナノ・マイクロ横断型人材育成助成 (2018年6月 - 2019年3月 )
[備考] ナノ・マイクロ横断型人材育成の「申請学生の企画・運営により実施するセミナー」に指導学生である三浦わかなが採択
[2]. ナノ・マイクロ横断型人材育成助成 (2018年6月 - 2019年3月 )
[備考] ナノ・マイクロ横断型人材育成の「申請学生が実施する学内または県内大学等の研究者との共同研究」に指導学生である上野想が採択

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. セミナー サイエンス&テクノロジーセミナー (2024年7月 )
[内容] バイオフィルムの形成要因解明に向けた解析技術と除去・形成防止アプローチ 〜バイオフィルムの基礎的知見、最近の研究動向、評価や除去の方法〜
[備考] オンライン
[2]. セミナー R&Dセミナー (2024年6月 )
[内容] バイオフィルムの制御・評価・対策技術および最新の研究動向
[備考] オンライン
[3]. セミナー R&Dセミナー (2023年7月 )
[内容] バイオフィルムの制御・評価・対策技術および最新の研究動向
[備考] オンライン
[4]. セミナー サイエンス&テクノロジーセミナー (2023年7月 )
[内容] バイオフィルムの形成要因解明に向けた解析技術と除去・形成防止アプローチ
[備考] オンライン
[5]. セミナー 工業技術会セミナー (2022年12月 )
[内容] バイオフィルム形成の除去と形成防止
[備考] オンライン
【報道】
[1]. 新聞 体内微粒子が健康左右 (2022年10月20日)
[概要]静岡大学・中日新聞連携講座の講演内容
[備考] 中日新聞
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 第75回日本生物工学会大会実行委員 (2023年5月 - 2023年9月 ) [団体名] 日本生物工学会
[活動内容]プログラム委員
[2]. 和文誌編集委員 (2023年3月 ) [団体名] 日本農芸化学会
[3]. 特別研究員等審査会専門委員 (2022年7月 - 2024年6月 ) [団体名] 日本学術振興会
[4]. 2023年度大会実行委員 (2022年5月 - 2023年11月 ) [団体名] 日本微生物生態学会
[5]. Associate Editor (2022年4月 ) [団体名] Frontiers in Microbiology
【その他社会活動】
[1]. 広報誌SUCCESS執筆 (2020年8月 - 2020年9月 )
[備考] 広報誌SUCCESSでの研究紹介
[2]. 高校生向けのWEB研究紹介 (2020年6月 - 2020年9月 )
[備考] 内閣府 /総合科学技術・イノベーション会議 ・科学技術基礎調査委託事業「みらいぶプラス」
[3]. 広報誌「はまかぜ」執筆 (2019年10月 - 2019年10月 )
[備考] 広報誌「はまかぜ」での研究紹介

国際貢献実績

【国際協力事業】
[1]. 海外研究機関との研究室交流による国際的リーダーシップ育成事業 (SSSV) (2014年3月 - 2014年3月 )
[相手方機関名] マレーシア・プトラ大学
[活動内容] マレーシア・プトラ大学等を訪問
【その他国際貢献実績】
[1]. Visiting Fellow at Linacre College, University of Oxford (2024年1月 - 2024年12月 )
[2]. Academic Visitor at Department of Biochemistry, University of Oxford (2023年7月 - 2025年3月 )
[3]. グローバルクラスルームの実施 (2018年5月 - 2018年5月 )
[備考] マレーシアパハン大学の学部生対象の講義をインターネットビデオを利用して担当

管理運営・その他

【特記事項】
・静岡大学若手重点研究者(第4期 2019年4月-2022年3月)に選出 ・第一種衛生管理者免許を取得(2022年1月28日) ・静岡大学若手重点研究者(第5期 2022年4月-2025年3月)に選出