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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 鳥居 肇 (TORII Hajime)

鳥居 肇 (TORII Hajime)
教授
学術院工学領域 - 化学バイオ工学系列
工学部 - 化学バイオ工学科 大学院総合科学技術研究科工学専攻 - 化学バイオ工学コース
創造科学技術研究部 - ベーシック部門


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最終更新日:2024/07/11 2:05:12

教員基本情報

【取得学位】
博士(理学)  東京大学   1992年3月
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
凝縮相系の理論化学
【現在の研究テーマ】
凝縮相系における相互作用と分光シグナルの理論的解析
【研究キーワード】
理論化学, 物理化学, 分子分光学, 振動分光学, 溶液化学
【所属学会】
・日本化学会
[備考]2015年3月―2019年2月 TICディビジョン主査
・Japanese Molecular Liquids Group
[備考]2010年-2019年3月 チェアマン
・The American Physical Society
・溶液化学研究会
・The American Chemical Society
【個人ホームページ】
http://reve2.eng.shizuoka.ac.jp
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Modeling of the hydrogen bond-induced frequency shifts of the HOH and HOD bending modes of water
J. Phys. Chem. A 128/26 5146-5157 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Hajime Torii and Tomoka Akazawa [DOI]
[2]. Roles of electrostatics and intermolecular electronic motions in the structural and spectroscopic features of hydrogen- and halogen-bonded systems
Pure Appl. Chem. 96/4 579-595 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Hajime Torii [DOI]
[3]. Intermolecular charge fluxes and terahertz spectral features of liquid methanol
J. Mol. Liq. 390/ - 123111 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Hajime Torii [DOI]
[4]. Asymmetry of the electrostatic environment as the origin of the symmetry breaking effect of the nitrate ion in aqueous solution
J. Phys. Chem. B 127 /29 6507-6515 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Hajime Torii and Kao Watanabe [DOI]
[5]. Substituent effect and its halogen-atom dependence of halogen bonding viewed through electron density changes
Chem. Asian J. 18/3 - e202201196 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Takanori Sakai and Hajime Torii [DOI]
【著書 等】
[1]. Metal Ions and Complexes in Solution, Coordination Chemistry Fundamentals Series No. 2
Royal Society of Chemistry (2023年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]Hajime Torii [担当範囲] Vibrational Spectroscopy [担当頁] 62-77
[2]. Atoms, molecules and clusters in electric fields. Theoretical approaches to the calculation of electric polarizability
Imperial College Press (2006年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]Hajime Torii [担当範囲] Responses of molecular vibrations to intermolecular electrostatic interactions and their effects on vibrational spectroscopic features [担当頁] 179-214
[3]. Novel Approaches to the Structure and Dynamics of Liquids: Experiments, Theories and Simulations
Kluwer (2004年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]Hajime Torii [担当範囲] Computational methods for analyzing the intermolecular resonant vibrational interactions in liquids and the noncoincidence effect of vibrational spectra [担当頁] 343-360
【学会発表・研究発表】
[1]. Elucidating the characteristics of halogen bonding through analyses of electron densities
8th JCS International Symposium on Theoretical Chemistry (2024年6月19日) 招待講演
[発表者]Hajime Torii
[2]. 電子密度を参照することによる分子間相互作用と分子振動モード特性の解析
第17回分子科学討論会 (2023年9月14日) 招待講演
[発表者]鳥居 肇
[3]. Roles of electrostatics and intermolecular electronic motions in the structural and spectroscopic features of hydrogen- and halogen-bonded systems
38th International Conference on Solution Chemistry (38ICSC) (2023年7月12日) 招待講演
[発表者]Hajime Torii
[4]. Elucidating Electrostatic Characteristics of Halogen Bonding through Analyses of Electron Densities
5th International Symposium on Halogen Bonding (ISXB5) (2022年11月8日) 招待講演以外
[発表者]Hajime Torii
[5]. Hydrogen-bond configurations of hydrogen fluoride in relation to the hidden halogen-bonding ability
37th International Conference on Solution Chemistry (37ICSC) (2022年7月27日) 招待講演以外
[発表者]Kento Saito and Hajime Torii
【共同・受託研究】
[1]. 国際共同研究 分子間の共鳴的振動相互作用を用いた凝縮相系におけるナノメータースケール構造の解析
代表 ( 2004年4月 )
[2]. 国際共同研究 分子間の共鳴的振動相互作用を用いた凝縮相系におけるナノメータースケール構造の解析
代表 ( 2004年4月 )
[3]. 国際共同研究 液体の振動スペクトルのラマンノンコインシデンス効果
代表 ( 1996年1月 ~ 2004年3月 )
【科学研究費助成事業】
[1]. 電子密度変化に基づく分子間相互作用の画像解析法の基礎の確立と応用 ( 2023年4月 ) 基盤研究(C) 代表

[2]. 材料分子と水の界面において生ずるスペクトルの特徴的変化に関わる電子構造論的解析 ( 2023年4月 ) 新学術領域研究(研究領域提案型) 代表

[3]. 材料分子と水の界面において生ずるスペクトルの特徴的変化に関わる電子構造論的解析 ( 2022年4月 ) 新学術領域研究(研究領域提案型) 代表

[4]. 電子密度変化に基づく分子間相互作用の画像解析法の基礎の確立と応用 ( 2022年4月 ) 基盤研究(C) 代表

[5]. 電子密度変化の統計的解析に基づく水素結合系の静電分極モデルの生成法開発と応用 ( 2021年4月 ) 新学術領域研究(研究領域提案型) 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. 分子間の共鳴的振動相互作用を用いた凝縮相系におけるナノメータースケール構造の解析 (2004年4月 ) [提供機関] 日本学術振興会 [制度名] 二国間交流事業オーストリアとの共同研究
[2]. 生体分子内色素分子の振動分極と光学的性質の制御 (2002年10月 ) [提供機関] 三菱化学研究奨励基金 [制度名] 三菱化学研究奨励基金
[3]. 生体分子内色素分子の振動分極と光学的性質の制御 (2002年4月 ) [提供機関] 三菱化学研究奨励基金 [制度名] 三菱化学研究奨励基金
【受賞】
[1]. 公益信託分子科学研究奨励森野基金研究奨励 (課題名:複数成分系の液体における構造形成・ダイナミクスと振動モード間相互作用の理論的研究) (2005年8月)
[備考] 授与・助成団体名(公益信託分子科学研究奨励森野基金)
[2]. 日本分光学会論文賞 (課題名:振動スペクトルのノンコインシデンス効果と液体の構造) (2000年5月)
[備考] 授与・助成団体名(日本分光学会)
[3]. 井上研究奨励賞 (課題名:タンパク質及び液相分子系の分光学的研究) (1993年2月)
[備考] 授与・助成団体名(井上科学振興財団)
【学会・研究会等の開催】
[1]. アジア国際シンポジウム(理論化学・情報化学・計算化学) (2013年3月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 草津市
【その他学術研究活動】
[1]. Journal of Raman Spectroscopy, Editorial Advisory Board member (2010年1月 )
[2]. 分子シミュレーション研究会,会誌編集委員 (2009年1月 - 2012年12月 )
[3]. Bulletin of the Chemical Society of Japan, Associate Editor (2008年3月 - 2012年12月 )
[4]. International Conference on Time-Resolved Vibrational Spectroscopy, International Advisory Committee member (2008年1月 )

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 全学教育科目(共通科目) 新入生セミナー (2024年度 - 前期 )
[2]. 大学院科目(修士) 物理化学特論 (2024年度 - 後期 )
[3]. 学部専門科目 化学バイオ工学概論 (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 物理化学Ⅰ (2024年度 - 後期 )
[5]. 学部専門科目 物理化学Ⅱ (2024年度 - 前期 )
【指導学生数】
2020年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
2018年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 博士研究員1
2017年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 博士研究員1
2016年度
【指導学生の受賞】
[1]. 日本化学会東海支部長賞 (2023年3月)
[受賞学生氏名] 酒井孝徳 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 日本化学会東海支部
[2]. 日本化学会東海支部長賞 (2021年3月)
[受賞学生氏名] 齋藤健人 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 日本化学会東海支部

社会活動

国際貢献実績

【その他国際貢献実績】
[1]. Japanese Molecular Liquids Group (JMLG) chairman (2010年1月 - 2019年3月 )
[備考] European Molecular Liquids Group (EMLG) の姉妹組織

管理運営・その他

【所属長等】
[1]. 工学部化学バイオ工学科長 (2021年4月 - 2022年3月 )
[2]. 全学入試センター長 (2017年4月 - 2021年3月 )