トップページ  > 教員個別情報

静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 河﨑 美保 (KAWASAKI Miho)

河﨑 美保 (KAWASAKI Miho)
准教授
学術院教育学領域 - 学校教育系列
教育学部 - 初等学習開発学専攻 大学院教育学研究科 - 学校教育研究専攻


image-profile
最終更新日:2024/05/01 2:05:16

教員基本情報

【取得学位】
博士(教育学)  京都大学   2011年7月
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
授業のデザイン研究、大学生の地域・学校の実践参画
【現在の研究テーマ】
協調的学びを引き起こす授業設計
授業設計に関する認識的認知の育成方法
【研究キーワード】
学習科学,協調学習,教師の認識的認知(Epistemic cognition)
【所属学会】
・International Society of the Learning Sciences
・日本教育工学会
・日本教育心理学会
・日本発達心理学会
[備考]発達心理学会準備委員会学外委員 平成25年4月~平成26年3月 ニューズレター委員 平成25年12月~平成28年1月
・日本認知科学会
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. 教員志望学生の学習環境デザイン原則に対する理解
静岡大学教育学部研究報告. 人文・社会・自然科学篇 74/ 128-138 (2023年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 河﨑美保 [URL]
[2]. Development of Preservice Teachers’ Epistemic Cognition through Learning Pedagogical Knowledge
The 17th international conference of the learning sciences - ICLS 2023 Proceedings / 1809-1810 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Miho Kawasaki, Jun Oshima, & Ritsuko Oshima [備考] Montreal, Canada, June 10-15
[3]. Pre-service Teachers’ Growth in Epistemic Cognition through Learning Pedagogical Knowledge
Proceedings of the 16th international conference of the learning sciences - ICLS 2022 / 1930-1931 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Miho Kawasaki, Jun Oshima, & Ritsuko Oshima [備考] Poster presented at the ISLS Annual Meeting 2022 June 6-10, 2022, Hiroshima, Japan, オンライン開催, 査読あり(Accepted)
[4]. Artifact-Mediated Collective Cognitive Responsibility in Learning Through Collaborative Designing
Proceedings of the 15th international conference on computer-supported collaborative learning - CSCL 2022 / 312-315 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Jun Oshima, Miho Kawasaki, Ayano Osaki, Varpu Mehto, Pirita Seitamaa-Hakkarainen, & Kai Hakkarainen [備考] Paper presented at the ISLS Annual Meeting 2022 June 6-10, 2022, Hiroshima, Japan, オンライン開催, 査読あり(Accepted)
[5]. 思考発話法を用いた穴埋め式問題の解決プロセスの解明―大学入試センター試験問題の数学既出間題を活用して―
日本テスト学会誌 15/1 149-167 (2019年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 河﨑美保、白水始、益川弘如 [備考] データの分析,考察,全体に渡る執筆
【著書 等】
[1]. 教育評価 重要用語事典
明治図書出版 (2021年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]西岡加名恵・石井英真(編) [担当範囲] 「質的研究」「量的研究」「学習科学」「行動主義」「構成主義」 [担当頁] 5ページ(pp. 223-227)
[2]. 学びを変える新しい学習評価 理論・実践編2 各教科等の学びと新しい学習評価
ぎょうせい (2019年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]田中 耕治(編)
[3]. 主体的・対話的で深い学びに導く学習科学ガイドブック
北大路書房 (2019年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]大島 純・千代西尾祐司(編) [総頁数] 240 [担当頁] 約13ページ(pp.4-6, 63-67, 123-127)
[備考] 「1.1 スキーマとメンタルモデル」「3.5 学びに関する素朴理論」「5.4 探究学習」を執筆 (「スキーマとメンタルモデル」についてはスキーマに関する部分を担当)。
[4]. 質的心理学辞典
新曜社 (2018年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]能智正博ら(編) [担当範囲] 「アイデア・ユニット」「指標」 [総頁数] 432
[5]. 「教室内の相互作用」 楠見 孝(編著)『教職教養講座第8巻 教育心理学』
協同出版 (2018年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]河﨑 美保 [担当範囲] pp.129~pp.147
[備考] pp.129~pp.147 2018年6月1日発行
【学会発表・研究発表】
[1]. ビジネス実務教育を測る
日本ビジネス実務学会第 42 回全国大会 (2023年6月11日) 招待講演
[発表者]河﨑 美保
[備考] 日本ビジネス実務学会第 42 回全国大会の研修会(於 大手前学園さくら夙川キャンパス)
[2]. 授業効果検証のため基本的な統計的研究方法
第58回 日本ビジネス実務学会 近畿ブロック研究会 (2022年2月19日) 招待講演
[発表者]河﨑 美保
[備考] 第58回 日本ビジネス実務学会 近畿ブロック研究会(オンライン開催)の研修会
[3]. 授業案の設計・改善を通した学習環境デザイン原則の理解の促進
日本教育心理学会第63回総会発表論文集 (2021年8月) 招待講演以外
[発表者]河﨑 美保
[備考] 日本教育心理学会第63回総会(オンライン開催) 令和3年(2021年)8月21日〜30日 日本教育心理学会第63回総会発表論文集 1ページ(p.248)PB064
[4]. 教員養成課程の学生における授業のデザイン原則の理解のつまずき
日本教育心理学会第62回総会発表論文集 (2020年9月) 招待講演以外
[発表者]河﨑 美保
[備考] 日本教育心理学会第62回総会(オンライン開催) 令和2年(2020年)9月19日〜21日 日本教育心理学会第62回総会発表論文集 1ページ(p.125)P097
[5]. 教員養成課程の学生における授業のデザイン原則の理解の変容
第26回大学教育研究フォーラム (2020年3月18日) 招待講演以外
[発表者]河﨑美保
[備考] 京都大学高等教育研究開発推進センター (2020年3月18日,オンライン開催) ポスター発表
【共同・受託研究】
[1]. 企業等からの受託研究 21世紀型スキル育成のためのアクティブラーニングにおけるICT活用に関する調査
分担 ( 2016年10月 ~ 2017年3月 )
【科学研究費助成事業】
[1]. 教師教育における認識的認知育成方法の開発 ( 2022年4月 ~ 2025年3月 ) 基盤研究(C) 代表
[備考] 令和4〜6(2022〜2024)年度「科研費基盤研究(C) 教師教育における認識的認知育成方法の開発」研究代表者。

[2]. 知識創造型学習評価アプローチの開発と検証 ( 2020年10月 ~ 2023年3月 ) 国際共同研究加速基金 分担
[備考] 令和2(2020)年度〜令和4年(2022)度 「国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B) 知識創造型学習評価アプローチの開発と検証」の研究分担者(研究代表者 大島 純)

[3]. 学びの変革期における教師の認識論的信念の再構成を支援する研修デザインの検討 ( 2018年4月 ~ 2023年3月 ) 基盤研究(C) 代表
[備考] 平成30(2018)-32(令和2年, 2020年)年度「科研費基盤研究(C) 学びの変革期における教師の認識論的信念の再構成を支援する研修デザインの検討」研究代表者。2022年度まで延長。

[4]. 学習科学を応用したイノベーティブな教育の理論と方法に関する国際調査研究 ( 2016年4月 ~ 2019年3月 ) 基盤研究(B) 分担
[備考] 平成28-30年度「科研費基盤研究(B)(海外学術調査)学習科学を応用したイノベーティブな教育の理論と方法に関する国際調査研究」研究分担者

[5]. 持続的な学びを支える学習科学ポータルサイトの開発と評価 ( 2015年4月 ~ 2017年1月 ) 基盤研究(A) 分担
[備考] 平成27-28年度「科研費基盤研究(A)持続的な学びを支える学習科学ポータルサイトの開発と評価」研究分担者

【受賞】
[1]. 日本教育心理学会第10回(2011年度)優秀論文賞 (2012年11月)
[備考] 日本教育心理学会第10回(2011年度)優秀論文賞:算数文章題の解法学習に対する複数解法説明活動の効果:混み具合比較課題を用いて 平成24年11月24日 日本教育心理学会
【学会・研究会等の開催】
[1]. JSET SIG-CL/LS Japan Seminar 2023-02 (2023年5月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 関西学院大学大阪梅田キャンパス
[備考] 対面開催,静岡大学大学院教育学研究科附属学習科学研究教育センター(RECLS)スタッフとして、LS Japanと日本教育工学会SIG-CL研究会との共催で開催(5月28日)。
[2]. LS Japan Research Meeting 2023 (2023年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 専修大学神田キャンパス
[備考] 対面開催,静岡大学大学院教育学研究科附属学習科学研究教育センター(RECLS)スタッフとして、LS Japanと日本教育工学会SIG-CL研究会との共催で開催(3月18日)。
[3]. LS Japan Research Meeting「学びにおけるequity(公正)のあり方」 (2022年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン、対面
[備考] LS Japan Research Meetingとして開催された研究会においてファシリテーターを務めた(オンライン、対面開催,LS Japanと日本教育工学会SIG-CL研究会との共催,3月21日)。
[4]. LS Japan Research Meeting「社会的共有調整学習を研究する:なぜ、どのように?」 (2021年10月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン、対面
[備考] LS Japan Research Meetingとして研究会を開催した(オンライン、対面開催,LS Japanと日本教育工学会SIG-06との共催,10月18日)。
[5]. LS Japan Research Meeting (2021年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン
[備考] LS Japan Research Meetingとして開催された研究会においてファシリテーターを務めた(オンライン開催,LS Japanと日本教育工学会SIG-06研究会との共催,3月13, 14日)。LS Japanとは,静岡大学大学院教育学研究科附属学習科学研究教育センターや日本教育工学会のS
【その他学術研究活動】
[1]. セミナー講師 (2018年12月 )
[備考] 日本教育校学会SIG-06協調学習・学習科学による「学習科学ハンドブックWebinar」の講師を務めた(12月14日)。
[2]. 平成29-33年度「科研費基盤研究(S)評価の刷新-学習科学による授業モニタリングシステムの開発と社会実装-」研究協力者 (2017年4月 )
[備考] 平成29-33年度「科研費基盤研究(S)評価の刷新-学習科学による授業モニタリングシステムの開発と社会実装-」研究協力者として調査の計画、研究成果のシンポジウム(12月20日)での発表や学会誌への論文の投稿を行なった。

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 学習科学 (2023年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 確かな学力と資質・能力の育成 (2023年度 - 後期 )
[3]. 学部専門科目 学習者中心の授業づくり (2023年度 - 後期 )
[4]. 学部専門科目 学習環境のデザイン概論 (2023年度 - 前期 )
[5]. 大学院科目(修士) 授業と学習のメカニズム (2023年度 - 後期 )
【指導学生数】
2023年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
[備考] 修士副指導学生1名
2020年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 2 人

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. その他 研究助言、校内研修助言者 (2023年5月 - 2024年3月 )
[内容] 静岡県総合教育センター義務教育課研究顧問として、研究協力校である静岡県立遠江総合高等学校での講演「探究的な学びの意義と学習環境」(9月12日)を行った。
[備考] 6月20日 研究助言(オンライン) 7月13日 研究助言(静岡大学) 9月12日 講演
[2]. 研修会 校内研修講師 (2023年5月 )
[内容] 附属島田中学校の共同研究全体アドバイザーとして、校内研修講師を務めた(6/7, 7/12)。
[備考] 事前の参観:5/11 研修:6/7 授業の参観と研修:7/12
[3]. 講演会 講演会講師 (2023年2月 )
[内容] 静岡大学教育学部同窓会富士支部講演会の講師を努めた。
[備考] オンライン、「主体的・対話的で深い学びを実現する授業デザインのポイント」、2月20日
[4]. その他 「総合的な探究の時間」助言 (2022年10月 - 2022年11月 )
[内容] 静岡県立御殿場南高等学校において「総合的な探究の時間」を参観し、授業設計に関する助言を行った(10月31日、11月21日)。
[備考] 静岡県立御殿場南高等学校
[5]. 研修会 静岡県総合教育センター所員研修講師 (2022年9月 )
[内容] 講義「事例から学ぶ教育研究のためのデータ分析」
[備考] 静岡県総合教育センター9月20日
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 令和5年度静岡県総合教育センター研究事業研究顧問 (2023年5月 - 2024年3月 )
[活動内容]専門的知識の提供
[備考] 委嘱内容 ・「学習指導要領の着実な実施に向けた、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に関する研究」に関する指導及び助言
[2]. 令和4年度静岡県総合教育センター研究事業研究顧問 (2022年5月 - 2023年3月 )
[活動内容]専門的知識の提供
[備考] 委嘱内容 ・「教育の目的や目標の実現に必要な教育内容等を教科等横断的な視点で組み立てるカリキュラム・マネジメントに関する研究」に関する指導及び助言 ・「学習指導要領の着実な実施に向けた、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に関する研究」に関する指導及び助言
[3]. 令和3年度静岡県総合教育センター研究事業における研究顧問 (2021年4月 - 2022年3月 )
[活動内容]専門的知識の提供
[備考] 委嘱内容 ・静岡県総合教育センターアクティブ・ラーニングプロジェクトチーム「新学習指導要領の円滑な実施を支える『主体的・対話的で深い学び』実現のための授業改善とカリキュラム・マネジメントの研究」に関する指導及び助言 ・「教育の目的や目標の実現に必要な教育内容等を教科等横断的な視点で組み立てるカリキュラム・マネジメントに関する研究」に関する指導及び助言
[4]. 令和2年度静岡県総合教育センター研究事業における研究顧問 (2020年4月 - 2021年3月 )
[活動内容]専門的知識の提供
[備考] 委嘱内容 ・静岡県総合教育センターアクティブ・ラーニングプロジェクトチーム「新学習指導要領の円滑な実施を支える『主体的・対話的で深い学び』実現のための授業改善とカリキュラム・マネジメントの研究」に関する指導及び助言 ・「教育の目的や目標の実現に必要な教育内容等を教科等横断的な視点で組み立てるカリキュラム・マネジメントに関する研究」に関する指導及び助言
[5]. 平成31年度静岡県総合教育センター研究事業における研究顧問 (2019年4月 - 2020年3月 )
[活動内容]専門的知識の提供
【その他社会活動】
[1]. 御殿場南高等学校「総合的な探究の時間」支援(研究室学生の派遣、及び高校生による大学での成果報告会・高大交流の実施) (2023年5月 - 2023年3月 )
[備考] 打ち合わせ(メール)5月〜8月、対面7月24日 御殿場南高等学校 9月25日、10月19日、11月6日 静岡大学教育学部 1月17日 ※研究室学生の派遣に関しては、ふじのくに地域・大学コンソーシアムより高大連携探求支援事業(大学生による探求支援事業)の支援を受けた。 教育学部ウェブサイトの記
[2]. 静岡聖光学院中学校の探究活動に関する助言 (2023年3月 )
[備考] 3月2日 静岡大学
[3]. 御殿場南高等学校「総合的な探究の時間」支援(研究室学生の派遣、及び高校生による大学での成果報告会・高大交流の実施) (2022年9月 - 2023年1月 )
[備考] 御殿場南高等学校 9月26日、10月31日、11月21日 静岡大学教育学部 1月18日
[4]. 静大生による地域の教育資源を活用したPBL活動プロジェクト (2022年4月 - 2023年3月 )
[5]. 静岡県内の学校を支援し地域に発信する学習開発プロジェクト (2021年4月 - 2022年3月 )

国際貢献実績

管理運営・その他

【所属長等】
[1]. 教育学研究科附属学習科学研究教育センター センター長 (2023年4月 - 2024年3月 )
[2]. 教育学研究科附属学習科学研究教育センター センター長 (2022年4月 - 2023年3月 )
[3]. 教育学研究科附属学習科学研究教育センター センター長 (2021年4月 - 2022年3月 )
[4]. 初等学習開発学専攻教室代表 (2021年4月 - 2022年3月 )