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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 臼杵 深 (USUKI SHIN)

臼杵 深 (USUKI SHIN)
准教授
学術院工学領域 - 機械工学系列
工学部 - 機械工学科 大学院総合科学技術研究科工学専攻 - 機械工学コース
創造科学技術研究部 - インフォマティクス部門 電子工学研究所 - 生体計測研究部門 大学院光医工学研究科 - 光医工学共同専攻


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最終更新日:2024/11/22 2:05:11

教員基本情報

【取得学位】
博士(工学)  東京大学   2008年3月
修士(工学)  東京大学   2004年3月
学士(工学)  東京大学   2002年3月
【現在の研究テーマ】
非蛍光観察用の構造化照明顕微法
ライトフィールド顕微鏡による三次元計測
顕微鏡画像を用いたナノ・マイクロ形状モデリング
超解像計測のためのコンピューテーショナルイメージング
【研究キーワード】
構造化照明顕微法, スパースデコンボリューション, 白色干渉顕微法, ライトフィールド顕微鏡, デジタル光位相共役, 位相シフト干渉法, 超解像, 形状モデリング, コンピューテーショナルイメージング, 知的ナノ計測
【所属学会】
・国際光工学会
・日本機械学会
・精密工学会
【個人ホームページ】
https://mc2-lab.com/profile/usuki/
【研究シーズ】
[1]. 製造現場での高分解能観察のための構造化照明顕微鏡 ( 2019年度 - ) [分野] 1. ものづくり技術 [URL]
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Super-resolution and Optical Phase Retrieval Using Ptychographic Structured Illumination Microscopy
International Journal of Precision Engineering and Manufacturing 24/6 - (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] S. Usuki, K. Kuwae, T. Sekine, K. T. Miura [DOI]
[2]. Generation of K-Space Curve
Computer-Aided Design and Applications 21/2 301-312 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Dan Wang, Tadatoshi Sekine, Shin Usuki, Kenjiro T. Miura [DOI]
[3]. Generalization of the Shape Uniqueness Theorem for Free-form Curves
Computer-Aided Design and Applications 21/2 229-240 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Kenjiro T. Miura, R.U. Gobithaasan, Md Yushalify Misro, Tadatoshi Sekine, Shin Usuki [DOI]
[4]. Measurement and Control of Body Pressure Towards Smart Bed System
International Journal of Automation Technology 18/1 104-111 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Jun Ito, Shin Usuki [DOI]
[5]. Rational Generalized Trigonometric Curve: Rationalization of Generalized Trigonometric Curve
Computer-Aided Design and Applications 20/2 225-233 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Kenjiro T. Miura, R.U. Gobithaasan, Md Yushalify Misro, Tadatoshi Sekine, Shin Usuki
【学会発表・研究発表】
[1]. Numerical and experimental verification of super resolution imaging and phase recovery with structured illumination
The 20th International Conference on Precision Engineering (2024年10月) 招待講演以外
[発表者]Shumpei Suzuki, Shin Usuki, Tadatoshi Sekine and Kenjiro T. Miura
[備考] Sendai
[2]. 形状一意性定理のH-Bezier曲線への応用
2024年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集 (2024年9月) 招待講演以外
[発表者]三浦憲二郎, Gobithaasan R.U., Misro Yushalify, 關根惟敏, 臼杵深
[備考] 岡山大学
[3]. ライトフィールド顕微鏡による三次元定量位相計測
2024年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集 (2024年9月) 招待講演以外
[発表者]松井保晴, 臼杵深, 關根惟敏, 三浦憲二郎, 杉拓磨
[備考] 岡山大学
[4]. 近接場光散乱レンズの開発-波面整形によるデジタル位相共役システム-
2024年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集 (2024年9月) 招待講演以外
[発表者]疋田雅裕, 臼杵深, 關根惟敏, 三浦憲二郎
[備考] 岡山大学
[5]. Three-dimensional bio-imaging using a compound light-field microscope system
SPIE Optics + Photonics 2024 (2024年8月) 招待講演以外
[発表者]Shin Usuki, Reiji Yagi, Tadatoshi Sekine, Kenjiro T. Miura, Takuma Sugi
[備考] San Diego
【共同・受託研究】
[1]. 国内共同研究 高速・高解像度三次元イメージングによる全神経細胞活動の一括定量技術の開発
分担 ( 2022年4月 ~ 2023年3月 )
[相手先] 広島大学
[備考] 令和3年度生体医歯工学共同研究 広島大学大学院統合生命科学研究科・特任准教授: 杉 拓磨 静岡大学電子工学研究所・准教授: 臼杵 深
[2]. 国内共同研究 ナノ量子センサーを用いた新規生体イメージング技術の開発
分担 ( 2022年4月 ~ 2026年3月 )
[3]. 国内共同研究 高速・高解像度三次元イメージングによる全神経細胞活動の一括定量技術の開発
分担 ( 2021年4月 ~ 2022年3月 )
[相手先] 広島大学
[備考] 令和2年度生体医歯工学共同研究 広島大学大学院統合生命科学研究科・特任准教授: 杉 拓磨 静岡大学電子工学研究所・准教授: 臼杵 深
[4]. 国内共同研究 高速・高解像度三次元イメージングによる全神経細胞活動の一括定量技術の開発
分担 ( 2020年6月 ~ 2021年3月 )
[相手先] 広島大学
[備考] 令和2年度生体医歯工学共同研究 広島大学大学院統合生命科学研究科・特任准教授: 杉 拓磨 静岡大学電子工学研究所・准教授: 臼杵 深
[5]. 国内共同研究 世界最速高解像三次元蛍光イメージング顕微鏡の開発
分担 ( 2020年4月 ~ 2026年3月 )
【科学研究費助成事業】
[1]. 子供の文化的実践参加におけるナラティヴ共創過程の研究:音楽性発現の可視化を通して ( 2023年4月 ~ 2026年3月 ) 基盤研究(C) 分担

[2]. 高速・高分解能な光加工計測を実現する近接場位相共役レンズの開発 ( 2021年4月 ~ 2024年3月 ) 基盤研究(B) 代表

[3]. 超高分解能観察の実現に向けた近接場光位相共役によるサブ波長ピッチ空間変調照明 ( 2019年4月 ~ 2024年3月 ) 国際共同研究加速基金 代表
[備考] 補助事業期間延長

[4]. トリム曲面接続の理論解析と計測点群データからの高品質トリム曲面の生成 ( 2019年4月 ~ 2022年3月 ) 基盤研究(B) 分担

[5]. 生産・加工現場での高分解能観察を可能にする低コヒーレンス干渉型変調照明顕微鏡 ( 2016年4月 ~ 2020年3月 ) 若手研究(A) 代表

【外部資金(科研費以外)】
[1]. スキャンレス4Dイメージング・操作顕微鏡の開発 (2022年10月 - 2025年3月 ) [提供機関] 国立研究開発法人科学技術振興機構 [制度名] 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム A-STEP 産学共同(育成型) [担当区分] 研究分担者 [URL]
[2]. 生体内三次元動態のオペランド解析技術の開発 (2022年10月 - 2025年3月 ) [提供機関] 国立研究開発法人科学技術振興機構 [制度名] 未来社会創造事業 共通基盤領域 探索研究 [担当区分] 研究分担者 [URL]
[3]. 超高速高解像4Dイメージング顕微鏡技術の事業化検証 (2022年8月 - 2023年3月 ) [提供機関] 国立研究開発法人科学技術振興機構 [制度名] 研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム START プロジェクト推進型 ビジネスモデル検証支援 [担当区分] 研究分担者 [URL]
[4]. 超高速高分解能3D計測・操作を実現する新顕微鏡の開発 (2022年4月 - 2025年3月 ) [提供機関] キヤノン財団 [制度名] 新産業を生む科学技術 [担当区分] 研究分担者 [URL]
[5]. カプセル内視鏡で撮影した動画を用いたVisual SLAMによる病変と疑われる部分の抽出 (2021年4月 - 2022年3月 ) [提供機関] 国立研究開発法人科学技術振興機構 [制度名] A-STEP 令和2年度追加公募(トライアウトタイプ)標準 [担当区分] 研究分担者
【受賞】
[1]. CAD'13 Overall Best Paper Award: Designing Log-aesthetic Splines with G2 Continuity (2013年6月)
[備考] the 2013 International CAD Conference and Exhibition
[2]. 精密工学会論文賞 (課題名:変調照明シフトによる超精密加工表面の超解像光学式欠陥計測に関する研究(第1 報)-解像特性の理論的検討-) (2009年3月)
[備考] 授与・助成団体名(精密工学会)
[3]. SPIE Best Student Paper Award (課題名:Development of super-resolution optical inspection system for semiconductor defects using standing wave illumination shift) (2007年3月)
[備考] 授与・助成団体名(SPIE)
[4]. 精密工学会ベストプレゼンテーション賞 (課題名:定在波シフトによる半導体ウエハ表面の超解像光学式欠陥検査(第1報)-欠陥検出特性の検討-) (2006年3月)
[備考] 授与・助成団体名(精密工学会)
[5]. 精密工学会ベストプレゼンテーション賞 (課題名:リング状スリット光を用いた三次元変位測定(第5報)-小型・一体化装置の開発-) (2006年3月)
[備考] 授与・助成団体名(精密工学会)
【特許 等】
[1]. 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム [出願番号] 特願2024-053350 (2024年3月28日)
[2]. ライトフィールド三次元トラッキング制御装置、方法およびプログラムな らびにライトフィールド顕微鏡システム [出願番号] 特願2024-025750 (2024年2月22日)
[3]. 選択照射制御装置、選択照射制御方法およびプログラムならびに選択照射システム [出願番号] 特願2023-198583, 国際特許出願PCT/JP2024/40065 (2023年11月22日)
[備考] 特願2023-198583 (2023年11月22日), 国際特許出願PCT/JP2024/40065(2024年11月12日)
[4]. 画像解析装置、画像解析方法およびプログラム [出願番号] 特願2023-003395 (2023年1月12日)
[5]. 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム [出願番号] 特願2022-202566, 国際特許出願PCT/JP2023/042033 (2022年12月19日)
[備考] 特願2022-202566 (2022年12月19日), 国際特許出願PCT/JP2023/042033(2023年11月22日)
【学会・研究会等の開催】
[1]. 第6回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウム (2021年12月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン開催
[備考] 現地実行委員
[2]. 日本光学会年次学術講演会Optics & Photonics Japan 2020 (2020年11月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] オンライン開催
[備考] 実行委員
[3]. 第3回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウム (2019年11月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] アクトシティ浜松コングレスセンター
[備考] 現地実行委員
[4]. ISMTII2019 (2019年9月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 朱鷺メッセ
[備考] Conference Program Committee
[5]. 2019年度精密工学会秋季大会 (2019年9月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 静岡大学
[備考] 現地実行委員
【その他学術研究活動】
[1]. 精密工学会誌79巻5号特集記事の編集 (2012年5月 - 2013年4月 )
[備考] 特集タイトル:大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(博士) イメージングシステム (2024年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 機械工学実験Ⅰ (2024年度 - 前期 )
[3]. 全学教育科目(共通科目) 新入生セミナー (2024年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 プログラミング (2024年度 - 後期 )
[5]. 大学院科目(修士) 情報工学特論 (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2024年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 6 人
博士指導学生数(主指導) 1 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2023年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 6 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 5 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 1 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 1 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 5 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
【指導学生の受賞】
[1]. ICPE2024 Young Research Award (2024年10月)
[受賞学生氏名] Shumpei Suzuki (総合科学技術研究科)
[授与団体名] ICPE2024 Organizing Committee
[備考] Shumpei Suzuki, Shin Usuki, Tadatoshi Sekine and Kenjiro T. Miura, Numerical and experimental verification of super resolution imaging and phase recov
[2]. 精密工学会ベストプレゼンテーション賞 (2024年3月)
[受賞学生氏名] 渡辺龍之介 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 精密工学会
[備考] 渡辺龍之介, 關根惟敏, 臼杵深, 三浦憲二郎, 医療用ステムのための力学特性を考慮した内部形状の生成, 2024年度精密工学会春季大会学術講演会講演論文集, pp.187-188, 東京大学, March 12-14, 2024.
[3]. 精密工学会ベストプレゼンテーション賞 (2023年9月)
[受賞学生氏名] 八木玲士 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 精密工学会
[備考] 八木玲士, 臼杵深, 關根惟敏, 三浦憲二郎, 杉拓磨, "生物試料の三次元計測のためのライトフィールド顕微鏡の開発 -結像型と非結像型の複合ライトフィールド光学系-", 2023年度精密工学会秋季大会学術講演会, 福岡工業大学, September 13-15, 2023.
[4]. 精密工学会ベストプレゼンテーション賞 (2017年9月)
[受賞学生氏名] 中村優人 (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 精密工学会
[備考] 中村優人,鈴木晶,臼杵深,北澤弘幸,三浦憲二郎, "人工関節表層メッシュ構造の生成-幾何形状の回転対称性を利用したABF法の改良-," 2017年度精密工学会秋季大会学術講演会, 大阪大学, September 20-22, 2017.
[5]. 精密工学会ベストプレゼンテーション賞 (2016年3月)
[受賞学生氏名] 鈴木晶 (創造科学技術大学院)
[授与団体名] 精密工学会
[備考] 鈴木晶, 臼杵深, 三浦憲二郎, Salvi Peter, "変分原理に基づく対数型美的曲面の生成 -等パラメトリック曲線の対数型美的曲線化-," 2016年度精密工学会春季大会学術講演会, 東京理科大学, March 15-17, 2016.
【その他教育関連情報】
[1]. 機械工学科3年生工場見学の引率 (2016年9月 - 2016年9月 )
[備考] スズキ自動車 磐田工場
[2]. 機械工学科3年生工場見学の引率 (2013年4月 - 2013年4月 )
[備考] ヤマハ発動機 本社工場

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 高大連携 高校生のための機械工学体験セミナー (2024年3月 )
[内容] 機械工学科を想定した模擬講義ならびに最先端の研究(宇宙工学,航空工学,流体力学,熱力学,ロボット,精密計測,光学,精密加工,メカトロニクス,構造力学)の体験実験
[備考] 静岡大学工学部機械工学科 実行委員長を担当した
[2]. 高大連携 令和5年度静岡大学高大連携実験実習講座 (2023年8月 )
[内容] 振動と波について学ぼう
[備考] 静岡大学工学部 浜松キャンパス
[3]. 高大連携 高校生のための機械工学体験セミナー (2019年3月 )
[内容] 機械工学科を想定した模擬講義ならびに最先端の研究(宇宙工学,航空工学,流体力学,熱力学,ロボット,精密計測,光学,精密加工,メカトロニクス,構造力学)の体験実験
[備考] 静岡大学工学部 浜松キャンパス 体験実験(テーマ:体験モーションキャプチャー)講師を担当した
[4]. 高大連携 高校生のための機械工学体験セミナー (2018年3月 )
[内容] 機械工学科を想定した模擬講義ならびに最先端の研究(宇宙工学,航空工学,流体力学,熱力学,ロボット,精密計測,光学,精密加工,メカトロニクス,構造力学)の体験実験
[備考] 静岡大学工学部 浜松キャンパス 体験実験講師を担当した
[5]. 高大連携 高校生のための機械工学体験セミナー (2017年3月 )
[内容] 機械工学科を想定した模擬講義ならびに最先端の研究(宇宙工学,航空工学,流体力学,熱力学,ロボット,精密計測,光学,精密加工,メカトロニクス,構造力学)の体験実験
[備考] 静岡大学工学部 浜松キャンパス 体験実験講師を担当した
【報道】
[1]. 雑誌 CADと計測の融合 (2017年4月1日)
[備考] 三浦憲二郎, 臼杵深, CADと計測の融合, 月刊生産財マーケティング, ISSN0911-9817, Vol.54, No.4, pA-117, 2017.
[2]. 新聞 製造現場での高分解能観察を可能にする構造化照明顕微鏡 (2017年1月10日)
[概要]構造化照明による高速かつ高分解能な顕微法は蛍光顕微鏡として実用化され、細胞レベルの現象解析に役立てられている。一方、その性能から工業的利用が期待されているが、様々な問題のため実用化に至っていない。一番の問題は、照明位置のコンピュータ処理への入力が要求されるという高分解能化の成立条件に起因する。照明位置を正しく決定するためには高精度位置決め機器の導入が必要で高コストである。その上、製造現場に導入するためには振動や温度ドリフトなどの環境外乱の影響も考慮する必要があり、特殊な装置や環境を整えなくてはならない。そこで、照明位置計測用の専用光源と装置を組み込むことを提案した。これにより、安価で高速動作可能な位置決め機器を用いた場合や、環境外乱の下でも、照明位置の絶対的な計測が可能となり、高速で低コストであるという光学顕微鏡の本来の特性を活かした計測システムが実現する。
[備考] 日刊工業新聞 日経産業新聞
[3]. 新聞 製造現場での高分解能観察を可能にする構造化照明顕微鏡 (2017年1月6日)
[概要]構造化照明による高速かつ高分解能な顕微法は蛍光顕微鏡として実用化され、細胞レベルの現象解析に役立てられている。一方、その性能から工業的利用が期待されているが、様々な問題のため実用化に至っていない。一番の問題は、照明位置のコンピュータ処理への入力が要求されるという高分解能化の成立条件に起因する。照明位置を正しく決定するためには高精度位置決め機器の導入が必要で高コストである。その上、製造現場に導入するためには振動や温度ドリフトなどの環境外乱の影響も考慮する必要があり、特殊な装置や環境を整えなくてはならない。そこで、照明位置計測用の専用光源と装置を組み込むことを提案した。これにより、安価で高速動作可能な位置決め機器を用いた場合や、環境外乱の下でも、照明位置の絶対的な計測が可能となり、高速で低コストであるという光学顕微鏡の本来の特性を活かした計測システムが実現する。
[備考] 静岡新聞 日本経済新聞
【学外の審議会・委員会等】
[1]. Chinese Journal of Mechanical Engineering 編集委員会 (2019年1月 ) [団体名] Chinese Society of Mechanical Engineering
[活動内容]英文ジャーナルの編集、査読
[2]. 精密工学会 事業企画委員会 企画第3グループ (2014年9月 )
[活動内容]講習会および見学会の企画および運営
[備考] 2019年4月より幹事
[3]. 精密工学会 大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術専門委員会 (2012年4月 )
[活動内容]定例研究会の開催および参加ならびに研究発表
[4]. 精密工学会 知的ナノ計測専門委員会 (2012年4月 )
[活動内容]定例研究会の開催および参加ならびに研究発表
[5]. 精密工学会 会誌編集委員会 (2011年4月 - 2014年3月 )
[活動内容]委員会や見学会への参加,学会誌の企画および編集

国際貢献実績

【国際協力事業】
[1]. 村川二郎基金による長期在外研究 (2015年8月 - 2016年8月 )
[相手方機関名] カリフォルニア工科大学(受け入れ研究者 Prof. Changhui Yang)
[活動内容] Biophotonics Laboratoryにおけるコンピューテーショナルマイクロスコピーおよびバイオイメージングの研究

管理運営・その他

【特記事項】
2009年-2015年:精密工学会アフィリエイト 平成23年度静岡大学若手重点研究者 平成24年度静岡大学若手重点研究者 平成25年度静岡大学若手重点研究者 2015年-2015年 カリフォルニア工科大学 Visiting Faculty(バイオフォトニクスに関する研究に従事) 2020年4月- 清華大学 Advanced Fellow(レーザ応用計測および波面制御に関する研究に従事)