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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 尾張 正樹 (OWARI Masaki)

尾張 正樹 (OWARI Masaki)
准教授
学術院情報学領域 - 情報科学系列
情報学部 - 情報科学科 大学院総合科学技術研究科情報学専攻 - 情報学コース
創造科学技術研究部 - インフォマティクス部門


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最終更新日:2024/04/26 2:05:14

教員基本情報

【取得学位】
博士(理学)  東京大学   2007年3月
【研究分野】
自然科学一般 - 数理物理、物性基礎
情報通信 - 情報学基礎論
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
量子コンピュータ
【現在の研究テーマ】
量子情報
量子コンピュータ
量子ネットワーク
量子制御
【研究キーワード】
量子もつれ, 量子通信, 量子暗号, 量子計算, 量子力学, 量子力学のおける観測理論, ベルの不等式・隠れた変数の理論, 量子制御, 量子コンピュータ, 量子アルゴリズム
【所属学会】
・IEEE
・アメリカ物理学会
・日本物理学会
【個人ホームページ】
http://lab.inf.shizuoka.ac.jp/masakiowari/index.html
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Asymmetric Quantum Multicast Network Coding: Asymmetric Optimal Cloning over Quantum Networks
Applied sciences 12/12 - 6163 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Yuichi Hirota, Masaki Owari [URL] [DOI]
[2]. Single-Shot Secure Quantum Network Coding for General Multiple Unicast Network With Free One-Way Public Communication
IEEE Transactions on Information Theory 67/7 4564-4587 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Go Kato, Masaki Owari, Masahito Hayashi [URL] [DOI]
[3]. Reduction Theorem for Secrecy over Linear Network Code for Active Attacks
Entropy 22/9 1053- (2020年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Masahito Hayashi, Masaki Owari, Go Kato, Ning Cai [DOI]
[4]. Algebra and Hilbert space structures induced by quantum probes
Annals of Physics 412/1 - 168046 (2020年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] Go Kato, Masaki Owari, Koji Maruyama [DOI]
[5]. Entanglement-assisted classical communication can simulate classical communication without causal order
Physical Review A 96/ 062331-062331 (2017年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] [責任著者]Seiseki Akibue [共著者]Masaki Owari,Go Kato,Mio Murao
【学会発表・研究発表】
[1]. 量子多体系における制御理論に基づくユニタリt-designの生成法について
第49回量子情報技術研究会 (2023年12月17日) 招待講演以外
[発表者]尾張正樹, 夏目智輝, 高三和晃, 手塚真樹, 中田芳史
[備考] 会場名 沖縄科学技術大学院大学
[2]. 量子セル・オートマトンの関節制御によるユニタリt-designの生成
第49回量子情報技術研究会 (2023年12月17日) 招待講演以外
[発表者]原七海, 尾張正樹
[備考] 会場名 沖縄科学技術大学院大学
[3]. 間接制御を用いたユニタリt-designの研究
第49回量子情報技術研究会 (2023年12月17日) 招待講演以外
[発表者]夏目智輝, 高三和晃, 手塚真樹, 中田芳史, 尾張正樹
[備考] 会場名 沖縄科学技術大学院大学
[4]. 量子セル・オートマトンを用いたユニタリt-design生成プロトコルの研究
第21回情報学ワークショップ (Workshop on Informatics 2023, WiNF2023) (2023年12月9日) 招待講演以外
[発表者]原七海,尾張正樹
[備考] 会場名 静岡大学浜松キャンパス
[5]. 量子画像状態の通信における盗聴方法の研究
第21回情報学ワークショップ (Workshop on Informatics 2023, WiNF2023) (2023年12月9日) 招待講演以外
[発表者]山本恭大,尾張正樹
[備考] 会場名 静岡大学浜松キャンパス
【共同・受託研究】
[1]. 国内共同研究 間接量子制御の数学的枠組み構築とその応用
代表 ( 2020年9月 ~ 2024年3月 )
[相手先] 日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所
[2]. 国内共同研究 間接操作を利用した高ノイズ耐性な量子制御の理論構築
代表 ( 2017年9月 ~ 2020年1月 )
[相手先] 日本電信電話(株)
【科学研究費助成事業】
[1]. 量子制御理論に基く量子多体系における物理的に自然なt-designの生成法の研究 ( 2022年6月 ~ 2024年3月 ) 学術変革領域研究(A) 代表
[備考] 研究領域:極限宇宙の物理法則を創る-量子情報で拓く時空と物質の新しいパラダイム、 審査区分:学術変革領域研究区分(Ⅱ)

[2]. ノイズのある中規模量子計算機を用いた量子多体系の計測と制御 ( 2021年4月 ~ 2025年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. 間接量子制御の数学的枠組構築とその応用 ( 2020年4月 ~ 2024年3月 ) 基盤研究(C) 分担

[4]. 間接操作を利用した高ノイズ耐性な量子制御の理論構築 ( 2017年4月 ~ 2020年3月 ) 基盤研究(C) 分担

[5]. 量子ネットワーク上の長距離秘密鍵配送 ( 2016年4月 ~ 2019年3月 ) 基盤研究(C) 代表

【受賞】
[1]. 高柳研究奨励賞 (2020年12月)
[受賞者] 尾張正樹 [授与機関] 公益財団法人 浜松電子工学奨励会
[2]. New Journal of Physics, Best of 2008 Squeezing the limit: quantum benchmarks for the teleportation and storage of squeezed states (2009年5月)
[受賞者] M Owari, M B Plenio, E S Polzik, A Serafini and M M Wolf [授与機関] New Journal of Physics (IOP Publishing)
【特許 等】
[1]. マルチキャスト量子ネットワーク符号化方法 [出願番号] 特願2014-102986(P2014-102986) (2014年5月19日) [特許番号] 特許6183958 (2017年8月23日)
[2]. マルチキャスト量子ネットワーク符号化方法 [出願番号] 特願2013-69470(P2013-69470) (2013年3月28日) [特許番号] 特許5936073 (2016年5月20日)
[3]. バタフライネットワーク上でのマルチキャスト量子ネットワーク符号化方法 [出願番号] 特願2012-69415(P2012-69415) (2012年3月26日) [特許番号] 特許5614658 (2014年9月19日)
【学会・研究会等の開催】
[1]. 量子情報と有限長理論の新展開 (2016年8月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 名古屋大学
[備考] 日時 2016年8月3日11時50分 ~ 8月5日16時40分 会場 名古屋大学 東山キャンパス 理学部A号館A207室 https://wwp.shizuoka.ac.jp/qubit/

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(修士) ネットワークシステム論 (2023年度 - 前期 )
[2]. 全学教育科目(共通科目) 新入生セミナー (2023年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 オートマトンと言語理論 (2023年度 - 前期 )
[4]. 学部専門科目 離散数学 (2023年度 - 前期 )
[5]. 学部専門科目 グラフ理論 (2023年度 - 後期後半 )
【指導学生数】
2023年度
卒研指導学生数(3年) 6 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 2 人
2022年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 6 人
博士指導学生数(主指導) 1 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 5 人
修士指導学生数 6 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 6 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 4 人
修士指導学生数 3 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
【指導学生の受賞】
[1]. 挑戦的研究賞 (2019年12月)
[受賞学生氏名] 相川竜輝 (情報学部)
[授与団体名] 静岡大学情報学部 情報学研究推進室

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 出張講義 磐田東高校への出張講義 (2022年11月 )
[内容] 【量子コンピュータの開発史から見た基礎研究の重要性】という題名で、80分の講義を行った。
【報道】
[1]. 新聞 電子科学研究者を表彰 (2020年12月22日)
[備考] 静岡新聞朝刊23面
[2]. 新聞 静大の量子技術研究 次世代計算機へ一投 (2020年3月20日)
[備考] 静岡新聞朝刊17面
[3]. 新聞 量子コンピューター進む開発 超高速計算どう検証 (2019年11月20日)
[備考] 静岡新聞夕刊1面
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 技術講座講師 (2023年12月 - 2023年12月 ) [団体名] ヤマハ発動機
[活動内容]情報学基礎に関する技術講座の講師
[2]. 量子情報技術特別研究専門委員会 (2021年4月 ) [団体名] 電子情報通信学会
[活動内容]量子情報科学に関する研究専門委員会。量子情報技術研究会を主催

国際貢献実績

管理運営・その他