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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 矢永 誠人 (YANAGA Makoto)

矢永 誠人 (YANAGA Makoto)
准教授
学術院理学領域 - 放射科学系列
理学部 - 放射科学教育研究推進センター 大学院総合科学技術研究科理学専攻 - 化学コース
創造科学技術研究部 - ベーシック部門

yanaga.makoto@@@shizuoka.ac.jp
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最終更新日:2024/03/20 2:05:03

教員基本情報

【取得学位】
理学博士  東京都立大学   1989年11月
【研究分野】
自然科学一般
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
放射性汚染の測定および除染
放射性物質に対する不安
【現在の研究テーマ】
土壌中の放射性セシウムの形態と除染
静岡県内の表面土壌に沈着した福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムの分布
PIXE分析法および中性子放射化分析法による生体微量元素の分析
【研究キーワード】
放射性セシウム, 放射能測定, 中性子放射化分析, PIXE分析
【所属学会】
・日本放射化学会
・日本アイソトープ協会
・日本放射線安全管理学会
・日本化学会
・放射化分析研究会
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. Absorption of alkali metal ions by white radish sprouts (IV)
KURNS Progress Report 2022 / CO5-11- (2023年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] M. Yanaga, Y. Oshiro, T. Nakamura, H. Yoshinaga, R. Okumura and Y. Iinuma
[2]. 静岡県熱海市逢初川の源頭部の黒色盛土層の放射性セシウム濃度と粒子組成の層位変化
静岡大学地球科学研究報告 50/ 39-63 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] 北村晃寿、矢永誠人、山下裕輝、中西利典 [備考] 放射性セシウム濃度の測定及び関係部分
[3]. 静岡県熱海市逢初川の源頭部の盛土下端部の露頭調査
静岡大学地球科学研究報告 49/ 61-72 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] 北村晃寿、山下裕輝、矢永誠人、本山 功、中西利典、森 英樹 [備考] 放射性セシウム濃度の測定及び関係部分
[4]. 静岡県熱海市逢初川の砂防堰堤の埋積土の放射性セシウム濃度と粒子組成の層位変化 -2021年7月3日の土石流堆積物の識別-
静岡大学地球科学研究報告 49/ 87-95 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] 北村晃寿、矢永誠人、岡崎颯太、片桐 悟、中西利典、森 英樹 [備考] 放射性セシウム濃度の測定及び関係部分
[5]. 静岡県熱海市逢初川源頭部の東側地点の盛土に関する調査速報
静岡大学地球科学研究報告 49/ 97-103 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] 北村晃寿、山下裕輝、矢永誠人、中西利典、森 英樹 [備考] 放射性セシウム濃度の測定及び関係部分
【著書 等】
[1]. 改訂版 静岡県における防災・減災と原子力
静岡学術出版 (2018年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]矢永誠人,大矢恭久,奥野健二,萱野貴広,神村典浩
[備考] 第11章 目で見る放射線とその防護(1)
[2]. 放射線計測と安全取扱
静岡学術出版 (2016年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]矢永誠人,瓜谷眞裕,大矢恭久,岡田利晴,大吉崇文
[備考] 第一章 サーベイメータの取扱法、第四章 Ge半導体検出器を用いたγ線スペクトロメトリー Chapter 1 Radiation measurement using survey meters Chapter 4 Usage and characteristics of high purity
[3]. 放射化学の事典
朝倉出版 (2015年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]矢永 誠人,日本放射化学会編集
[備考] V 核・放射化学に関連する分析法 08 荷電粒子励起X線分析(particle induced X-ray emission:PIXE)
[4]. 静岡県における防災・減災と原子力
静岡学術出版 (2013年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]矢永誠人,東 侍郎,内ノ倉真吾,大矢恭久,奥野健二
[備考] 第10章 目で見る放射線とその防護(1)
[5]. ラジオアイソトープの取扱いと放射線計測
静岡学術出版 (2012年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]矢永誠人,瓜谷眞裕,大矢恭久,大吉崇文,奥野健二
[備考] 第一章 サーベイメータの取扱法、第四章 Ge半導体検出器を用いたγ線スペクトロメトリー
【学会発表・研究発表】
[1]. アルカリ金属イオンを用いた137Cs汚染土壌の除染と植物への影響
日本放射線安全管理学会第22回学術大会 (Satellite Meeting of ICRP2023) (2023年11月) 招待講演以外
[発表者]中村拓翔、大城柚輝、矢永誠人、吉永尚生、奥村良、 飯沼勇人
[備考] 開催場所:グランシップ(静岡コンベンションアーツセンター)、 主催:日本放射線安全管理学会、 共催:日本保健物理学会、放射線安全フォーラム、静岡大学理学部附属放射科学教育研究推進センター、 協賛:国立大学法人静岡大学
[2]. ボーリングコアの放射性セシウム濃度の測定結果から見た熱海市における土石流災害
日本放射化学会第67回討論会 (2023年9月) 招待講演以外
[発表者]矢永誠人、北村晃寿
[備考] 開催場所:広島大学東広島キャンパス、 主催:日本放射化学会 共催:日本化学会、日本放射線安全管理学会、日本保健物理学会、日本分析化学会、広島大学自然科学研究支援開発センター
[3]. カイワレダイコンの生育へのセシウムおよびルビジウム添加の影響(II)
日本放射線安全管理学会第21回学術大会(第4回日本放射線安全管理学会・日本保健物理学会合同大会) (2022年11月) 招待講演以外
[発表者]矢永 誠人、野村洋生、山沢桂悟、吉永尚生、奥村良、飯沼勇人
[備考] 開催場所:九州大学 伊都キャンパス 椎木講堂(福岡市西区)、 主催:日本放射線安全管理学会、日本保健物理学会
[4]. カイワレダイコンの生育へのセシウムおよびルビジウム添加の影響
日本放射線安全管理学会第20回学術大会(第3回日本放射線安全管理学会・日本保健物理学会合同大会) (2021年12月) 招待講演以外
[発表者]矢永 誠人、小長井聖良、長谷川真央、吉永尚生、奥村良、飯沼勇人
[備考] Web開催 主催:日本放射線安全管理学会、日本保健物理学会 共催:北陸地域アイソトープ研究会
[5]. カイワレダイコンの生育へのセシウム添加の影響
日本放射線安全管理学会第19回学術大会 (2020年12月) 招待講演以外
[発表者]矢永 誠人、小川晃一朗、長倉天星、吉永尚生、奥村良、飯沼勇人
[備考] Web開催 主催:日本放射線安全管理学会、共催:日本保健物理学会
【科学研究費助成事業】
[1]. 実現可能な田畑土壌の除染 - セシウムをもってセシウムを制す - ( 2017年4月 ~ 2021年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[2]. 生体抽出液を用いた田畑の土壌からの放射性セシウムの除去と微量元素の損失防止 ( 2013年4月 ~ 2017年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. 生体内における亜鉛代用金属としてのコバルトの挙動 ( 2011年4月 ~ 2013年3月 ) 挑戦的萌芽研究 代表

[4]. 食餌中の亜鉛不足による生体内金属タンパク質の変化 ( 2008年4月 ~ 2011年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[5]. 植物におけるHis型結合ペプチドの検索と化学生物学的機能の解明 ( 2007年4月 ~ 2011年3月 ) 基盤研究(B) 分担

【外部資金(科研費以外)】
[1]. 亜鉛欠乏時における生体内金属置換と亜鉛欠乏症への効果的対処法の開発 (2006年8月 - 2007年2月 ) [提供機関] JST [制度名] シーズ発掘試験研究
【学会・研究会等の開催】
[1]. 日本放射線安全管理学会第21回学術大会(第4回日本安全管理学会・日本保健物理学会合同大会) (2022年11月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 九州大学 伊都キャンパス 椎木講堂(福岡市)
[備考] 主催:日本放射線安全管理学会、日本保健物理学会
[2]. 日本放射線安全管理学会第22回学術大会(Satellite Meeting of ICRP2023) (2022年11月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] グランシップ(静岡コンベンションアーツセンター)
[備考] 主催:日本放射線安全管理学会 共催:日本保健物理学会、放射線安全フォーラム、静岡大学理学部附属放射科学教育研究推進センター 協賛:国立大学法人静岡大学
[3]. 日本放射線安全管理学会第20回学術大会(第3回日本安全管理学会・日本保健物理学会合同大会) (2021年12月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] Web開催
[備考] 主催:日本放射線安全管理学会、日本保健物理学会 共催:北陸地域アイソトープ研究会
[4]. 日本放射線安全管理学会第18回学術大会(第2回日本安全管理学会・日本保健物理学会合同大会) (2019年12月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 東北大学 青葉山新キャンパス 青葉山コモンズほか(仙台市)
[備考] 主催:日本放射線安全管理学会、日本保健物理学会
[5]. 日本放射線安全管理学会 第13回学術大会 (2014年12月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 徳島大学 大塚講堂(徳島市)
[備考] 主催:日本放射線安全管理学会
【その他学術研究活動】
[1]. 学生引率(中部電力浜岡原子力発電所) (2012年2月 - 2012年2月 )
[備考] 放射線管理実習経済産業省「原子力人材育成プログラム」
[2]. 学生引率(中部電力浜岡原子力発電所) (2011年9月 - 2011年9月 )
[備考] 放射線管理実習経済産業省「原子力人材育成プログラム」
[3]. 学生引率(中部電力浜岡原子力発電所) (2011年3月 - 2011年3月 )
[備考] 文部科学省「原子力人材育成プログラム」『放射線管理実習』受講生
[4]. 学術雑誌等の編集(Radiation Safety Management) (2006年4月 )
[備考] 編集委員(2018年4月より副編集長)
[5]. 学術雑誌等の編集(日本放射線安全管理学会誌) (2006年4月 )
[備考] 編集委員(2018年4月より副編集長)

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(修士) 放射線測定・解析特論 (2023年度 - 前期 )
[2]. 大学院科目(修士) 放射科学特別演習 (2023年度 - 前期 )
[3]. 大学院科目(修士) 放射線管理学特別実習 (2023年度 - 前期 )
[4]. 大学院科目(修士) 放射線管理学特別実習 (2023年度 - 後期 )
[5]. 学部専門科目 放射化学Ⅱ (2023年度 - 前期 )
【指導学生数】
2022年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
2018年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
【その他教育関連情報】
[1]. 国家試験「放射線取扱主任者第1種試験」対策講習会 (2022年8月 - 2022年8月 )
[備考] 放射線障害防止法について2日間にわたり、講義と演習を行った。
[2]. 国家試験「放射線取扱主任者第1種試験」対策講習会 (2021年8月 - 2021年8月 )
[備考] 放射線障害防止法について2日間にわたり、講義と演習を行った。
[3]. 国家試験「放射線取扱主任者第1種試験」対策講習会 (2020年8月 - 2020年8月 )
[備考] 放射線障害防止法について2日間にわたり、講義と演習を行った。
[4]. 国家試験「放射線取扱主任者第1種試験」対策講習会 (2019年8月 - 2019年8月 )
[備考] 放射線障害防止法について2日間にわたり、講義と演習を行った。
[5]. 国家試験「放射線取扱主任者第1種試験」対策講習会 (2018年8月 - 2018年8月 )
[備考] 「放射線障害防止法」および「放射線生物学」について2日間にわたり、講義と演習を行った。

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 研修会 消防職員専科教育 予防査察・危険物科 (2024年3月 )
[内容] 予防査察・危険物科専科教育として、危険物化学の講義及び実習を行った。
[備考] 静岡県消防学校
[2]. 研修会 消防職員専科教育 予防査察・危険物科 (2022年3月 )
[内容] 予防査察・危険物科専科教育として、危険物化学の講義及び実習を行った。
[備考] 静岡県消防学校
[3]. 研修会 消防職員専科教育 予防査察・危険物科 (2020年12月 )
[内容] 予防査察・危険物科専科教育として、危険物化学の講義及び実習を行った。
[備考] 静岡県消防学校
[4]. 研修会 消防職員専科教育 予防査察・危険物科 (2019年12月 )
[内容] 予防査察・危険物科専科教育として、危険物化学の講義及び実習を行った。
[備考] 静岡県消防学校
[5]. 研修会 消防職員専科教育 予防査察・危険物科 (2018年12月 )
[内容] 予防査察・危険物科専科教育として、危険物化学の講義及び実習を行った。
[備考] 静岡県消防学校
【報道】
[1]. 新聞 放射線 見えたかな? (2023年3月2日)
[概要]中学校3年生を対象とした、「理科特別講座-放射線って何」と題する放射線に関する講義と簡易霧箱による放射線の観察実習
[備考] 中日新聞
[2]. 新聞 搬入県外土砂崩落発端か (2022年5月28日)
[備考] 静岡新聞朝刊29面
[3]. テレビ 熱海土石流"0波"を調査 崩壊「盛り土の黒い土砂から」 静岡大学などの研究グループ (2022年5月27日)
[概要]2021年7月に静岡県熱海市で起きた土石流に関し、砂防えん堤に堆積した土砂の地質調査及び放射性セシウムの分析結果から、この土砂が、住宅街に被害を出した第1波の前の「0波」であることが判明した。
[備考] 放送局:テレビ静岡  番組名:テレビ静岡ニュース
[4]. 新聞 おちゃのこサイサイサイエンス④紙の厚さはどうやって測る? 執筆 (2015年10月5日)
[備考] 静岡新聞朝刊7面
[5]. 新聞 浜松市の震災がれき受け入れによる放射線に関する勉強会に講師として招かれる  (2012年8月8日)
[備考] 中日新聞朝刊19面
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 編集委員会 委員長 (2022年7月 - 2024年6月 ) [団体名] 一般社団法人日本放射線安全管理学会
[活動内容]学会誌、英文誌の編集にかかる業務
[2]. 教育訓練検討委員会委員 (2022年7月 - 2024年6月 ) [団体名] 一般社団法人日本放射線安全管理学会
[活動内容]放射線業務従事者に対する教育内容や時間数について検討している。
[3]. 理事 (2022年6月 - 2024年6月 ) [団体名] 一般社団法人日本放射化学会
[活動内容]理事会に出席し、学会の運営に寄与している。
[4]. 理事 (2022年6月 - 2024年6月 ) [団体名] 一般社団法人日本放射線安全管理学会
[活動内容]理事会に出席し、学会の運営に寄与している。
[5]. 診療用放射性同位元素等の届出に係る審査会(静岡県浜松市) (2022年4月 - 2025年3月 ) [団体名] 静岡県浜松市
[活動内容]専門家として、浜松市内の診療用放射性同位元素等を使用する医療機関の構造設備、遮蔽計算等についての審査
[備考] 専門家委員
【その他社会活動】
[1]. 放射線について学ぼう (静岡市こどもクリエイティブタウン ま・あ・る 「しごと・ものづくり講座」) (2023年6月 )
[2]. 放射線について学ぼう (静岡市こどもクリエイティブタウン ま・あ・る 「しごと・ものづくり講座」) (2022年8月 )
[3]. 放射能や放射線についての易しい解説と簡易霧箱による放射線の飛跡の観察 (2020年2月 )
[4]. 簡易霧箱の作成と放射線の飛跡の観察指導 (2019年12月 )
[備考] おや!なぜ?横丁2019「サイエンス にわかファンでも いいじゃない!」(浜松科学館)にて
[5]. 農作物の放射能測定および農家へのアドバイス (2012年10月 )
[備考] 支援先(福島県内農家)

国際貢献実績

【その他国際貢献実績】
[1]. 日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」にて、放射線測定器(高純度Ge半導体検出器)の原理や測定、解析法についての講義及び実習を行った。 (2015年9月 )
[備考] 科学技術振興機構(JST)

管理運営・その他

【所属長等】
[1]. 衛生工学衛生管理者 (2023年4月 - 2024年3月 )
[2]. 衛生工学衛生管理者 (2022年4月 - 2023年3月 )
[3]. 衛生工学衛生管理者 (2021年4月 - 2022年3月 )
[4]. 衛生工学衛生管理者 (2020年4月 - 2021年3月 )
[5]. 安全衛生センター副センター長 (2015年6月 - 2019年3月 )