トップページ  > 教員個別情報  > 科学研究費助成事業

静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 北村 晃寿 (KITAMURA Akihisa)

科学研究費助成事業

【科学研究費助成事業】
[1]. 南海トラフ東部におけるレベル1.5地震・津波の実態解明 ( 2017年4月 ~ 2020年3月 ) 基盤研究(B) 代表
[備考] 国は,2013年に「将来発生する地震は二つのレベルの地震に限らず様々な地震を想定し,防災・減災の目標を定めて対策を講じるものである」とした.二つのレベルとはレベル1と2のことである.研究代表者などの調査では,南海トラフ東部からは過去4000年間にレベル2津波の痕跡は未見だが,レベル1と2の中間規模(

[2]. 南海トラフ東端における津波堆積物と地殻変動に関する研究 ( 2014年4月 ~ 2017年3月 ) 基盤研究(B) 代表

[3]. 洞窟性微小二枚貝の同位体比と微量元素分析に基づく生活史戦略の進化と気候変動の解明 ( 2010年4月 ~ 2013年3月 ) 基盤研究(C) 代表
[備考] 貧栄養化に対する適応戦略と気候への太陽活動の影響を,洞窟性微小二枚貝Carditella iejimensis(殻長3.5mm以下)の化石試料から解明する.

[4]. 海底洞窟生微小二枚貝の酸素同位体比から探る過去7,000年間の黒潮の動態 ( 2007年4月 ~ 2009年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[5]. 海底洞窟堆積物による後期完新世の古環境復元 ( 2004年4月 ~ 2007年3月 ) 基盤研究(B) 代表
[備考] 本研究では,沖縄県伊江島沖のサンゴ礁斜面に開口する海底洞窟"大洞窟"から堆積物を採取し,後期完新世の沖縄サンゴ礁の古環境・気候変動を復元を行った.

[6]. 1℃温暖化のインパクト:中世温暖期の日本北方海域の古環境解析 ( 2001年4月 ~ 2004年3月 ) 基盤研究(C) 代表
[備考] 日本周辺海域の中で温暖化の影響を最も強く受ける日本北方海域の30年後を予測するため,中世温暖期以降の海洋環境と生態系の変動史を海底堆積物の化石記録から復元する.同海域とその周辺地域には古文書記録はないので,本研究で得られる情報は科学的にも実学的にも大変重要である.

[7]. 氷期から間氷期への温暖化に伴う浅海環境と生物分布の変遷過程 ( 1996年1月 ~ 1998年3月 ) 基盤研究(B) 代表
[備考] 本研究では,近未来の温暖化現象に伴う日本海陸棚環境の変化とそれが生物分布(主に貝類)に及ぼす影響を理解するため,過去の温暖化現象を詳細に分析した.具体的には対馬海流流入開始期の温暖化現象に注目し,それを記録した更新統大桑層と現世日本海陸棚堆積物を研究対象とした.