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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 篠原 和大 (SINOHARA Kazuhiro)

【研究シーズ】
[2]. 登呂遺跡を舞台とした持続的農耕文化の復元とその活用の研究
日本列島における農耕の起源と展開  人類史における農業の開始は、複雑で組織化された社会形成の起点となる大きな画期であったと考えられます。日本列島では弥生時代に大陸から稲作がもたらされることにより農業が形成されたと考えられてきました。しかし、近年では畑作などを含んだ複合的な農耕形成やその地域差が注目されています。弥生時代前後頃の遺跡の調査や資料の分析をとおして日本列島や静岡における農業とそれを基盤とする社会の形成過程について研究しています。 登呂遺跡を活用した初期農耕社会の実験考古学  静岡市登呂遺跡は、弥生時代のムラと水田が一体となって発見され、その農耕集落の姿が当時と同じように復元された特別史跡です。そこでは等身大で当時の農業の姿を再現することができます。当時使われた木製農具などを出土遺物に忠実に復元して使用しながら復元水田での栽培実験を行うこと(=実験考古学)を通して、初期農耕社会の実態について研究しています。
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◆登呂遺跡は、国の特別史跡に指定された弥生時代の農耕集落の遺跡です。村は約2000年前に作られ、100年以上にわたって持続して10万㎡を超える水田を営み、洪水によって集落が埋没した後も水田を復興させ経営を続けたことがわかっています。歴史的にも著名な登呂遺跡ですが、平成の再発掘調査に基づき現在は史跡公園として村の姿や水田も発掘された位置に同じ規模形状で再現整備されています。 ◆登呂農耕文化研究所は、登呂遺跡の現地で再現された史跡環境を活用して、学際的な研究を進めています。復元水田で、考古学的に復元した当時の道具と技術を用いて栽培実験を行い、その過程と結果を考古学や歴史学、農学、作物学、土壌学、環境科学などの自然科学の手法を用いて正しく評価することを実践します。
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( 2025年度 - ) [分野] 7.地域連携 [URL]