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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 張 盛開 (ZHANG Shengkai)

張 盛開 (ZHANG Shengkai)
教授
学術院人文社会科学領域 - 言語文化系列
人文社会科学部 - 言語文化学科 大学院人文社会科学研究科 - 比較地域文化専攻

zhang.shengkai@@@cii.shizuoka.ac.jp
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最終更新日:2024/03/30 2:05:03

教員基本情報

【取得学位】
修士(言語学)  東京外国語大学   2006年3月
博士(学術)  東京外国語大学   2009年9月
【現在の研究テーマ】
漢語方言の記述的研究
方言文化データのアーカイブ
【研究キーワード】
漢語方言, 方言文化, 記述言語学, 類型論
【所属学会】
・日本中国語学会
・日本中国語学会
・日本言語学会
・国際中国言語学会
・漢語方言学会
【個人ホームページ】
https://wwp.shizuoka.ac.jp/hanyushizhe/
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. 漢語平江方言について
東京外国語大学語学研究所論集 27/ 269-372 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 張盛開 [URL]
[2]. 平江夜歌研究
静言論叢 Vol./7 71-108 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 張盛開 [URL]
[3]. 平江各方言中的多功能动态助词
《岩田礼教授栄休記念論文集》『地理言語学研究』 Vol./2 348-375 (2022年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 張盛開 [URL]
[4]. 「童謡的語言与地域特徴」
『方音传异域,与析有同声』第七届海外漢語方言国際学術検討論文集 Vol./1 228-262 (2021年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 張盛開
[5]. 平江方言的尊称后缀”佬”
静言論叢 Vol./4 57-96 (2021年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 張盛開 [備考] 和文タイトル 平江方言の尊称接尾辞「佬」
[URL]
【著書 等】
[1]. 1人称複数代名詞における除外と包括の対立―漢語諸方言を中心に―
好文出版 (2013年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 単著
[著者]張 盛開
[備考] 中国語タイトル 第一人称代词复数排除式与包括式的对立 : 以汉语方言为中心
【学会発表・研究発表】
[1]. 平江影戏语言初探
第21回漢語方言研究会 (2024年3月28日) 招待講演以外
[発表者]張盛開
[備考] 京都市外国語大学、漢語方言研究会
[2]. 「中国における外来植物南瓜の分布につい て」
空間接続プロジェクト公開研究会 (2024年2月22日) 招待講演以外
[発表者]張盛開
[備考] 国立国語研究所
[3]. 湖南“南瓜”的地理分布
《广东粤方言地图集》首发式暨地理语言学论坛会议 (2023年12月23日) 招待講演以外
[発表者]張盛開
[備考] 暨南大学,汉语方言研究中心
[4]. 静冈大学的汉语教育
2023国际中文教育会议 (2023年11月4日) 招待講演
[発表者]張盛開
[備考] 浙江科技学院
[5]. 平江夜歌的语言文化特征
第五届湘方言国际研讨会 (2022年10月15日) 招待講演
[発表者]張盛開
[備考] Online開催・湖南理工学院
【共同・受託研究】
[1]. 国際共同研究 湘、贛語連接地域方言文法研究
分担 ( 2010年7月 ~ 2013年12月 )
[相手先] 湖南工業大学文学&メディア学院
[備考] 中国国家社会科学基金項目 許可番号10BYY017,代表者 陳山青(湖南工業大学文学&メディア学院)
【科学研究費助成事業】
[1]. 中国平江地方における口承文化の保存及び言語学的研究 ( 2021年4月 ~ 2026年3月 ) 基盤研究(C) 代表
[備考] 本研究は二つの目的・意義がある。一、近いうちに絶滅のおそれがある言語とその言語を使用する口承文化を収集し、適切に処理してからインターネット等で公開し、多様な文化を人類の共有財産として、次の世代に伝えていき、口承文化の継承事例の構築と方法を確立する。二、収集した口承文化に対する分析を通して方言全容の解

[2]. 古代における庭園文学と「名所 」形成に関する比較文化史的研究 ( 2020年4月 ~ 2023年3月 ) 基盤研究(C) 分担

[3]. 移民言語の展開・変容のダイナミズムについての構造的研究 ( 2017年4月 ~ 2020年3月 ) 基盤研究(C) 代表
[備考] 研究目的の第一は危機的移民言語塘坊客家語の全体像を明らかにすることにある。言語学的方法を用いることで、広く漢語方言研究に資することを願うものである。第二に調査分析結果を塘坊客家語の学術文献として後世に残すとともに、塘坊地区の若年層に生活文化の基盤としての方言浸透に資するべく教材の提案をする。第三には
【その他学術研究活動】
[1]. 平江人话平江话 (2023年11月 )
[備考] 平江県職業口頭学校の学生を対象に行った講座。
[2]. 焼津さかなセンターでのインタビュー及び市場マップ作り (2017年7月 - 2017年7月 )
[備考] 毛毛語茶園のイベントとして、焼津さかなセンターにて店舗のスタッフを対象にインタビューを行った。 静岡大学の学生(市民聴講生を含む16名、うち言語文化学科 12名)が参加した。参加学生は日本人学生と留学生を混ぜだグループで行動し、日本人インタビューに臨んだ。市場のマップの中国語版を作成し、事務局へ届
[3]. 静岡空港でのインタビュー (2016年10月 - 2016年10月 )
[備考] 10月22日(金)、毛毛語茶園のイベントとして、静岡空港にて中国人観光客を対象にインタビューを行った。 静岡大学の学生(市民聴講生を含む18名、うち言語文化学科 12名)が参加し、静岡を出国する中国人観光客を約20名インタビューした。参加学生は日本人学生と留学生を混ぜだグループで行動し、初の中国人
[4]. 横浜漢語角との交流 (2016年7月 - 2016年7月 )
[備考] 2016年7月10日毛毛語茶園のメンバーのうち、有志10名を引率し、横浜漢語角(同じく中国語コミュニケーションコーナー)第122回に参加し、中国語、中国について語り合い、交流を行ってきた。そこでは社会人の積極的な学習姿勢に刺激され、学生たちも振って外国語を使った。昨年に続き、皆さんはそれぞれ楽しめ、
[5]. 横浜漢語角との交流 (2015年7月 - 2015年7月 )
[備考] 2015年7月12日,横浜漢語角の第100回記念大会にあたり、静大の学生たちに更に多くの中国語学習者と触れ合うチャンスを作りたいと考え、学生たちを漢語角に連れていった。学生たちには社会人の粘り強さを学び、勉強に打ち込んでほしい。社会人のみなさんには大学生の生き生きとした姿を感じてもらいたい。最終的に

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(修士) 比較地域文化特別演習Ⅱ (2023年度 - 後期 )
[2]. 大学院科目(修士) 中国語学基礎論 (2023年度 - 後期 )
[3]. 全学教育科目(共通科目) 初修外国語(中国語)Ⅰ (2023年度 - 後期 )
[4]. 大学院科目(修士) 言語文化論研究法 (2023年度 - 後期 )
[5]. 学部専門科目 言語学概論Ⅰ (2023年度 - 後期 )
【指導学生数】
2023年度
卒研指導学生数(3年) 1 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 3 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
[備考] 研究生 1 交换留学生 2
2022年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 2 人
修士指導学生数 4 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
[備考] 研究生 2
2021年度
卒研指導学生数(3年) 1 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
[備考] 研究生 4
2020年度
卒研指導学生数(3年) 3 人
卒研指導学生数(4年) 1 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
[備考] 研究生 2
2019年度
卒研指導学生数(3年) 1 人
卒研指導学生数(4年) 1 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人
[備考] 研究生 1 短期留学生 2
【指導学生の受賞】
[1]. 学部成績最優秀者 (2018年3月)
[授与団体名] 学内
[2]. 学科卒業論文最優秀 (2018年2月)
[授与団体名] 学内
[3]. “江蘇杯”中国語スピーチコンテスト 朗読の部 二等賞 (2018年2月)
[授与団体名] 南京大学
[4]. 学部成績最優秀者 (2017年10月)
[授与団体名] 学内
[5]. 中国語スピーチコンテスト朗読部門 大学生の部 優勝 (2017年10月)
[授与団体名] 静岡県日中友好協会
【その他教育関連情報】
[1]. 海外の大学での講座 (2017年12月 - 2017年12月 )
[備考] 場所 湖南省理工大学 タイトル 『平江方言韻編』の初歩的研究
[2]. 海外の大学での講座 (2017年5月 - 2017年5月 )
[備考] 場所 貴州市興義民族師範学院 タイトル お雑煮からみる日本の方言について

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 公開講座 日本人の知らない世界 (2021年4月 - 2021年12月 )
[内容] 本学の講師14人が世界中の地域の言語と文化を解読する講座
[備考] 全体の企画、総括及び2/14回担当。 受講者約80名。 Zoomによる同時配信
[2]. 公開講座 日本人の知らない世界 (2020年9月 - 2020年12月 )
[内容] 本学の講師14人が世界中の地域の言語と文化を解読する講座
[備考] 全体の企画、総括及び2/11回担当。 受講者約70名。 Zoomによる同時配信
[3]. 公開講座 日本人の知らない中国 (2019年4月 - 2019年7月 )
[内容] 中国人講師10人がことば、漢詩、法律、神話、医学、芸術、武術などの面からアジアを解読する講座
[備考] 全体の企画、総括及び2/11回担当。 受講者約60名。
[4]. 出張講義 模擬授業 (2018年11月 - 2018年11月 )
[内容] 大学紹介+模擬授業「ことばと文化」
[備考] 静岡県立浜松湖南高等学校
[5]. 公開講座 医療中国語講座 (2017年4月 - 2018年2月 )
[内容] 中国人講師2人が医学関係の中国語を教える講座
[備考] 全体の企画、総括及び4/16回担当。 受講者9名
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 日本中国語学会関東支部世話人 (2021年4月 - 2023年3月 )
[活動内容]支部例会の開催など
[2]. 日本中国語学会評議員 (2015年4月 )
[備考] 関東支部評議員
[3]. 日本中国語学会 会計監査 (2013年4月 - 2015年3月 )
[活動内容]日本中国語学会の収支の会計を監査する
【その他社会活動】
[1]. 東京都登録通訳ボランティア (2012年4月 )
[2]. 横浜漢語角 代表 (2011年1月 )
[3]. 日本湖南人会 事務局長 (2009年5月 )

国際貢献実績

【国際協力事業】
[1]. 日本言語地理学中国巡回講座 (2018年9月 - 2018年8月 )
[相手方機関名] 南昌大学人文学院
[活動内容] 日本の言語地理学の進んだノウハウを中国の研究者に教える講座
[備考] 企画、講師と通訳を担当
[2]. 日本言語地理学中国巡回講座 (2017年4月 - 2017年5月 )
[相手方機関名] 貴州興義民族師範学院
[活動内容] 日本の言語地理学の進んだノウハウを中国の研究者に教える講座
[備考] 企画、講師と通訳を担当
【その他国際貢献実績】
[1]. 国際シンポジウムでの通訳 (2018年2月 - 2018年2月 )
[備考] 静岡大学・東華大学学術交流シンポジウム「越境するヒト、モノ、言語 東アジアの事例から」において通訳を担当
[2]. 短期研修の引率 (2015年8月 - 2015年8月 )
[備考] 本学学生19名が参加する上海東華大学短期研修プログラムを一週間引率し、当該大学の教職員及び学生と友好交流を行った。
[3]. 短期語学研修の引率 (2015年2月 - 2015年3月 )
[備考] 本学学生6名が参加する中国北京華文学院の短期語学研修プログラムを二週間引率、当該学院の教職員及び学生と友好交流を行った。
[4]. 国際シンポジウムでの通訳 (2013年8月 - 2013年8月 )
[備考] 2013/8/5-8/7 台湾言語学会、台湾国立師範大学が開催される「語言、地理、文化的探究──日本地理語言學大師系列講座」において通訳を務めた。

管理運営・その他

【特記事項】
2004-2006 漢語諸方言の人称についての研究に従事 2006-2009 標準平江方言の記述的研究に従事 2009-2011 平江方言の地域差についての研究に従事 2012-2014 平江方言文化についての研究に従事 2013~   危機言語平江塘坊客家語の記述研究