トップページ  > 教員個別情報  > 研究シーズ

静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 清水 一男 (SHIMIZU Kazuo)

【研究シーズ】
[1]. マイクロプラズマを用いた非侵襲的経皮ドラッグデリバリー
経皮吸収は注射や経口投与の代替方法として注目が高まっている。しかし、皮膚は角質層によるバリア機能をもつため、分⼦量500g/mol以上、あるいは親水性の薬剤類を浸透させることは困難である。このような背景から当研究室では薬剤の経皮吸収性とその促進に関する研究を⾏っている。本研究では皮膚治療などに⽤いられる⼤気圧マイクロプラズマ照射による角質層への影響をTST(テープストリッピングテスト)などにより調査し、分⼦量の⼤きな薬剤類経皮吸収性の向上を試みたところ、角質層内の脂質二重層の緩和現象などが認められたので報告する。
[PDF URL]
( 2020年度 - 2021年度 ) [分野] 5. バイオ・ライフサイエンス [URL]