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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 山本 崇記 (YAMAMOTO Takanori)

山本 崇記 (YAMAMOTO Takanori)
教授
学術院人文社会科学領域 - 人間・社会系列
地域創造学環
人文社会科学部 - 社会学科 大学院人文社会科学研究科 - 臨床人間科学専攻 グローバル共創科学部 - グローバル共創科学科


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最終更新日:2024/10/31 2:05:10

教員基本情報

【取得学位】
学術博士  立命館大学   2009年3月
【研究分野】
人文・社会 - 社会学
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
都市・地域社会学
差別・マイノリティ/人権政策
まちづくり・住民運動
エスノグラフィ・参与調査
【現在の研究テーマ】
セツルメント運動と隣保事業に関する研究
マイノリティコミュニティと社会的排除に関する国際比較研究
【研究キーワード】
都市・地域社会学, 地域福祉/セツルメント, 差別/マイノリティ, 社会運動, エスノグラフィ/参与調査, 部落問題, 人権政策
【所属学会】
・日本社会学会
・日本都市社会学会
・地域社会学会
・社会政策学会
・日本地域福祉学会
【個人ホームページ】
https://researchmap.jp/read0142169
【研究シーズ】
[1]. 1.差別被害に対する地域福祉施設(隣保館)の役割/2.ハンセン病療養所の現状と地域社会との関係性 ( 2019年度 - ) [分野] 7.地域連携 [URL]
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. 住民運動は持続可能か:マイノリティコミュニティにおける自立と不作為のパラドクス
現代思想 52/17 189-202 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 山本崇記
[2]. 総論 隣保館の現在地:「小さな隣保館の挑戦」という視角
部落解放 /862 12-23 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 山本崇記
[3]. 包摂/排除を描写する社会学的欲望とすり抜ける共同性
地域社会学会ジャーナル /16 28-32 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 山本崇記 [URL]
[4]. (書評)「マジョリティ特権」の本質を問う―ポジショナリティ・アプローチの可能性:池田緑著『ポジショ ナリティ―射程と社会学的系譜』
図書新聞 /3640 3-3 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 山本崇記
[5]. 差別を論じる現代史へ
現代思想 52/3 289-294 (2024年) [査読] 無 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 山本崇記 [備考] 総特集=立岩真也
【著書 等】
[1]. 2023年度コミュニティ・エンパワメント事業報告書
一般財団法人大阪府人権協会 (2024年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]一般財団法人大阪府人権協会 [担当範囲] 地域共生社会と隣保館 [総頁数] 124 [担当頁] 102
[備考] WAM助成(社会福祉振興助成事業)
[2]. 都市・地域(岩波講座社会学第2巻)
岩波書店 (2024年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]山本崇記 [担当範囲] 「京都と部落問題:都市政策とコミュニティ」 [総頁数] 275 [担当頁] 137-156
[備考] 岸政彦・川野英二編
[3]. インターネット時代のヘイトスピーチ問題の法的・社会学的捕捉
日本評論社 (2023年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共編者
[著者]山本崇記、金尚均、石塚武志ほか [担当範囲] 部落差別に関する司法判断の経過と有害情報対策の課題 [総頁数] 272 [担当頁] 19‐55
[備考] 龍谷大学社会科学研究所叢書139巻
[4]. 差別研究の現代的展開:理論・規制・回復をめぐる社会学
日本評論社 (2022年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 単著
[著者]山本崇記 [総頁数] 292
[備考] 静岡大学人文社会科学部研究叢書No.80

[5]. 現代の部落問題(講座3近現代日本の部落問題)
解放出版社 (2022年)
[著書の別]著書(研究)
[単著・共著・編著等の別] 共著
[著者]山本崇記 [担当範囲] ナショナリズムと複合差別 [総頁数] 545 [担当頁] 269-306
【学会発表・研究発表】
[1]. 都市・地域社会学と部落問題研究
第3期部落解放論研究会第13回 (2024年5月18日) 招待講演以外
[発表者]山本崇記
[URL]
[備考] HRC(大阪市)
[2]. 地域社会におけるヘイトクライムの影響:京都事件を通して
第31回CrimRC(龍谷大学犯罪学研究センター)公開研究会 (2022年2月4日) 招待講演以外
[発表者]山本崇記
[URL]
[備考] オンライン
[3]. 〈ネオ〉リベラリズムと排外主義:ナショナリズムと「多文化共生」との関連から(シンポジウム)
第14回東海社会学会大会 (2021年7月3日) 招待講演以外
[発表者]山本崇記(コメント)
[備考] 椙山女学園大学
[4]. 兵庫県における隣保館の課題と可能性―ヒアリング・アンケート調査(2019)を通して
日本地域福祉学会第37回大会 (2020年6月21日) 招待講演以外
[発表者]山本崇記
[備考] 武庫川女子大学
[5]. 自治体における違法・有害情報モニタリング:福山市視察を踏まえた今後の研究課題
サイバー空間における違法又は有害な情報による被害の阻止と表現の自由の持続的発展可能性 (2019年6月1日) 招待講演以外
[発表者]山本崇記
[備考] 龍谷大学/社会科学研究所プロジェクト第1回研究会
【科学研究費助成事業】
[1]. 隣保事業とセツルメント運動に関する研究:地域福祉の歴史社会学 ( 2022年4月 ~ 2025年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[2]. 地域共生社会づくり・生活困窮者支援と連携した隣保館のあり方についての調査研究 ( 2020年4月 ~ 2023年3月 ) 基盤研究(C) 分担

[3]. 被差別部落における隣保館のソーシャルワークと差別解消機能の仕組づくりに関する研究 ( 2019年4月 ~ 2022年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[4]. マイノリティの包摂/排除をめぐる生政治:部落改善・融和政策の歴史社会学的研究 ( 2018年4月 ~ 2022年3月 ) 基盤研究(B) 分担

[5]. 社会実態調査に即したヘイト・スピーチ規制についての研究 ( 2015年4月 ~ 2018年3月 ) 挑戦的萌芽研究 分担

【外部資金(科研費以外)】
[1]. サイバー空間における違法又は有害な情報による被害の阻止と表現の自由の持続的発展可能性 (2019年4月 - 2022年3月 ) [提供機関] 龍谷大学 [制度名] 社会科学研究所 [担当区分] 研究分担者
[2]. ヘイトクライム (2017年4月 - 2020年3月 ) [提供機関] 龍谷大学 [制度名] 犯罪学研究センター私立大学研究ブランディング事業 [担当区分] 研究分担者
[3]. ヘイト・スピーチによる被害実態調査と人間の尊厳の保障 (2015年4月 - 2016年3月 ) [提供機関] 龍谷大学 [制度名] 2015年度人権問題研究委員会研究プロジェクト [担当区分] 研究分担者
[備考] 研究分担者
[4]. フィリピン系のこどもたちの未来を切り拓くグローカルな教育支援モデルの構築 (2013年10月 - 2014年10月 ) [提供機関] トヨタ財団 [制度名] 2013年度国際助成プログラム
[備考] 研究分担者
[5]. 高齢化する社会的マイノリティ集住地域における福祉の担い手と社会的資源の効果的活用に関するシステム開発 (2010年10月 - 2012年9月 ) [提供機関] ニッセイ財団 [制度名] 2010年・2011年度高齢社会実践的研究助成
[備考] 研究代表者
【受賞】
[1]. 静岡県人権擁護委員連合会長表彰 (2022年5月)
[受賞者] 山本崇記 [授与機関] 静岡県人権擁護委員連合会
[2]. 地域社会学会第14回奨励賞(個人著作部門) (2021年2月)
[受賞者] 山本崇記 [授与機関] 地域社会学会
[備考] 『住民運動と行政権力のエスノグラフィ:差別と住民主体をめぐる〈京都論〉』晃洋書房 (2020年)
[3]. 第26回多田謡子反権力人権賞 (2014年12月)
[受賞者] こるむ(在特会らによる朝鮮学校に対する襲撃事件裁判を支援する会) [授与機関] 多田謡子反権力人権基金
[備考] 「在特会による京都朝鮮学校襲撃との闘い」
[4]. 日本都市社会学会第5回若手奨励賞(単著論文) (2014年9月)
[受賞者] 山本崇記 [授与機関] 日本都市社会学会
[備考] 「都市下層における住民の主体形成の論理と構造:同和地区/スラムという分断にみる地域社会のリアリティ」『社会学評論』63/1 2-18、日本社会学会 (2012年)
【学会・研究会等の開催】
[1]. 地域社会における「多文化共生」と宗教(「現代社会における移民と宗教」プロジェクトシンポジウム) (2015年11月)
[役割] 責任者(議長、実行委員長等) [開催場所] 静岡大学浜松キャンパス
【その他学術研究活動】
[1]. University of Oxford, Nissan Institute of Japanese Studies, Visiting Scholar (2023年4月 - 2023年9月 )
[2]. University of California, Berkeley, Center for Japanese Studies, Visiting Scholar (2022年10月 - 2023年3月 )
[備考] https://ieas.berkeley.edu/cjs
[3]. 佛教大学総合研究所嘱託研究員 (2018年4月 - 2022年3月 )
[備考] 「社会的マイノリティ集住地域における「まちづくり」の総合的研究」(2018年度~2020年度、代表・後藤直)
[4]. (公財)世界人権問題研究センター登録研究員 (2018年4月 - 2024年3月 )
[備考] 科研費基盤研究(B)「マイノリティの包摂/排除をめぐる生政治:部落改善・融和政策の歴史社会学的研究」(2018年度~2022年度、代表・野口道彦)
[5]. 龍谷大学犯罪学研究センター嘱託研究員 (2017年4月 - 2022年3月 )
[備考] 「差別・排除動機に基づく犯罪の原因究明とその解消」(2017年度~2019年度、代表・金尚均) 2020年度より研究ユニット「ヘイト・クライム」(代表・金尚均)

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 学部専門科目 社会学基礎理論Ⅰ (2024年度 - 前期 )
[2]. 学部専門科目 多元的共生社会論 (2024年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 地域社会学 (2024年度 - 後期 )
[4]. 学部専門科目 人間学概論 (2024年度 - 前期 )
[5]. 学部専門科目 社会学概論 (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2023年度
卒研指導学生数(3年) 4 人
卒研指導学生数(4年) 0 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 地域創造学環生2年生:2名(後期~)/研究生1名(後期~)
2022年度
卒研指導学生数(3年) 2 人
卒研指導学生数(4年) 6 人
修士指導学生数 0 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 在外研究のため9月(前期)まで
2021年度
卒研指導学生数(3年) 6 人
卒研指導学生数(4年) 9 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 地域創造学環2年生:2名(後期~)
2020年度
卒研指導学生数(3年) 8 人
卒研指導学生数(4年) 8 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 大学院研究生1名/地域創造学環2年生3名
2019年度
卒研指導学生数(3年) 7 人
卒研指導学生数(4年) 6 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 0 人
[備考] 大学院研究生1名/地域創造学環2年生4名
【その他教育関連情報】
[1]. 静岡大学地域連携応援プロジェクト(2017年度) (2017年6月 - 2018年2月 )
[備考] 事業名「LGBTスピーカーの養成と啓発活動の推進」(教員3名、学生7名)

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 研修会 人権問題特別研修(京都府) (2024年12月 - 2024年12月 )
[内容] 「部落差別の現状と課題」と題して講演(09/19)
[備考] オンライン(録画)
[2]. 研修会 令和6年度 法務省委託人権啓発指導者養成研修会(オンライン配信) (2024年10月 - 2024年12月 )
[内容] 「部落差別(同和問題):内実・対応・考え方」と題して講演
[備考] 公益財団法人人権教育啓発推進センター(08/09)
[3]. 講演会 令和6年度「人権啓発講演会(WEB開催)」(福井県) (2024年10月 - 2024年10月 )
[内容] 「部落差別の現状と課題」と題して講演(09/02)
[備考] オンライン
[4]. 講演会 静岡県人権・地域改善推進会市町行政懇談会 (2024年2月 )
[内容] 「部落差別解消推進法の具体化と課題」と題して報告
[備考] 静岡県総合社会福祉会館(02/02)
[5]. 研修会 鳥取市・鳥取県隣保館連絡協議会「隣保事業ソーシャルワーカー養成研修」 (2024年2月 )
[内容] 「隣保事業概論Ⅰ隣保事業の歴史と理念 」と題して報告
[備考] オンライン(02/14)
【報道】
[1]. 新聞 障害者の自立 静大生調査 駿河区で報告会 世代間で温度差も (2022年8月26日)
[概要]静岡障害者自立生活センター(ひまわり事業団)にてインタビュー調査の報告会実施
[備考] 静岡新聞社(朝刊21面)
[2]. 新聞 静岡市 コロナ感染防止へ児童標語コンテスト 保護者ら「心の負担」「同調圧力」懸念の声 (2022年6月5日)
[概要]コロナ感染症対策に関する標語募集に対するコメント
[備考] 静岡新聞社
[3]. 新聞 外国人学校、保健室25%設置なし 法制度や財政難で 文科省調査 (2022年6月1日)
[概要]外国人学校における養護教諭・保健室設置の困難と自治体における補助必要性に関するコメント
[備考] 毎日新聞社(神奈川新聞、静岡新聞等)
[4]. 新聞 ヘイトスピーチを考える1 児童らの心に底知れぬ恐怖 (2020年6月15日)
[概要]ヘイトスピーチ被害のアンケート調査結果
[備考] 朝日新聞夕刊7面
[5]. 新聞 感染を警戒 とがる神経 地元中国人との交流会中止 島田 (2020年1月31日)
[概要]新型コロナウィルス拡大により島田市国際交流協会が地元中国人との交流会を中止した一件へのコメント(「過剰な反応」)
[備考] 中日新聞社(29面)
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 藤枝市認知症とともに生きる共創のまちづくり委員会 委員長 (2024年4月 - 2026年3月 ) [団体名] 藤枝市
[活動内容]藤枝市認知症とともに生きる共創のまちづくり条例に基づく計画策定等
[2]. 京都市人権文化推進懇話会(専門意見聴取会) (2018年2月 - 2018年4月 )
[活動内容]ヘイトスピーチに関する公的施設利用制限に関する検討
[3]. 人権擁護委員(法務省委嘱) (2018年1月 - 2023年12月 ) [団体名] 静岡県人権擁護委員連合会
[活動内容]人権擁護委員法に基づく人権擁護活動
[備考] 静岡人権擁護委員協議会静岡市委員会男女共同参画社会推進委員会委員長(2021年度)
[4]. 京都府人権教育・啓発施策推進懇話会専門委員会 (2016年10月 - 2018年3月 )
[活動内容]京都府における今後のヘイトスピーチ対策の検討
【その他社会活動】
[1]. NPO法人新たな崇仁まちづくりの会理事 (2020年4月 )
[2]. NPO法人サンフォレス理事 (2017年5月 - 2018年3月 )
[3]. 公益財団法人朝田教育財団評議員 (2015年6月 )
[4]. 社会福祉法人カトリック京都司教区カリタス会地域福祉センター希望の家 (2011年3月 - 2013年3月 )
[備考] 多文化共生事業(京都市地域・多文化交流ネットワーク促進事業)担当 http://www016.upp.so-net.ne.jp/k_salon/
[5]. 柳原銀行記念資料館事務局(博物館学芸員) (2009年8月 - 2015年3月 )
[備考] 京都市人権資料展示施設 http://suujin.org/yanagihara/

国際貢献実績

管理運営・その他