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静岡大学教員データベース - 教員個別情報 : 田中 孝 (TANAKA Takashi)

田中 孝 (TANAKA Takashi)
助教
学術院農学領域 - 生物資源科学系列
農学部 - 生物資源科学科 大学院総合科学技術研究科農学専攻 - 環境森林科学コース
2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。2030年までに、すべての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質やすべての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応力を強化する。2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。

tanaka.takashi@@@shizuoka.ac.jp
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最終更新日:2024/10/18 2:05:08

教員基本情報

【取得学位】
博士(農学)  東京大学   2010年3月
修士(農学)  東京大学   2004年3月
学士(農学)  東京大学   2002年3月
【研究分野】
ライフサイエンス - 木質科学
【相談に応じられる教育・研究・社会連携分野】
木材物理
木材乾燥
木材接着
木材の非破壊測定
【現在の研究テーマ】
木材接着のメカニズム解明とそれを利用した新しい木質材料の開発
木質材料の熱水分諸物性の解明およびそれが建築物の温熱環境・省エネへ与える影響の検討
二つの異なるX線を利用した木材含水率測定、さらなる簡便安価な含水率測定法の探索
木材への液体の浸透、当該液体に溶解した物質の浸透および再分布、白華現象メカニズム解明
【研究キーワード】
木材物理, 木材乾燥, 木材と水の関係, 透湿抵抗, 含水率計, 非破壊計測, X線密度測定, 木材接着, 木質パネル, 気候変動
【所属学会】
・日本木材加工技術協会
・Forest Products Society
・日本接着学会
・日本木材保存協会
・木質構造研究会
【個人ホームページ】
http://researchmap.jp/tanakatakashi/
http://scholar.google.com/citations?user=4xJ_U1sAAAAJ&hl=en
https://www.researchgate.net/profile/Takashi_Tanaka7
http://www.agr.shizuoka.ac.jp/frs/wood_adhision/index_en.html
 

研究業績情報

【論文 等】
[1]. 木質パネルの透湿性能測定のためのボルト締めカップ法の提案
木材工業 79/5 176-181 (2024年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 共著者
[著者] 田中 孝, 朝倉靖弘, 渋沢龍也 [備考] 全体的に執筆。
[2]. 気候変動に関する政府間パネル第6次評価報告書に基づく木材の平衡含水率の変化予測の更新
農学オープンアクセスジャーナル 3/1 1-8 (2023年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 田中 孝 [DOI]
[3]. Effects of glue spreading rate and veneer density on sugi (Cryptomeria japonica) plywood adhesive penetration
Maderas. Ciencia y tecnología 25/ - 8 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ayuni Nur Apsari, Takashi Tanaka [URL] [DOI]
[4]. 透過性の極めて低い合板の気体透過率測定方法の確立
農学オープンアクセスジャーナル 2/1 1-7 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当しない
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] 田中 孝 [DOI]
[5]. The visualization of low-molecule phenol (LMP) and copper naphthenate on treated wood using X-ray microtomography
Scientific Reports 12/ - 2239 (2022年) [査読] 有 [国際共著論文] 該当する
[責任著者・共著者の別] 責任著者
[著者] Ayuni Nur Apsari, Eko Sudoyo, Eka Mulya Alamsyah, Kenji Kobayashi, Takashi Tanaka [DOI]
【著書 等】
[1]. 研究者の子育て
日本の研究者出版 (2020年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]日本の研究者出版 [担当範囲] 体験十 [総頁数] 37 [担当頁] 362-398 [URL]
[2]. 木材科学講座7木材の乾燥Ⅰ基礎編
海青社 (2020年)
[著書の別]著書(教育)
[単著・共著・編著等の別] 分担執筆
[著者]信田聡,河崎弥生 [担当範囲] 1章2節 [総頁数] 14 [担当頁] 40-53 [URL]
【学会発表・研究発表】
[1]. 合板・木質ボード類の熱伝導率
第73回日本木材学会大会 (2023年3月15日) 招待講演以外
[発表者]◯朝倉 靖弘、田中 孝、渋沢 龍也
[備考] 九州大学(福岡),日本木材学会
[2]. 木質材料の引っ張りX線CT観察のための簡易デバイスの開発
第73回日本木材学会大会 (2023年3月15日) 招待講演以外
[発表者]◯田中 孝
[備考] 九州大学(福岡),日本木材学会
[3]. The Development of Wood Composites Products in Japan
The 14th International Symposium of IWoRS (2022年8月4日) 招待講演
[発表者]Takashi TANAKA
[備考] Institut Teknologi Bandung (ITB), Indonesian Wood Research Society
[4]. X-ray visualization of low molecule phenol and copper distribution in the sapwood of Cryptomeria japonica
The 14th International Symposium of IWoRS (2022年8月4日) 招待講演以外
[発表者]Ayuni Nur Apsari, Eko Sudoyo, Eka Mulya Alamsyah, Kenji Kobayashi, Takashi Tanaka
[備考] Institut Teknologi Bandung (ITB), Indonesian Wood Research Society
[5]. Quantitative assessment of the Japanese commercial coating in Fagus crenata Blume wood using X-ray microtomography
The 14th International Symposium of IWoRS (2022年8月4日) 招待講演以外
[発表者]Tyana Solichah Ekaputri, Ayuni Nur Apsari, Takashi Tanaka
[備考] Institut Teknologi Bandung (ITB), Indonesian Wood Research Society
【共同・受託研究】
[1]. 国内共同研究 共同研究 (県産木材の放射性物質汚染の実態把握と対策に関する研究)
分担 ( 2012年10月 ~ 2014年3月 )
[相手先] 福島県林業研究センター
【科学研究費助成事業】
[1]. エネルギー弁別型フォトンカウンティングによる木材の含水率計測法の確立 ( 2023年4月 ~ 2026年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[2]. 木質材料の破壊過程のX線CT連続透視観察による接着強さの発現メカニズムの解明 ( 2020年4月 ~ 2023年3月 ) 基盤研究(C) 代表

[3]. X線CTの二重エネルギー化による木質系建築材料の性能の三次元計測 ( 2017年4月 ~ 2020年3月 ) 若手研究(A) 代表

[4]. 二重エネルギーX線吸収法による木材含水率の非破壊的な測定手法の開発 ( 2012年4月 ~ 2014年3月 ) 若手研究(B) 代表
【外部資金(科研費以外)】
[1]. 合板の透湿抵抗のコンピュータシミュレーションによる推定手法の開発 (2016年12月 - 2017年12月 ) [提供機関] LIXIL住生活財団 [制度名] 2016年度調査研究助成
[2]. 二重エネルギーX線CTによる三次元木材含水率分布の評価手法の開発 (2016年7月 - 2017年3月 ) [提供機関] 日本学術振興会およびカナダ自然科学工学研究会議(NSERC) [制度名] 日本学術振興会二国間交流事業 平成28年度特定国派遣研究者(カナダNSERC・長期)
[3]. 難燃処理木材に含まれている薬剤の可視化技術の開発および白華発生メカニズムの検討 (2015年7月 - 2017年6月 ) [提供機関] 日本木材学会 [制度名] 平成27年度江間忠研究助成
[4]. バンドン工科大学(インドネシア)Eka先生の招聘 (2015年2月 - 2015年3月 ) [提供機関] 静岡大学グローバル改革推進機構 [制度名] 海外協定校等教員招聘プログラム(第二次募集)
[5]. バンドン工科大学(インドネシア)Yoyo先生の招聘 (2015年2月 - 2015年3月 ) [提供機関] 静岡大学グローバル改革推進機構 [制度名] 海外協定校等教員招聘プログラム(第二次募集)
【受賞】
[1]. 優秀ポスター賞 「木材に含まれる水溶性セシウムの乾燥過程における表面蓄積現象の観察」 (2012年10月)
[備考] 第30回記念日本木材加工技術協会年次大会
[2]. 優秀ポスター賞 「二重エネルギーX線吸収法の原理を用いた革新的な木材含水率測定手法の開発(2)―スギ小試験片の2次元的な含水率分布評価と画像化―」 (2012年3月)
[備考] 第62回日本木材学会大会
[3]. 優秀ポスター賞 「木炭の高温加熱処理に伴う微細構造および熱的性質の変化」 (2004年8月)
[備考] 第54回日本木材学会大会
【学会・研究会等の開催】
[1]. 第72回日本木材学会大会 (2023年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 福岡
[備考] 部門委員会委員(I 木質材料・接着)
[2]. the 14th international symposium of the Indonesian wood research society (IwoRS) (2022年8月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] バンドン(インドネシア)
[備考] steering committee
[3]. 第71回日本木材学会大会 (2022年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 名古屋・岐阜(オンライン開催)
[備考] 部門委員会委員(J 接着・化学加工)
[4]. 第71回日本木材学会大会 (2021年3月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 東京(オンライン開催)
[備考] 部門委員会委員(J 接着・化学加工)
[5]. 日本木材学会中部支部大会 (2018年10月)
[役割] 責任者以外 [開催場所] 静岡市
[備考] 準備委員・実行委員
【その他学術研究活動】
[1]. 農学オープンアクセスジャーナル協会『農学オープンアクセスジャーナル』編集委員長 (2021年4月 )
[2]. 英文誌「3BIO: Journal of Biological Science, Technology and Management」 Editorial Board Member (編集委員) (2019年2月 )
[3]. 日本木材加工技術協会 『木材工業』 編集委員 (2014年6月 - 2024年6月 )

教育関連情報

【今年度担当授業科目】
[1]. 大学院科目(修士) 木質素材機能学演習Ⅱ (2024年度 - 前期 )
[2]. 大学院科目(修士) 木質素材機能学演習Ⅰ (2024年度 - 前期 )
[3]. 学部専門科目 木質科学専攻演習Ⅰ (2024年度 - 後期 )
[4]. 大学院科目(修士) 木質素材機能学特論 (2024年度 - 後期 )
[5]. 学部専門科目 木質機能科学 (2024年度 - 後期 )
【指導学生数】
2022年度
卒研指導学生数(3年) 1 人
卒研指導学生数(4年) 0 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 2 人
2021年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 0 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2020年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 0 人
修士指導学生数 1 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2019年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 0 人
修士指導学生数 2 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
2018年度
卒研指導学生数(3年) 0 人
卒研指導学生数(4年) 3 人
修士指導学生数 6 人
博士指導学生数(主指導) 0 人 博士指導学生数(副指導) 1 人
【指導学生の受賞】
[1]. Best Presentation Award (2021年11月)
[受賞学生氏名] ティアナ ソリハー エカプトリ (総合科学技術研究科)
[授与団体名] The International Seminar on Integrating Field Monitoring and Management Towards Sustainable Ecosystem Services in Asian Forests
[2]. 優秀ポスター賞 (2019年9月)
[受賞学生氏名] Ayuni Nur Apsari (総合科学技術研究科)
[授与団体名] 日本木材加工技術協会
[備考] 日本木材加工技術協会第37回年次大会(広島)
[3]. 成績優秀者による授業料免除表彰 (2017年12月)
[授与団体名] 静岡大学長
[備考] 農学専攻の修士2年生から2名
[4]. 学部長表彰 (2014年11月)
[受賞学生氏名] 黒田智美
[授与団体名] 静岡大学農学部
[5]. 優秀発表賞 (2014年10月)
[受賞学生氏名] 黒田智美
[授与団体名] 日本木材学会中部支部
[備考] 日本木材学会中部支部大会(伊那)

社会活動

【講師・イベント等】
[1]. 講習会 木材乾燥講習会 (2022年9月 - 2022年9月 )
[内容] 「木材の物理的性質」について2時間講義した。
[備考] 木材会館(東京都江東区)
[2]. 講習会 木材乾燥講習会 (2020年9月 - 2020年9月 )
[内容] 講習会テキスト第3章「木材の物理的性質」について2時間講義した。
[備考] 木材会館(東京都江東区)
[3]. 講演会 Overview of the Wood Industry in Japan (2019年9月 )
[内容] Guest lecture
[備考] Institut Teknologi Bandung (Bandung, INDONESIA)
[4]. 講演会 難燃処理木材に含まれている薬剤の可視化技術の開発および白華発生メカニズムの検討 (2017年10月 )
[内容] 江間忠研究助成プロジェクト発表会
[備考] (東京都文京区)
[5]. 講演会 「Redistribution of dissolved substances in the free water of wood during kiln drying—aiming to create a new decontamination method for Fukushima timber」 (2016年3月 )
[内容] Guest lecture
[備考] Institut Teknologi Bandung (Bandung, INDONESIA)
【報道】
[1]. 新聞 北羽新報 木高研の窓 その128 「日本の家は「木」と「紙」で出来ている?」 執筆 (2011年9月18日)
【学外の審議会・委員会等】
[1]. 第30回木材乾燥士資格検定委員会委員 (2024年8月 - 2025年3月 ) [団体名] 公益社団法人日本木材加工技術協会
[活動内容]検定試験実施に関わる業務
[2]. 部門委員会 委員 (2023年8月 - 2025年7月 ) [団体名] 一般社団法人日本木材学会
[備考] I 木質材料・接着
[3]. 部門委員会委員 (2023年8月 - 2025年7月 ) [団体名] (一社)日本木材学会
[活動内容]運営への協力
[4]. 理事 (2023年6月 - 2024年5月 ) [団体名] 静岡大学生活協同組合
[活動内容]重要事項決定・業務執行監督
[5]. 理事 (2023年5月 - 2024年3月 ) [団体名] (一社)農学オープンアクセスジャーナル協会
[活動内容]学術雑誌編集、法人の維持運営に関する業務
【その他社会活動】
[1]. 「木材塾」(NPO木の建築フォラム) 事務局 (2006年9月 - 2007年3月 )

国際貢献実績

【その他国際貢献実績】
[1]. 岐阜大学大学院連合農学研究科 南部アジアプロジェクト バンドン工科大学(Institut Teknologi Bandung)主担当教員(リエゾン教員) (2016年4月 - 2023年3月 )
[2]. 岐阜大学大学院連合農学研究科 南部アジアプロジェクト バンドン工科大学(Institut Teknologi Bandung)担当教員 (2015年8月 - 2016年3月 )
[3]. 静岡大学大学院農学研究科とバンドン工科大学(ITB)生命科学工学部(School of Life Sciences and Technology)との部局間協定締結関連業務 (2013年6月 - 2013年10月 )

管理運営・その他